ノーマンが同盟を結ぼうとしている鬼は何者か考察

週刊少年ジャンプ 2019年13号
約束のネバーランド 第124話 聞かせろよ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか





124話では、ノーマンが会談を行った「彼ら」の正体が明らかになった。

鬼の世界に潜んでいる「支援者」だと考えていたが、

今回ノーマンが接触していたのは鬼だった。

ヴィンセントいわく、ノーマンが同盟を結ぼうとしているのは、計画における「駒の1つ」。


鬼を滅ぼす計画に加担する鬼ということで、立ち位置が特殊。

今後の計画に関わってくる勢力なので、同盟鬼が一体何者なのかを考えていく。



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ヒントになりそうな情報


まずはノーマンの計画やこの同盟鬼についてなど現在分かっている情報から、

ヒントになりそうなものをまとめていく。

重要そうなのは以下の通り。


1.ノーマンの計画は鬼を滅ぼすこと

2.今回の同盟は「この世界を壊すこと」が目的

3.以前からウィリアム・ミネルヴァとして接触していた



それぞれ簡単に説明していく。


1.ノーマンの目的は鬼を滅ぼすこと




週刊少年ジャンプ 2019年9号
約束のネバーランド 第120話 形のない怪物 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



まず、ノーマンの計画・目的は

鬼を滅ぼし、鬼の世界に食用児の楽園を作ること
である。


そのための具体策として「農園の破壊」を目指している。

鬼は人間の肉を食べ続けないと知能を維持できないため、

農園を絶つことで知性を失う、という筋書きだ。


そして、その最初の一手として今回の鬼と接触した。


2.今回の同盟は「この世界を壊すこと」が目的




週刊少年ジャンプ 2019年13号
約束のネバーランド 第124話 聞かせろよ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、今回ノーマンが鬼と結ぼうとしている同盟の目的は、

「この世界を破壊する」こと。

すなわち、農園を破壊する、あるいはそれに準ずる行為をするための協力関係と考えられる。


なので、この鬼たちは農園を破壊する動機があることになる。

つまり、人間を食べなくてもよい、あるいは現状の体制への不満があるなど、

農園社会への対抗勢力である可能性が高い。


3.以前からウィリアム・ミネルヴァとして接触していた


また、今回の接触でノーマンは、

「”正式に”あなた方と同盟を結びに来た」と言っている。

すなわち、ある程度話は通していた可能性が高く、

手紙によって突発的に鬼社会に敵対しているわけではなく、

元から農園への不満など、敵対する理由があったと考えられる。


このあたりをふまえて、同盟鬼が一体何者なのか、

というところについて考えていく。




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同盟を結ぼうとしている鬼は何者か?


それでは、ノーマンが同盟を結ぼうとしている鬼が何者なのかを考えていく。

とは言っても、鬼の勢力は現状限られていて4パターンしか存在しない。

野良鬼、一般的な下級鬼、貴族鬼、原初信仰の鬼が現状明らかな勢力なので、

動機や状況などからみて、どれが最も可能性が高そうか、現状にそぐうか、などを検討していく。


1.野良鬼


手紙を理解していること、ノーマンと会話をしていることなどから、

まず間違いなく知性をもっているためほぼありえない。

姿も現状知性鬼と同様の鬼が多いため、野良鬼ではないだろう。


2.貴族鬼


続いて、貴族鬼という可能性を考えてみる。

動機としてはバイヨンのように、「狩りがしたい」という方向で、

現状の農園社会に不満をいだいているパターン。


ジェイムズが当主だったころのネットワークなどを使えば、接触できないわけではないだろう。


絶対にないとは言えないが、基本的に可能性は低いと考えている。

というのも、貴族鬼は高級農園の肉を食べられているわけで、大きな不満は抱かないはずだからだ。


そして、貴族は農園の運営に関わっているため、

ラートリーとつながっている可能性が高いので、ノーマンとしても接触しづらい。

現に農園に不満をいだいて不審な行動をしたバイヨンは、ピーターから直接接触されている。

なので、貴族鬼という可能性は現状低いと見ている。


3.下級鬼


そして、一般的な下級鬼が、農園に不満をいだいて反乱するパターン。

「量産肉しか食べることができない」、あるいは「それによって形質を維持できない」、

「そもそも貴族や階級が気に食わない」、


などの不満から、食用児に対して味方することはそれなりに考えられる。

そして実際、不満をいだいている鬼が多いため、

その勢力を味方につけることができれば、戦力としても申し分がない。



問題点は2つ。


1つはそもそも、人間側の存在に協力するのか?ということ。

つまり、食用児を解放する、というのがノーマン側の目的なわけで、

それが達成されると自分たちも人間を食べられない。

その上で農園や階級への不満だけで動くかと言われると、少し難しいだろう。


もう1つは、農園を破壊させる駒として使うのだとすると

(食用児に血は流させないという発言から、鬼に襲わせる可能性が高い)、

襲った農園の食用児を食べられてしまう可能性が高い。

それはノーマンの発言と矛盾するので、考えづらいということ。


これまでの2パターンと比べ可能性が高い方ではあるが、

問題点も多いという印象。


4.原初信仰の鬼


そして最後に、原初信仰の鬼に協力を要請したという可能性。

動機と協力関係になる理由に関して、現状最も説明が付きやすい。


まずは動機。

これは明白で、教義に従う、あるいは原初信仰の権威性を取り戻すこと。

ソンジュがいわく、「約束によって信仰が歪んだ」。「忌々しい約束」など、

不当に原初信仰が廃れているのが現状で、不満をいだいている鬼がいるというのは自然だろう。


そして、ノーマン側としても協力関係を取り付けやすい。

なぜなら、彼らは完全に農園に対して敵対している勢力で、

裏切りの可能性が貴族鬼や下級鬼と比べ圧倒的に低い。


そして、農園を襲わせた際にも、食用児を食べることをしない。

なぜなら、それは神が作った命ではなく、教義に違反するからだ。

そのため、助けられる食用児側の安全も保証されている。



ただし、やはり最大の問題としては、

「原初信仰でありながら、知性を維持している」こと。

原初信仰の教義を守り続けているのであれば、

農園の人肉を食べていないということになるため、

ノーマンの話に従うと知性を維持できている可能性が非常に低い。


質の低い人工物を食べて形質の維持ができないことが、ソンジュの言う「神への叛逆」

であるならば説明は付きうるが、現状判断のしようがない。



というわけで、今わかっている情報だと、

同盟を結ぼうとしている鬼は、下級鬼と原初信仰の鬼のどちらかが有力。

以下に詳しく結論をまとめた。



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結論


ノーマンが同盟を結ぼうとしている鬼が何者かを考えた。

結論としては、原初信仰の鬼か下級鬼の2パターンが有力。


原初信仰の鬼は、動機や協力関係を結ぶ理由については最も説明がつく。

原初信仰の鬼としては、信仰が歪められている現状は不満だろうから。

また、ノーマンとしても農園を破壊する際に食用児を襲わないし、

裏切る可能性も非常に低く、仲間に引き入れやすい。


など、ケチのつけようがないように見えるが、大きすぎる問題がある。

というのは、原初信仰の鬼だとすると、約束以後人間を食べていないはずで、

知性や人間の形質などを維持することができていない
だろう。

にもかかわらず、今回ノーマンが接触した鬼は言語を理解している。

そのため、現状ここに説明がつかない限り考えられないパターンである。



次点は下級鬼。

貴族鬼などよりも説明が付きやすい。

量産肉しか食べられない、階級への不満など、食用児に味方しうる要素が多いからだ。

そして、数も多いため協力を取り付ければ戦力として大きい。

ただし、農園を襲わせるのだとすると、食用児を食べてしまう可能性があり、味方に取り入れづらい面もある。


その上で、貴族鬼にもバイヨンのような不満を抱くイレギュラーがいる可能性もあるため、

現状野良鬼以外は完全に否定できるものではなさそうだ。



おわりに


本日も配信をした。

124話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年2月25日放送)





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