アダムの描写から、Λ7214農園の目的について再考

週刊少年ジャンプ 2018年30号
約束のネバーランド 第92話 撃ちまくれ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



92話のアダムに関する描写から、

Λ7214農園がどんな場所なのかのヒントが増えてきた。

なので今回は、Λ7214農園について、

一体何が目的なのか、何をしようとしているのか
を改めて考えてみる。



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ヒントになりそうな情報


まずは、現在明らかな情報から、ヒントになりそうな情報をまとめていく。

重要そうなのは以下の5点。


1.アダムが育てられた農園である

2.他にも体格・特徴の異なる子供がいる

3.ノーマンが生活を管理され、テストを受けている

4.ラートリー家が運営に絡んでいる

5.貴族鬼が出資している



それぞれ簡単に説明していく。



1.アダムが育てられた農園である




週刊少年ジャンプ 2018年12号
約束のネバーランド 第75話 不屈の葦 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



まず、アダムが育てられた農園である

アダムは体格が大人と比べても大きく、筋肉が肥大している。

家を投げたり、レウウィスをパンチで吹き飛ばすなど、

通常の農園の子供よりも圧倒的に力が強い。

少なくとも、少し筋トレをしたくらいでは、ああはならない。


一方で知能は発達していない。

言語があまり分からない、複雑な思考・行動ができないなど、

どちらかというと量産農園のような質である。


これらのことから、Λ7214では、これまでの農園とは違った育て方をしていることが分かる。


2.他にも体格・特徴の異なる子供がいる




週刊少年ジャンプ 2018年11号
約束のネバーランド 第74話 特別な子 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



他にも、Λには様々な特徴を持った子供がいる。

アダムのような肉体派もいれば、体の小さな子どももいるため、

単純に体のすごい子供を作ろうとしているわけではない事がわかる。


研究員いわく、「特別な子供が選ばれる」ということなので、

それぞれ何かに特化した能力をもっている
と考えられる。


3.ノーマンが生活を管理され、テストを受けている




週刊少年ジャンプ 2018年11号
約束のネバーランド 第74話 特別な子 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



更に、知能に特化したノーマンも連れてこられている。

毎日GF以上の難度のテストを受けていて、

知能を伸ばす、測るなどの活動も行っている。



週刊少年ジャンプ 2018年11号
約束のネバーランド 第74話 特別な子 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか


他の子供たちがいるような部屋とは全く別の扱いで、

彼らの存在も知らない。


4.ラートリー家が運営に絡んでいる




週刊少年ジャンプ 2018年11号
約束のネバーランド 第74話 特別な子 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



Λにノーマンを連れてきたのはピーター・ラートリー。

ラートリー家は約束の調停役なので、

鬼の世界に干渉できる唯一の人間である可能性が高い。


その人間が運営に関わっていることから、

基本的には人間側にも、この農園を運営するメリットが有ると考えられる。


5.貴族鬼が出資している




週刊少年ジャンプ 2018年30号
約束のネバーランド 第92話 撃ちまくれ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、バイヨンがΛに出資していることもわかった。

出資者には試食品も提供されている。


このことから、鬼側にもΛの情報が公開されていて、

利益があるからこそ出資されている可能性が高い。


どうなるか分からないものに出資するわけではないだろうから。



◆◆まとめると◆◆


ここから重要な要素を抽出すると、以下の2点に集約される。


a.様々な種類の、高い能力をもった子供を育てている

b.鬼と人間の両陣営に利益がある(win-winである)



ここを踏まえて、Λ7214の目的を考えていく。



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Λ7214農園の目的は何か?



以上を踏まえて、Λ7214農園の目的を考えていく。

いくつかパターンを考えて、

上で明らかになった情報やヒントをもとに検討する。


1.様々な能力を持った人間を合わせて、すべての能力に秀でた子供を作る


以前考えた結論として、

「”特別な子”を集め、それを継ぎ接ぎにして、

全能の子供を創り出す」


というものがあった。

しかし、これは現状考えづらくなった。


というのも、アダムが「試食品」として出荷されていることだ。

つまり、これである程度「完成」したことになって提供されていると考えられる。

しかし、全能の子供を作り出すことがこの農園の目的であれば、

知能が不完全な状態で提供するとは考えづらいかなと。



2.鬼に対抗するための人間を作っている


次に、様々な能力を持った人間を集め、

鬼に対抗する手段として用いようとする可能性。


実際、アダムは力が強く、レウウィスに匹敵する力を見せつけたため、

戦力としては十分有効
と考えられる。




ただし、微妙な点もいくつかある。

1つは、鬼を倒すのに筋力はいらないということ。

ものを投げたり、腕を折ったりはできるが、その能力は核を壊すのには向かない。

仮面を割るにしても、近づくよりも戦略的に動いて武器を使った方が良い。

非効率なアプローチをする必要はあまりないのではないかと。



もう1つは、鬼が承諾しているという事実。

出資を募る以上、どういった子供を作るかといった情報は明らかにしているし、

「試食品」として、驚異となりうるパワーのアダムを提供している。

その上で鬼が出資をしているため、

育成や出荷の予定が明らかになっている、

戦闘に実用的な数を作り出すのが困難、

などの要素から、問題ないと判断されている可能性が高い。



3.人間の進化・発達の可能性を探っている


そして単純に、「人間の進化の可能性を探る」という目的。

これであれば、肉体派や最高峰の頭脳など、

様々な「特別」な子供を集める・育てる
のに説明がつく。


・人間のどの能力をどこまで伸ばせるか
・どう発達すれば鬼が美味く感じるのか


といった点が未知数で、それらを探る必要があるからだ。

そのため、様々な能力を持った子供を育てるのは自然かなと。



そして、人間と鬼のお互いに利益があるというのも満たす。

「人間のさらなる進化・発達の可能性を探る」というのは、

鬼側、人間側の両方に利があることだからだ。


鬼側は単純に、今よりも食料の質が向上する可能性があることが利益である。

試食品が提供されていることから、食料目的であることは間違いない。


一方で人間側は、人間の進化の可能性が見える。

より秀でた人間を意図的に作り出すことができれば、人間の世界はより豊かになる。

しかし、人間の世界では人道的にこういった実験はできないため、

隠れてそういった実験ができる場所というのは貴重である。


ということで、「人間のさらなる進化・発達の可能性を探る」

のは、鬼と人間の両方に利益がある。

ひとまず、鬼と人間の両方が動く理由となりうるだろう。



以上から、「人間の進化の可能性を探る」というのが、

今の段階では最も有力と考えている。





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結論


というわけで、92話で明らかになった情報を加え、

Λ7214農園の目的について改めて考えてみた。


結論としては、

「人間のさらなる進化・発達の可能性を探る」

という目的が、現状最も適している。



というのも、現在明らかな情報から考えると、

1.様々な方向性の違う特徴を持った子供を扱っている
2.鬼と人間の両方に利益がある


という2点が重要。


「人間のさらなる進化・発達の可能性を探る」

という目的であれば、

1.様々な方向性の優れた子供を調べる・育てるのも自然で、
2.鬼は更に質の良い人間を食べられ、人間はさらなる発展を目指せる


と、両方を満たすことになるため、

他の説に比べ筋が通っている。



おわりに


今回も配信をした。

92話伏線・考察まとめ配信ログ(2018年6月25日放送)

Λに関してここにない可能性をコメントでいただいたり、

エマのピンチにどうするか、などを考えたのでぜひ見て欲しい。






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