農園を襲ったミネルヴァはGPの電話と同一人物か?目的の食用児の楽園とは何か考察

週刊少年ジャンプ 2018年52号
約束のネバーランド 第113話 楽園の王 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



113話で、電話をかけてきたミネルヴァと、彼に従う食用児たちについて描写された。

彼らは農園を襲い、食用児たちの楽園を作ることを目指しているという。

今回は、このミネルヴァはGPの録音と同一人物なのか、

「食用児の楽園」とは具体的に何を指すのか
、といったことについて考えていく。



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ヒントになりそうな情報


まずは今分かっている情報から、

農園を襲ったミネルヴァについてヒントになりそうなものを挙げていく。

重要そうなのは以下の通り。


1.農園を襲った4人は食用児




週刊少年ジャンプ 2018年52号
約束のネバーランド 第113話 楽園の王 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか


まず、ミネルヴァとともに農園を襲った4人は食用児である。

厳密には少女のみが「食用児(アタシら)」と発言しただけのため、

少女ともう何人かのみが食用児という可能性もあるが、

少なくとももう1人以上は食用児だと判明している。



また、少女は鬼を何度も食べていると言われているため、

これが初めての襲撃ではなく、複数回農園を襲っていると考えられる。


全員、体格は成熟している。

そのため、満期直前で脱獄した、あるいは早い段階で救助された

という可能性が考えられる。


2.ミネルヴァはすべての農園を破壊し、食用児の楽園を作ろうとしている




週刊少年ジャンプ 2018年52号
約束のネバーランド 第113話 楽園の王 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、食用児たちを従えているミネルヴァは

「農園を破壊し 全食用児を解放し この世界(ネバーランド)を終わらせる」

「私は食用児(きみたち)の楽園をつくろう」


と目的を語っている。


3.このミネルヴァはシェルターへ連絡し、彼らを「ライオンのあご」へ呼び出している




週刊少年ジャンプ 2018年52号
約束のネバーランド 第113話 楽園の王 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、ミネルヴァはシェルターへと放送を送っている。

このメッセージにより、エマたちを「ライオンのあご」へ来るようにと伝えている。


また、「生き延びてくれよ、少年少女たち」と発言していた人物のフードとも一致するため、

シェルターに食用児がいることを認識し、彼らとの接触を望んでいると考えられる。


4.既に高級農園の食用児を大量に助け出している





更に、ミネルヴァは「食用児の楽園をつくろう」と、たくさんの子供の前で宣言している。

この発言に歓声が湧くことからこの子供たちは食用児であり、言葉を解するため高級農園の出身だろう。

つまり、量産型農園だけでなく、高級農園に対しても何らかのアプローチをし、

食用児を拠点へ連れて帰る、ということを成功させている。



その上で、急に助け出してもここまでの信頼は得られない。

何故なら、食用児は農園の生活で幸せだったはずなのだ。

それなのに彼らを外へ連れ出し、賛同を得られているということから、

何らかの方法で食用児たちに「現実」を伝え、

その後の「楽園」についてもある程度納得のいく説明をしている
ものと考えられる。



以上をふまえて、ミネルヴァの正体や、

彼の目的である「食用児の楽園」とは何かを考えていく。


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農園を襲ったミネルヴァはGPの電話と同一人物か?


まずは農園を襲ったミネルヴァについて。

2031年のGPの電話から16年ほどが経っているにもかかわらず、風貌はかなり若い。

また、ジェイムズは死体こそ上がっていないものの、ラートリー家によって殺された身。

そのため、別人である可能性が高い。

その上で、彼が同一人物なのか、別人なのか、別人だとするなら一体誰なのか、ということについて考えてみる。


考えていくにあたってまず重要そうなのは、

少なくとも今ミネルヴァや農園を襲った食用児たちの拠点となっている場所には、

元のミネルヴァや支援者が関わっている可能性が非常に高い
ということ。

というのも、放送の暗号はミネルヴァのペンと同じものだし、

シェルターへの連絡手段などを持っていること、

そして拠点自体は作ることも、食用児だけでは不可能である。


そのため、ミネルヴァを襲名した支援者、

ミネルヴァに助けられ、恩義を感じて襲名した食用児
といったパターンが考えられる。


ただし、年齢や急激な方針転換、

ピーターによって殺されるようなことをされているなどの要素を考えると、

本人である可能性は非常に低いだろう。



また、眼鏡の男はジェイムズに対して恩義を感じているというよりも、対等であるという話し方をしている。

そのため、この眼鏡の男が支援者であればミネルヴァを襲名した支援者、

食用児ならば、ミネルヴァを襲名した食用児
ということになる。



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「食用児の楽園」とは何か?


続いて、ミネルヴァの目的である「食用児の楽園」について。

具体的に楽園とは何なのか、

それと農園を破壊すること、食用児を集めることはどうつながっているのか、

といったことなどについて考えていく。


現状考えられるのは以下のパターン。



1.全ての農園を破壊し、ライオンのあごなどの拠点へ移し生活させる


まずは単純に、農園を破壊し拠点へ連れて行く。

これを繰り返すことで農園はなくなり、子供たちは安全に過ごすことができる、

という主張の場合。

現状はライオンのあごに農園の子供を集めているようだし、

全ての農園を壊し食用児を奪っていけば、食用児を増やすことは困難。

農園はいずれ根絶されるだろう。




しかし、この場合いくつか問題がある。

1つは数百ある農園全てを破壊するということが困難なこと

1つずつ潰していくだけでは時間がいくらあっても足りないし、農園の警備も厳重になっていく。

本命の高級農園の警備が厳しくなっていくことを考えると、

むやみに量産型農園から破壊していくのは得策ではない。




そしてもう1つは、全食用児が鬼の世界の拠点で過ごすということが難しいこと。

実際に助けられる子供は高級農園だけだとしても、GFだけで200人規模。

4つの高級農園となると、800人ほどが想定されるため、それだけの人数をそもそも収容できるのかが疑問。

そして、もし収容できたとしても食料の確保が馬鹿にならない。

更に、ずっと過ごしていくとなると、子供を産むなど人数が増えていくことも考えられるため、

鬼の世界でそれを続けていくことは不可能に近いだろう。


2.もう1つの約束を結ぶ


もう1つの約束を結び、鬼のいない世界へ逃げるというパターン。

実際、最も穏便で「楽園」に近いのはこれだろう。

高級農園の子供を助けることはこれに近づく。

鬼の世界を探索するための人員が増えるからだ。


しかし、量産型農園まで破壊する意味は現状考えられない。

農園に警備が集中するため多少もう1つの約束のヒント探しから目をそらさせることはできるが、

せいぜい職員の鬼による警備が増えるだけで、大きな意味はない。


3.鬼やラートリー家と戦争をする


食用児VS鬼、あるいは食用児VS鬼・ラートリー家という構図で戦争を起こすことが目的のパターン。

そのために食用児の数を集め、農園という食料供給を絶っているパターン。

農園からでたばかりの子供たちとはいえ、

数百人規模で、かつ戦闘力のある食用児からの教育を受けられるとなると、

十分勝算があると見て戦争をしかける可能性は十分考えられる。



もし勝利することができれば、鬼の世界をそのまま食用児たちが使う、ということが考えられるため、

それは十分「楽園」と言って差し支えないだろう。


現状、農園を襲うという行動について最も説明がつくのはこれだと考えている。



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結論


農園を襲ったミネルヴァと、その目的である「食用児の楽園」について考えてみた。


結論としては、ジェイムズがGPの電話と同一人物である可能性は低いだろう。

16年ほど経っているにもかかわらず見た目が変化しておらず、

ピーターによって殺されるようなことをされたにも関わらず大きな外傷がないことなどから、

基本的には別人だと考えられる。

また、眼鏡の男はジェイムズに対して対等。

この眼鏡の男が支援者ならばこのジェイムズも元支援者、

食用児ならば、元食用児
という可能性が高いだろう。


また、農園を襲って食用児の楽園を作るということについて。

これはいずれ鬼の世界と食用児の戦争を起こすことだというのが、

量産型農園まで襲う理由として最も説明がつく。


食料供給を絶ち、戦力を集めるという一石二鳥の行動だからだ。


おわりに


113話についての考察を話す配信をした。

113話伏線・考察まとめ配信ログ(2018年11月26日放送)

ソンジュや街の鬼が言っていた盗難についてや、

ジェイムズたちや4人の食用児などについても話しているので是非見て欲しい。








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