アンドリューが支援者、あるいはその味方である可能性について考察

週刊少年ジャンプ 2018年39号
約束のネバーランド 第100話 到着 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




今回はピーターの部下である、アンドリューについて考えていく。

Twitterやコメントで、

「アンドリューは実は支援者やその味方なのではないか?」

という声をいただいたので、それについて実際に検討していく。



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アンドリューについて分かっている情報


まずはアンドリューについて分かっていることをまとめていく。

重要なのは以下の点。


1.ピーターの手下で、そのリーダー格

2.子どもたちを殺すためにシェルターを捜索していた

3.フィルのいるGFのプラントへとやってきた

4.指で「トン トン」と音を出している



それぞれ簡単に説明していく。


1.ピーターの手下で、そのリーダー格




週刊少年ジャンプ 2018年36・37合併号
約束のネバーランド 第98話 始まりの音 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



アンドリューは、ピーターの指示によって鬼の世界で動いている。

ピーターによって、「君が指揮を取れ」と言われているため、

現地での行動は彼の判断によって行われている。


2.子どもたちを殺すためにシェルターを捜索していた




週刊少年ジャンプ 2018年36・37合併号
約束のネバーランド 第98話 始まりの音 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、子どもたちの居場所を突き止め、

殺すためにシェルターを探していた。


しかし、ダミーのプラントへ誘導され、それは叶わなかった。


3.フィルのいるGFのプラントへとやってきた





週刊少年ジャンプ 2018年39号
約束のネバーランド 第100話 到着 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして今回、フィルのいるGFのプラントへとやってきた。

出荷を見たフィルの様子を不審に思った飼育監の連絡によるものと考えられる。


4.指で「トン トン」と音を出している






週刊少年ジャンプ 2018年36・37合併号
約束のネバーランド 第98話 始まりの音 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




週刊少年ジャンプ 2018年39号
約束のネバーランド 第100話 到着 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、ピーターへ連絡をとっているときや、

フィルに声をかけたときなど、

指でトン トンと音を立てている。



支援者について分かっている情報


続いて、エマたちを援護したり、連絡をとったりした支援者

について分かっていること
をまとめていく。


1.エマたちの連絡の7日後に連絡をしてきた

2.今はシェルターへ接触できない

3.シェルター周辺の痕跡を偽造した



こちらもそれぞれ見ていく。


1.エマたちの連絡の7日後に連絡をしてきた




週刊少年ジャンプ 2018年38号
約束のネバーランド 第99話 クヴィティダラ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



エマたちがシェルターの電話から連絡した際、

本来の手はずであれば24時間以内に折り返してくるはずが、

7日後に連絡を返してきた。

連絡はモールスによるものだった。


2.今はシェルターへ接触できない




週刊少年ジャンプ 2018年36・37合併号
約束のネバーランド 第98話 始まりの音 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



連絡の内容は敵がピーターであることと、

今は会えないがいずれ接触する、

だからそこを動くな
、というもの。


3.シェルター周辺の痕跡を偽造した




週刊少年ジャンプ 2018年36・37合併号
約束のネバーランド 第98話 始まりの音 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、アンドリューがシェルターの位置を誤認するように、

シェルターへ向かう子どもたちの痕跡を偽造した。


以上を踏まえて、

アンドリューと支援者との関連性について考えていく。






アンドリューは支援者、あるいはその味方なのか?


今回の命題である、

アンドリューが支援者、あるいはそれに類する味方かどうかを考えていく。


結論から言うと、

支援者らしい動きがそれなりにあり、可能性としては十分ありえると考えている。


根拠となるのは以下の3点。


1.ダミーシェルターへの誘導の難易度の高さ


最も大きいのは、ダミーシェルターにピーターの部下を誘導することの、難易度の高さ

支援者がこれを実行するには、

ピーターよりも早くGPの崩壊に気づく必要がある。

しかし、GPを支配していたのはピーターとつながっていたバイヨン。

そのため、基本的に最速で気付くのはピーターである。


これよりも早く動くためには、2パターンしかない。

a.GPやシェルター周辺を常に観察していた

b.ピーターの部下に内通者がいる


aのパターンの場合、いくらでも手助けするタイミングがあった。

なので、bの内通者がいて連絡している、

あるいは内通者本人が動いているという可能性が高い。




その上で、アンドリューはピーターの部下を誘導しやすい。

その場で痕跡を偽造することができるし、

彼が指揮をとっているため非常に誤導させやすい。



2.連絡の内容


そして、連絡が遅れたこと、そして今は会えないというのは、

彼が今ピーターの部下とともに動いているからだとも考えられる。

モールスによる連絡なのも、

周囲にピーターの部下がいて連絡が難しいという要因がありえるかなと。


3.トントンと音を出す癖


最後に「トン トン」という音を出す癖。

これは周囲にバレないようにモールスで連絡を取っている、ということが考えられる。

つまり、周囲の部下にバレないように、電話や無線などを通し、

支援者側へとメッセージを伝えている
のではないかと。


フィルに話しかけるときもトントンやっているが、

このときは周囲にピーターの部下はいないように見える。

しかし、飼育監に対してバレないように支援者側にメッセージを出している、

あるいはフィルへとメッセージを伝えている
、という可能性はあるかなと。



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結論


アンドリューが支援者、あるいはその仲間である可能性について考えてみた。

結論としては、その可能性は十分考えられる。


というのも、ピーターの部下よりも早くGPの崩壊を察知し、

シェルター付近の痕跡を偽造するということが、かなり難しい。


これを実現するには、常にGPやシェルターを見張っているか、

ピーター側に内通者がいる
ということが考えられる。

しかし、常に見張っていたのであれば、もっと手助けするタイミングがいくらでもあった。

そのため、基本的にはピーター側に内通者がいると考えられる。


その上で、アンドリューはその場にいるため偽の痕跡を作りやすく、

部下の動きの制御もたやすい。


今動けないことや、モールスでの連絡もピーター側に悟られないためだと考えると、それなりに筋は通る。


また、トントンと音を鳴らす癖がモールスである可能性もあり、

周りに気づかれないように、通信機を通して連絡したり、

フィルにメッセージを送っている可能性はありえる
かなと考えている。


おわりに


100話についていろいろ考えたので、こちらもぜひ見て欲しい。

D528-143地点、「クヴィティダラ」及び七つの壁がどんな場所なのか考察

100話伏線・考察まとめ配信ログ(2018年8月27日放送)








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