ラートリー一族の約束前・約束後の役割について検討・考察

週刊少年ジャンプ 2018年9号
約束のネバーランド 第72話 CALLより引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




75話の配信で、ラートリー一族って謎が多いよね、

ということが話題に上がった。

もともとどんな立場だったのか、

調停役とは一体何をしているのか
などが分かると、

1000年前のより詳しい状態や、

約束の詳細なんかが見えてきて面白いかなと。



というわけで、今回はラートリー家について、

約束前・約束後、それぞれの役割
などを考えてみる。



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現在分かっている情報


まずは軽く、分かっている情報をまとめていく。

重要そうなのは以下の点。


1.鬼と”約束”を結んだ一族

2.あくまで人間側の存在

3.二世界間の調停役として、代々”約束”を受け継いできた

4.ジェイムズは35代、ピーターは36代当主

5.シェルターやGPを作ることができる

6.ピーターはバイヨンと交流がある



それぞれ簡単に見ていく。


1.鬼と”約束”を結んだ一族




週刊少年ジャンプ 2018年9号
約束のネバーランド 第72話 CALLより引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ジェイムズ曰く、「彼らと”約束”を結んだ一族」。

すなわち、ラートリー一族が直接鬼に会って提案し、

約束を締結した、
という可能性が高い。


2.あくまで人間側の存在





週刊少年ジャンプ 2018年9号
約束のネバーランド 第72話 CALLより引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ジェイムズもピーターも人間である。

それに加えて、

ソンジュの「人間側から1つの提案があった」という説明や、

ジェイムズの「人間の世界の秩序のため」というセリフ、

ピーターの「全ては人間の安寧のために!」というモノローグより、

昔から一貫して人間側の勢力である可能性が高い。


3.二世界間の調停役として、代々”約束”を受け継いできた




週刊少年ジャンプ 2018年9号
約束のネバーランド 第72話 CALLより引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ジェイムズの電話より。

調停役、という言葉を素直に解釈するならば、

争いが起こらないように約束を維持する、ととれる。


4.ジェイムズは35代、ピーターは36代当主




週刊少年ジャンプ 2018年10号
約束のネバーランド 第73話 決起より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




それぞれ35代、36代目の当主。

1000年前から受け継いでいるとすると、1代あたりの任期は28年ほど。


5.シェルターやGPを作ることができる


ジェイムズはシェルターやゴールディ・ポンドを作らせた。

あれだけの施設を作るだけの資源を仕入れることができ、

更に建設するだけの人手がある勢力と考えられる。


6.ピーターはバイヨンと交流がある




週刊少年ジャンプ 2018年9号
約束のネバーランド 第72話 CALLより引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




そして、バイヨンに会ったピーターが、

「お久しぶりです」と声をかけていることから、

普段の職務で貴族鬼との関わりがあると考えられる。




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約束前の役割


以上を踏まえて、約束以前のラートリー一族の立場から考えてみる。

条件として重要そうなのは以下の2点。


1.人間の中でも権力を持っている立場

2.鬼とも交流がある

3.その上であくまで人間側



それぞれ詳しく見ていく。


1.人間の中でも権力を持っている立場


まず、約束を結んだのがラートリーの人間自身の主導だとすると、

人間に約束を納得させるだけの権力が必要となる。

「世界を分ける」という大掛かりなことは勝手に決められないし、

「人間を置いていく」というのに至っては反対する人間も多い。


人道的にもまずいし、単純に人数が減るとできることも減る。

実現できるかも定かではないので、

一市民の立場では、そもそも聞き入れられることはないだろう。


なので、約束がラートリー一族の主導だとすると、

それなりに人間の中でも重要なポストについていた、


という可能性が高い。


2.鬼とも交流がある


続いて、同じように鬼のトップとの交流もある可能性が高い。


まず、この約束について判断するのは鬼のトップもだ。

鬼にとっても大改革といえるわけなので、下っ端が判断できるものではない。


そして、鬼のトップと通常の人間が会うというのはかなり難しいし、

約束を締結するには、ある程度の信頼が必要となる。


というのも、交流がない人間が提案をしてきたら罠を警戒するだろうから。


なので、鬼のトップともそれなりに交流があった、と考えられる。


3.その上であくまで人間側


以上2つの条件から、

人間の中での重要ポストで、かつ鬼のトップとも交流があった。

これだけ見ると中立の第三勢力にも見えるが、

ソンジュの発言によると、約束はあくまで人間側からの提案。

ピーターのモノローグを見ても、やはり人間側の勢力である。



以上の3点を踏まえて考えてみたところ、

ラートリー家は鬼との外交官のような立場だったのではないかと。

具体的には、鬼との戦争を避けるために、彼らと交渉をする立場。

それならば、「約束」を提案するというのは自然。


そして、人間側の重要ポストであるのは間違いない。

人間にとって、鬼との争いはかなり緊急を要する問題で、

それを解決しようとするポジションは文句なく貴重で、権力を持っているだろう。


更に、かねてから交渉を重ね、実際に何か契約などをしていれば、

鬼のトップとの信頼関係もそれなりに築かれている
だろうから、

「約束」もスムーズに受け入れられやすいかなと。



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約束後の役割


そして、約束を締結した現在、

「二世界間の調停役」とは具体的に何をしているのか。

ここについてもちょっと考えてみる。


とはいえ、ジェイムズやピーターの言葉より、

最大目標は人間の世界の秩序を守ること。


そのために約束を維持している、というのは間違いない。

では約束の維持とは具体的に何をしているのか。


現状、約束違反というのは、

1.子供が逃げ、農園が崩壊する(人間側)

2.人間側が鬼に戦争をしかける(人間側)

3.鬼が世界を渡り、人間を襲う(鬼側)

4.鬼が人間を密猟する(鬼側)


この4つが考えられる。

これらを防ぐのがラートリー一族の仕事、といえるだろう。




そのために何をするのかを考えてみたが、

単純に、農園の維持・発展というのが最重要な仕事かなと。


農園の管理をしっかりしていれば子供は逃げないし、

約束のことも知らずに死んでいくので、基本的に人間は違反のしようがない。


人間の世界から戦争をしかけることがあるかもしれないが、

自分が無事ならそれでいいというのが大半だろう。


そして当然、鬼側も農園があれば基本的に約束を破らない。

食料の安定供給があるなら文句はないはずだからだ。

密猟も、原則農園にしか人間がいないはずなので、「狩り」は起こり得ない。


その上で、鬼・人間の各陣営の反乱に対処できるように、

ある程度の武装があれば問題ない。



実際、農園に本を紛れ込ませていることや、

Λ7214を計画段階から知っているあたり、

農園の維持・発展に関わっている可能性は高い。

貴族との関わりがあるのも、意見を取り入れる必要があるため自然。

そのために資源や人手は必要となるため、シェルターやGPを作ることも実現できると、

起こっていることにちゃんと説明がつくので、

単純ではあるが、現状これ以上ない答えかなと。




結論


ラートリー一族の職務としては、

約束以前:鬼との外交官

約束後:農園の維持・発展


である可能性が高そう。


その上で、ジェイムズやピーターが行っている、

シェルターやGP、バイヨン絡みの行動はおそらく例外。


このへんは今後ちゃんとまとめようと思う。



おわりに


情報足りないかなと思ったけど、意外と深く考えられた。

このへんをもとに考えると、

ジェイムズやピーターの行動ももうちょっと発展するかも。








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