アダムの行動の謎・なぜこのタイミングで現れたのかを考察

週刊少年ジャンプ 2018年29号
約束のネバーランド 第91話 ありったけを より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




91話で、いなくなっていたアダムが現れた。

レウウィスに攻撃をしたということで、以前考察したように、

子供たち側の味方である可能性は高いと考えられる。



しかし、このタイミングで現れた理由は不明。

これまで一体どこへいたのかも含めて謎が多いので、

今回はアダムの行動について考えてみる。



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ヒントになりそうな情報


まずは、アダムについて現在分かっている情報から、

ヒントになりそうなものをまとめていく。


ヒント1.普段は風車の扉を見張っている

ヒント2.今回の計画でも扉を見張っていた

ヒント3.ナイジェルが風車から出ていった後から、ぺぺが出る間にいなくなった

ヒント4.ルーカスが「最後の手段」を考えていた

ヒント5.エマたちが作戦を変更してから姿を現した



それぞれ簡単に見ていく。


ヒント1.普段は風車の扉を見張っている




週刊少年ジャンプ 2018年6号
約束のネバーランド 第69話 合わせたい人 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



まずは普段のアダムの行動について。

ルーカスや子どもたちの拠点となっている風車の扉を守っていた。

ここから、

a.意思疎通が可能

b.子どもたちに協力的

c.ルーカスからの信頼を得ている


ということが分かる。


意思疎通については、ヴァイオレットいわく、

「言葉はあまりわからない」らしいが、噛み砕けば通じるようだ。

更に、扉を通す人間は判断できているため、知能的には問題がない。


そして、扉番という与えられた役割をしっかりこなしているため、

子どもたちに協力的であったと考えられる。


更に、重要なポイントである風車の守護を任されているため、

ルーカスからの信頼を得ている可能性が高い。


ヒント2.今回の計画でも扉を見張っていた




週刊少年ジャンプ 2018年24号
約束のネバーランド 第86話 戦力 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、今回の計画でも風車の扉を守っていた。

そのため、彼自身は外の戦況を把握する機会はほとんどない。

拠点はアダムがいる場所の下で、

かつ地下へ向かう子供は、森側から地下へ向かうからだ。


ヒント3.ナイジェルが風車から出ていった後から、ぺぺが出る間にいなくなった




週刊少年ジャンプ 2018年25号
約束のネバーランド 第87話 境界 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ナイジェルがレウウィスのところへ向かう直前は、風車の扉を守っていた。

その後、レウウィスとの戦いが始まった直後、

ぺぺが風車から村へ向かう際に、アダムはいなくなった。



その際のリアクションから、

少なくともぺぺはアダムがいなくなった理由を知らないことも分かる。


ヒント4.ルーカスが「最後の手段」を考えていた




週刊少年ジャンプ 2018年23号
約束のネバーランド 第8話 どうしたら より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、本来の計画の他に、ルーカスは最後の手段を検討していた。

これは、エマやナイジェルといった限られた人間でレウウィスと戦う際を想定しているもの。

なので、追加の戦力としてアダムをカウントする、アダムを囮にするなど、

この最後の手段に関わっている可能性がある。


また、ルーカスが躊躇しているため、

本来の目的である、「レウウィスを殺し、全員でGPを逃げ出す」

というものから遠いもの
と考えられる。



ヒント5.エマたちが作戦を変更してから姿を現した





週刊少年ジャンプ 2018年29号
約束のネバーランド 第91話 ありったけを より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、今回、エマたちが戦術を変えてから、ようやくアダムが姿を現した。

何かしら準備をしていたか、誰かから指示を受けて動いたという可能性が考えられる。


また、レウウィスに対してレンガでできた建物の一部を投げている。

そこから、かなりのパワーがあることが分かる。



◆◆ここまでの所感◆◆


やはり以前考察とおり、基本的には子どもたちの味方である可能性が高い。

建物の一部を投げるなど、戦力としても十分有力。


ではなぜ、ぺペが風車から出る前に持ち場を放棄して、

なぜこのタイミングでレウウィスの前に現れたのか?


このあたりについて考えていく。



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アダムはなぜいなくなった?なぜこのタイミングで現れた?


それでは、なぜあのタイミングでいなくなったのか?

そしてなぜこのタイミングで現れたのか
を考えていく。


可能性としては3パターン。


1.自分の意志でレウウィスを倒しに行った


まずは、戦況を自らで判断し、ナイジェルが向かったところへと着いていったというパターン。

アダムが自分の意志で判断した可能性はどこまで言っても否定はしきれない。


しかし、アダムは自分では戦況を判断できない。

ナイジェルが何の目的もなく、アダムに戦況を話すほどの時間もないため、

完全にアダムのみの意志で動いている可能性は低いかなと。


2.ルーカスの指示で動いた


続いて、ルーカスの指示によって、レウウィスと戦うために動いた可能性。

こちらは十分考えられる。

追加の戦力として有力だし、

戦力不足であればアダムを加えて、レウウィスと戦うことを考えるだろう。

この場合は、ナイジェルからルーカスの指示を伝えれば、

そのとおりに動くことに違和感はない。


しかし、この場合はタイミングがおかしい。

戦力として用いるのであれば、すぐにでもレウウィスと戦うのが自然。

少なくとも連携は取るべきで、エマたちのもとへと向かうだろう。


何かしらの準備をしていた可能性もあるが、

それはアダムじゃなくてもできることが多いし、

アダム自身が何かを持っている様子もない。



なので、エマたちとは全く別の動きをしていた可能性が高い。


3.「最後の手段」として待機していたが、エマたちの指示で動いた


そして最後に、レウウィスを倒すという目的ではなく、

別の目的、「最後の手段」として動いていた可能性について考える。


これならば様々なことに説明がつくので、根拠をまとめていく。


a.なぜアダムが最後の手段に関わっているのか

アダムが最後の手段として動いていたというが、なぜそう考えたのか。

それは、ルーカスの躊躇いと、ナイジェルが出ていった後にいなくなったことの2点が理由となる。


ルーカスの躊躇いから、最後の手段とは、

目的を達成できない際の次善の策である
と考えられる。

「鬼を全員倒し、子どもたち全員で脱出する」というのを達成できない。

つまり、何らかの犠牲が出ることは間違いなく、少なくとも完全なものではない。


失敗したときのための策であり、何らかのデメリットがあるものであれば、

あまり多くの子供が初めから知っていると、士気が下がりかねない。

そのため、レウウィスと確実に対峙するエマと、

彼女と2人で戦うことになりかねないナイジェルにだけ教えた。


この計画にアダムが関わっているとすると、

ぺぺがアダムがいなくなったことに驚いていたのにも説明がつく


アダムがレウウィスを攻撃しにきたことから、味方側の勢力であることは間違いない。

しかし、上に書いたように、完全に自分の意志で動くことは考えられない。

であれば、一緒に戦うはずのぺぺが共有していないはずがない……、

という矛盾が解消されるのだ。


何故か。

ピンチになるのが確実な2人にしか、アダムが動く「最後の手段」を共有できなかったからだ。

ぺぺが村へ向かうときはタイムリミットが過ぎていたし、

ヴァイオレットがルーカスと情報共有していたため動けなかった。

だから、アダムは子供たち側の計画に関わっていたが、

ぺぺはそれを知らずに、離脱に驚いた……
と説明できる。



そして、ナイジェルが風車から出た後にいなくなったことも、

アダムがこの「最後の手段」に関係していることの理由となる。

すなわち、ナイジェルがルーカスの指示をアダムに伝えたことによって、アダムが動いたということだ。


単純に、あのタイミングでアダムがいなくなるのは、

ナイジェルに戦況や指示を聞かない限りありえない。



それに加えて、上に書いたように、事前に共有しづらい計画なので、

あまり計画前に大きくアダムを動かすことができない。

状況に応じて指示をする必要があって、

そのために、直前でナイジェルにアダムを動かすようにルーカスが言ったのではないかと。



b.このタイミングで現れた理由

そして、このタイミングで現れた理由について。

これは、「最後の手段」として別の動きをしていたが、

レウウィスに対抗する戦術がはっきりしたから、そのためにアダムを呼び出したのかなと。


最後の手段がアダムを利用することだとすると、アダムをレウウィスと戦わせることはできない。

彼が死んでしまうと、その次善の策が成り立たなくなってしまうからだ。

だから、すぐにエマたちと合流することをしなかったと考えられる。


その上で、エマたちが見つけた突破口は手数で押すこと。

少しでも人数が多いほうが良い。

更にレウウィスに視覚がないため伏兵として役に立つ。

アダムを呼ぶことで今回の戦術の勝率が上がると判断できるため、

最後の手段を捨ててでも呼ぶ価値がある
といえる。


以上がアダムの行動について。

以下で結論をまとめる。



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結論


アダムのいなくなった理由や、今になって現れた理由を考えた結果、

「最後の手段としてエマたちとは別に動いていたが、

レウウィスを倒すためにエマたちが呼び出した」


というのが妥当かなと。


最後の手段は目的を達成できない、デメリットが大きいなどの理由から、

あらかじめ多くの子供に共有すると、士気が下がってしまう。

そのために、エマだけがあらかじめ知っていて、ピンチとなったナイジェルに、

「最後の手段って知っている?」と聞いたのだろう。


で、アダムがこの最後の手段に関わっているとすると、

アダムがいなくなって驚いていた、ぺぺにも説明がつく。


あらかじめ共有できず、時間的に、彼には説明ができなかったのだ。


更にいうと、ナイジェルがいなくなった後に消えたことから、

彼が最後の手段をアダムに伝え、動かした
と考えられる。


そして、このタイミングで現れたのは、

最初は「最後の手段」として別に動いていたから。

しかし、手数が必要となり、

ナイジェルやエマ経由でレウウィスを攻撃するように指示されて現れた
のではないかと。


具体的な最後の手段はわからないが、

・なぜいなくなってすぐやってこなかったのか

・味方のはずなのに、ぺぺはアダムが離脱したことを知らなかったのか

・そしてなぜこのベストなタイミングでやってきたのか


ということにすべて説明がつくため、筋は通っていそうだ。




おわりに


本日も考察放送をした。

91話伏線・考察まとめ配信ログ(2018年6月18日放送)

最後の手段とは何か、GPからどうやって逃げるか、

ヴァイオレットが何してるのか、などいろいろ話したのでぜひ見て欲しい。







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