イザベラ、やばくね?
ノーマンが逃げ、更にはレイまで出荷できなくなりそうな展開。
こうなると、イザベラはけっこう苦しくなってくるんじゃないでしょうか。
なんといっても、最高級品。
1人逃すだけでも首が飛びそうなもんですが、それが2人。
脱走が成功しちゃうと、もうどんなひどい目にあうやら。
……しかし、ママの余裕がないところなんて、全然想像できません。
そんぐらいの強キャラとして描かれてきましたよね。
涼しい顔が崩れるのはまだまだ先、そんな感じがします。
じゃあ、ノーマンの潜伏にはどう対応するのか?
これがすごく楽しみなので、考えてみたいと思います!
目的・条件
まずは、この攻防について、
イザベラ側、ノーマン側の目的や条件を確認していきます。
イザベラ側の目的・条件
目的:生き延びる。
そのために子供、特にフルスコアを逃さず出荷する。
条件:
1.ノーマンを夜までに出荷する。
(できない場合、レイorエマを出荷する?)
2.鬼の存在がバレたことを本部(グランマ以外)に隠す。
3.脱走されたことも知られてはいけない。
4.普段どおり子供たちの世話をする。
(=子供たちに違和感を覚えさせない)
こんな感じですね。
目的は生き延びること。そのために農園に従っているんでしょう。
3話ラスト、
「誰一人逃がさない、生き残るのは私よ……!」
というセリフから、
基本的には、子供を逃した瞬間アウトと見て良さそうです。
つまり、ノーマンが姿を消した今、大ピンチ、のはず。
条件1は、ノーマンを夜までに出荷。
言ってることが本当ならば、本部からの通達らしいので、
これで出荷できない、とはいきづらいでしょう。
お偉いさんの発注でしょうからね。
しかもフルスコアは最高級品、いわば目玉商品です。
これが出せないと、信用に関わります。
代わりにレイやエマを出荷することも考えられますが、
エマの言うとおり、「傷つけちゃいけない高級品」のようですから、
彼女はまず不可能。
レイも怪我をする前に出荷する必要があります。
2、3については、本部や鬼側に、
制御できていないことが伝わってはいけないという条件。
こんなもんバレたら一発でアウトです。
グランマは一応鬼バレしていることは知っていますが、
制御できていることが前提。
ノーマンを取り逃がし、それがバレてしまえばアウトです。
外で監視役にノーマンが見つかってもアウト。
「監視役がいっぱいいるから外へ出られない、潜伏一択」
という読みはできるものの、できれば姿をくらます前に確保したいはず。
そして条件4。
子供たちに不信感を抱かせない対応が必要です。
違和感を抱いてしまうと、ハウスの目的である、
「のびのびと育てる」ことができなくなります。
その上、全員で脱走する際、
エマたちの話がスムーズに伝わってしまうので、
決断が早くなったり、結束力が上がったりなどが予想され、
結果、脱走の成功率が上がることにつながります。
こうして見ると、なかなか制約が多いです。
基本的にイザベラ1人で対応する必要がありながら、
それでいて子供たちに違和感を抱かせないよう、
極力普段どおり振る舞う必要があるわけですね。
ノーマン(子供たち)側の目的・条件
一方、ノーマン側はこんな感じ。
目的:みんなで生き延びる
条件:
1.ノーマンはエマの怪我が治るまで
(ママ曰く、全治1~2ヶ月)、
ママに見つからないように、ハウス内に潜伏する
2.レイ、エマは怪我や病気などで、出荷されないようにする
3.下見をする
4.脱出の準備を整える
今回の潜伏に関してはこんなところです。
条件1は、潜伏の期間。
最短でも1ヶ月と、まあまあ長いです。
食料などを考えると、けっこうしんどそう。
そのあたり、レイたちのサポートが必要そうですが、
そこから足がつく可能性が高そうです。
条件2は、ノーマンの条件というより、エマとレイの条件。
怪我や病気で保留する、ということですが、
とりあえず出荷→逃げられない別の場所で保管なんてのがありそうです。
なので、時間を稼ぐ方法を考える必要がありそう。
ノーマンの手がかりを少し残して、まだ出荷できる可能性がある、
と思わせるみたいな感じで。
条件3は、脱出後のことを考えた下見。
塀の上に登って外を見る都合上、やっている間は無防備。
下で待ち伏せされれば、逃げようがありません。
警備が甘いうちに、ということでしたが、
それを読まれて待ち伏せされると捕獲されかねません。
最後に、本命の脱出の準備です。
作戦のすり合わせなどをする必要がありますから、
レイたちとコンタクトをとらなければいけないでしょう。
外はあまりにも情報が少ないので、イレギュラーへの対応や、
他の子供たちをどう連れて行くか、
逃げる間の食料や生活用品の確保など、決めることは多そうです。
しかし、直接会うとママに感づかれる可能性があるため、
最低限の接触にする、あるいは置き手紙などの連絡手段の用意など、
いろいろ考える必要がありますね。
こっちはこっちでしんどそう。
イザベラに気づかれないように、
外への脱出も並行して準備しなきゃいけません。
イザベラはどう対応するか?
子供たちは1~2ヶ月を前提に動きますが、
イザベラはさっさとノーマンを出荷しないといけません。
となると、キツイのはイザベラ側だと思います。
というわけで、キツイ側の策を考えてみます。
子供たちに探させる
「ノーマンがいないの! みんなで探しましょう!」
と子供たちに声をかけて、探させる方法。
広い敷地内を、大人数で探すことができます。
欠点は、見つけた子供が懐柔される可能性があること。
鬼から逃げようとしていることを、
小さい子には説明できない(しても理解されない)でしょうが、
ノーマンへの信頼や、別れるのが辛い子供もいるでしょうから、
見つけても捕獲することはできないかも。
その場合、小さい子供なので、様子を観察すれば、
ボロを出しそうなので大丈夫そうでもあります。
レイを拘束する
みんなに探させているのに並行して、
レイが怪我しないよう、拘束する必要もありそうです。
子供たちが不信感を抱かないようにする必要があるため、
ノーマンを探させている途中に拘束する、って感じかな。
ただこの場合、拘束した後どうするのかが難しいですね。
「レイが風邪をひいた」、と子供たちに伝えて、
レイを別の場所に隔離するのが無難かな。
風邪が移るといけないから、と近づけさせないことができます。
まとめ
というわけで、ノーマンの潜伏に対して、
イザベラがどう対応するのか考えてみました。
子供たちに探させて、その隙にレイを拘束するというのが、
個人的には綺麗かな、と思います。
実際はどうくるのか……。月曜日が楽しみです。