野良鬼に襲われていた人間は何者なのかを考察

週刊少年ジャンプ 2019年1号
約束のネバーランド 第114話 一つずつ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




エマたちが「ライオンのあご」へと向かう途中、野良鬼に襲われる人間と遭遇。

当然、鬼の世界において農園外に人間がいるというのはイレギュラー

ジェイムズたちの勢力との関係や、農園の現状などについて見えてくることがありそうなので、

一体何故森の中に人間がいるのか、彼らは何者なのか、

ということについて考えていく。




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ヒントになりそうな情報


まずは襲われていた人間について、現在分かっていることから、

ヒントになりそうな情報を抽出していく。


重要そうなのは以下の点。


1.森の中で人間が二人、野良鬼に囲まれていた

2.発見した場所は洞窟から「ライオンのあご」方向へ3日ほど歩いた森の中

3.持っているものはリュックと槍のみ

4.服装は高級農園のものではない



それぞれ簡単に見ていく。


1.森の中で人間が二人、野良鬼に囲まれていた



週刊少年ジャンプ 2019年1号
約束のネバーランド 第114話 一つずつ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか


森の中で二人の男が野良鬼に囲まれていた。

少なからず怯えている様子で、

囲まれていることから鬼と遭遇しないような森の歩き方などに長けているわけではないようだ。


2.発見した場所は洞窟から「ライオンのあご」方向へ8日ほど歩いた森の中




週刊少年ジャンプ 2019年1号
約束のネバーランド 第114話 一つずつ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、エマたちが遭遇したのは、洞窟を出てから8日後。

ライオンのあご方向へと歩いた森の中だった。

そのため、同じくライオンのあごを目指している子供、ということは考えられる。


3.持っているものはリュックと槍のみ




週刊少年ジャンプ 2019年1号
約束のネバーランド 第114話 一つずつ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、この二人が持っているのは、それぞれリュックと槍のみ。

他の武器が見える範囲にないことから、少なくとも他の武器の存在は考えづらい。

また、荷物を持つ、武器を構えるといったことができているため、

量産型農園の出身である可能性は低いだろう。


また、槍という武器は野良鬼などに対しては使いづらい。

というのも、核を貫くために、正面から近づかなければいけないからだ。

食べられるリスクが非常に大きいため、人間が野良鬼を倒すための武器としては向かないだろう。

そのため、野良鬼と対峙することを考えていなかったか、

他の武装を用意できなかった
、といったことが考えられる。


4.服装は高級農園のものではない




週刊少年ジャンプ 2019年1号
約束のネバーランド 第114話 一つずつ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ただしその上で、服装は高級農園のものではない可能性が高い。

現状、GF、GB、GVでの制服は真っ白な服であることが明らかになっているため、

基本的にはこれらの農園の服をそのまま着ているわけではないようだ。

ただし、GRだけはまだ描写されていないため、GRの服である可能性は捨てきれない。


野良鬼に襲われていた二人の人間について、分かることはこれくらい。

これらをふまえた上で、一体彼らが何者か、何故森の中にいるのか、

といったことについて考えていく。



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野良鬼に襲われていた人間は何者か?何故森の中にいたのか?


それでは、野良鬼に襲われていた二人の人間について考えていく。


上の情報をもとに考えていくと、

彼らは少なくとも知性のある人間である可能性が高い。

つまり高級農園の出身かその子孫、あるいは人間の世界の出身であることが考えられる。


人間の世界の出身は現状考えづらい。

何故なら行き来は基本的にできず、

ラートリー家が絡むならエマたちを狙うか、農園へ人間を提供するかのどちらかだろう。

しかしそういった様子はなく、武装も槍と原始的だからだ。




なので、高級農園の出身であることはほぼ確実といえる。

となると、服装や槍といったものは、農園を出てから得る必要があるわけなので、

知性体や人間との接触、あるいは拠点を築いているなどの可能性が考えられる。

というわけで、そういった視点から彼らがどんな存在かを考えていく。


1.ジェイムズたちによる手助け


まずは、ジェイムズたちによって助けられた食用児であるというパターン。

前回描写されたように、ジェイムズたちは高級農園の子供を拠点に集めている。

そのうちの何人かが、シェルターから逃げたエマたちを「ライオンのあご」へと案内しようとしている、

ということがまず考えられる。


実際、シェルターが襲撃される直前に電話をしていることから、

フクロウカメラのようなもので、エマたちを監視している可能性はまだ捨てきれない。

そのため、逃げた先の洞窟についても知っていて、そこへ助けを出すことは考えられるだろう。





しかし、この可能性は現状かなり低い。

理由は武装や練度の問題。

脱走したばかりの子供に、槍だけ持たせて野良鬼のいる森へと向かわせる。

これはジェイムズの行っている、「食用児の救出」にそぐわない。

見殺しにしているも同然だからだ。

そのため、彼らはジェイムズたちの勢力ではないと考えられる。


2.自分たちで拠点を作って、外で生きている人間


そして、農園から脱走した人間、あるいはその子孫が、

森の中に拠点や集落を作り、生きている
というパターン。

槍で動物を狩ろうとしたところを、野良鬼に襲われてしまった、ということは考えられる。



しかしこの場合、野良鬼に対し不慣れなことが非常に気になる。

外で生きているのであれば、野良鬼への対処はまず真っ先に抑えておくべきところ。

それなのに囲まれてしまっているということは、鬼の世界での生活を続けているとは考えづらい。


ここまでを見ると、ジェイムズたちの勢力ではなく、

拠点を作っているような第三勢力でもない
と考えられる。

残る可能性としては、逃げてきたばかりという可能性。

パターンとしては以下の2つ。


3.農園から脱走し、ソンジュたちから助けを得た


農園から脱走後、ソンジュたちから槍や服といった装備や、知識を得たというパターン。

実際、「外で人間を繁殖させる」という目的であれば、見つけた人間に生き抜く術を教えることは考えられる。

また、エマたちの森から近い範囲ということで、ソンジュたちと接触した可能性がないとは言い切れない。


しかし、彼らはソンジュがエマたちに教えた・与えたこととはあまり一致しない。

というのも、エマたちには弓矢を与えていて、槍は一切与えていない。

鳥を狩ることも教えていて、弓矢はそのために使用する。

つまり、槍では「生き抜く術」として不十分。弓矢を与えない理由もない。

このあたりの不一致を考えると、ソンジュたちと接触した可能性は低そうだ。



4.農園から脱走し、自分たちで装備を整えどこかへ向かっていた


最後に、農園から脱走したばかりで、

自分たちの持てる知識のみでどこかを目指していた、
というパターン。

現状、消去法的にこれが最も有力。


野良鬼などへの知識があれば、槍という武器は選ばない。

拠点がある人間やジェイムズたちの勢力であれば尚更だし、

そうなら追い詰められるような力量ということも考えづらい
のだ。


しかしその点、脱走したばかりで知識がないのであれば、現状はそこまでおかしな状況ではない。

槍や服は自作できうるし、野良鬼に追い詰められるというのはむしろ自然。


では、農園から脱走するような子供が存在できるか?

これに関しては判断が難しいが、ジェイムズの放送は「農園」へと向けられたもの。

つまり、農園から脱走し、「ライオンのあご」へと向かう子供がいる可能性は十分考えられる。

また、エマたちが出発してから八日目ということで、

ライオンのあご近辺でもあるため、そこを目指していたというのは自然だろう。

このあたりを総合すると、逃げてきたばかりの食用児というのが現状最も有力だろう。



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結論



というわけで、

現状は農園から逃げて、ライオンのあごへと向かっている食用児という可能性が最も高いと考えている。

何故なら、ジェイムズの仲間であることや、集落に属している仲間、

ソンジュなどから保護を受けているという場合は、

槍という武器は選ばないはずで、追い詰められてしまうということも考えづらいからだ。



なので、農園から脱走し、ほとんど何も知らない状態であるというのが現状自然。

そして、脱走する動機はジェイムズによる「農園への放送」で十分ある。

同じくライオンのあごを目指す食用児ではないかと考えている。



おわりに


本日も配信をした。ログはこちら。

114話伏線・考察まとめ配信ログ(2018年12月3日放送)








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