シスターが託したペンの意味とは……!?
23話にて、ついにシスターが退場……。
自分なりにやることやっていて、すごく好きなキャラだったので残念です。
しかし、やっぱり彼女はタダでは終わらない。
この世界を壊すため、子供たちの脱出を成功させるよう、
何らかのヒントとなるペンを託しましたね。
ペンには「W.M」の刻印と、
中に隠された、
「B
06ー32」の文字。
今回はそのペンに隠された謎について、
考察していこうと思います!
ペンについての情報
まずはこのペンについて、
分かっている情報と、そこから推測できる仮説を見ていきますね。
1.脱出に関係があり、シスターや子供たちでも分かるメッセージ
シスターが「あれはただのペンじゃない」
「あんたたちにくれてやるわ」
「絶対逃げろよ、クソガキ共!!」
と託したものということで、
脱出の大きなヒントとなるアイテムであることは間違いありません。
その上で、シスターにはその意味が分かるもので、
託したということはノーマンやレイなら気づくことができる情報なのでしょう。
そして、不本意だけど、ってことは、
シスターがもっていて価値のあるものだったということでしょう。
彼女は外へ出ることができないわけですから、
脱出の鍵というよりも、鬼に対する対抗手段といった意味合いが強いのかもしれません。
2.本部で鬼と話していた男が落としたもの
クローネの回想より、
このペンは鬼と話していた男が落としたもの。
「W.M」の表記があることから、
この男性がウィリアム・ミネルヴァである可能性が浮上しました。
寄贈した本に子供たちへのメッセージを送っているため、
このペンもなんらかのメッセージといえるでしょう。
しかし、いくつか疑問点はあります。
1つは、これは偶然落としたのか?
それともわざと落としたのか?
これはわざと落とした可能性が高そうです。
なぜなら、「子供たちを救う情報なら、もっと慎重に扱うはず」ですから。
ともすれば鬼に拾われ、気づかれる可能性がある。
普通ならそんなものはそもそも持ち歩かないか、
持ち歩いているなら絶対に落とさないように警戒するはずです。
もし落とした男が子供たちの味方ではなく、
ペンが単なる機密情報だったとしても、
落としたときのリスクはめちゃくちゃ高く、警戒するはず。
というわけで、とっさに隠れたシスターに気づき、
何らかの情報を人間側にリークしようとペンを落とした、
というのが有力かなと思います。
そしてもう1つの疑問は、この男がウィリアム・ミネルヴァなら、
なぜペンは寄贈しないのか?
脱出のヒントとなるならば、本のように寄贈するべきです。
ですがそうはしなかった。
これは、記されているヒントが見つかりやすく、
また直接的すぎる、という可能性が高いのかなと思っています。
つまり、「B 06-32」というのは、モールス符号と違い、
関係者が見れば一発で分かってしまうのでは……ということですね。
シスターがこのペンの価値に気づいていることからも、
十分にこの説は有力でしょう。
このペンの意味を予想してみる!
さて、ここからは以上の情報をもとに、
このペンや「B 06-32」というメッセージの意味を考えてみます!
1.「B 06-32」は暗号説
このアルファベットと数字を読み解けば、
何か意味のあるメッセージになるという説です。
アルファベットのBのあと、
改行してから数字が書かれているため、
「B」「数字」でそれぞれ独立している、
あるいは「B」が大きな括りで、その後の数字が細かい分類
という2パターンが考えられそうです。
とはいえ、どちらかに限定するのは、
現状明らかになっている情報だけでは不足ですので、
まだ考えないことにします。
まずは情報量の多い数字から。
この作品において重要な数値といえば、
「年齢」
「スコア」
「マイナンバー、識別番号」
この3つ。
「06-32」と関係がありそうなのは年齢でしょうか。
6歳~32歳に何かがある、と。
もちろん、この数字が途中で、
右に更に何か書かれている可能性もありますね。
そうなるとマイナンバーもなにかあるかもしれません。
スコアは現状関係がなさそうですね。
続いてアルファベット。
とっかかりがないので、
Bから始まる英単語をいくつか考えてみます。
baby(赤ちゃん)、back(後ろ)、battle(戦い)、
best(最良の)、bone(骨)、blood(血)、bless(祝福する)……。
数字、特に年齢が関係ありそうなのは、
bone、bloodあたりでしょうか。
6~32歳の骨や血には何か価値がある、というような。
とはいえ、脱出のヒントになるかと言われると微妙。
backもありえるかも。
06~32というのがどこかの座標で、
その後ろから脱出できる、というメッセージだったりして。
ちょっと思ったんですけど、
図書館の本棚って、
本の種類やどの棚にあるかなどを、
英語とか番号で示しますよね。
もしかしてそれなのでは……?
そこにある本が脱出のヒントになる、
というミネルヴァからのヒントかもしれません。
2.何かのパスワード説
これはもう単純に、
脱出に必要なパスワードだという説。
門の周辺にはパスワードを入力するような、
キーボードみたいなものはありませんから、
あるとしたら外の世界でしょうか。
となると、本部の隠し部屋や、
鬼に支配されていない人間たちの集まる場所のパスワード
である可能性が高そうですね。
3.ペン自体が鍵説
そして最後に、このペン自体がどこかの鍵、
という説。
ペンに書かれた「B 06-32」というのは、
ただの通し番号のようなもので。
「ただのペンじゃない」というのが、情報的価値ではなく、
素直に普通のペンじゃない仕掛けがある、
と解釈できなくもないかなと思いました。
まとめ
というわけで、シスターのペンについて考えてみました!
個人的には、
B06-32というのは本棚の番号で、
そこにある本がヒント、という説を推します!
シンプルに、彼が提供した本や、PROMISEの暗号と関係がありそうですからね。
「B」はbrain〔脳〕ではないのでしょうか?
>しゅポンさん
コメントありがとうございます。
◆◆B=brain◆◆
その可能性もありましたね。
最近本誌では意味が明らかになりました。
Bは単語の頭文字というより、座標を表すものでした。