前回(124話)の放送
→124話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年2月25日放送)
本日も配信をしたのでそのログを。
””内はいただいたコメント。
◆◆鬼の世界の政治◆◆
鬼の世界政治
→王権政治
王家+五摂家が支配している
→ラートリー家と強く癒着している
その上で、王と鬼のボスは別の存在である
→特上は王ですら食べられない、鬼のボスの御膳である
野良落ちの刑→それを決め、実行(強制)する力がある
◆◆ギーラン家◆◆
ノーマンたちと同盟を組む
→が、謎がけっこう多い
1.以前は五摂家など、政権中枢にいた
→「政権中枢に返り咲ける」と言われていた
2.700年前野良落ちの刑
→人間を食べられない環境を強制された
にもかかわらず、人間の形質、知能を維持している
3.噂をよく知っている
→GFの脱走、ジェイムズが死んだこと
◇◇なぜ追放されたのか?◇◇
回想でちょっと書かれただけなので、大前提特定は不可能
→その上で、鬼の世界で最も重要なのは人肉
まず、知能の維持に必須→今の生活を維持するのに不可欠
王でも食べられない肉が存在する→嗜好品としても、人肉は最も重要視されている
良い地位につく、地位を追う→自分が良い肉を食べるための権力争い
権力争いだとすると……
1.新たに五摂家入りを目指す貴族鬼が陥れる
2.他の摂家が高級肉の取り分を増やすためにギーラン家を排斥する
◇◇なぜ700年間、人間を食べられないはずなのに、知能を維持しているのか?◇◇
700年間、人間を食べられない環境に陥れられた
→量産農園の肉で体質が変わっているとはいえ、普通の鬼だと半年ほどで知能を失う
にもかかわらず、多くの鬼が知能を維持している
1.人間を食べなくても良い体質になっていた可能性
→もとは政権中枢にいた→質の良い肉を食べていて、形質保持能力をもっている
基本的にはない
700年食べずに知能を維持してきた
→ノーマンの計画が崩れる
部下の鬼も維持している
→彼らも良い肉をたべていたかというと、そうではない
何らかの方法で人間を食べている可能性が高い
→何者かの支援を受けているか、自給自足
2.かつての領民や仲間の鬼からもらっている可能性
下級鬼は、量産肉しか食べれず、それでも形質が維持しづらい
→そんな中で提供を受け続けるというのは無理
3.ノーマンたちが援助している可能性
計画の一環として、食料などの提供を行っている可能性
せいぜいここ半年に接触しただけ
700年間知能を維持してきた要因は全く別にある
4.過去のラートリー家当主、支援者による援助
農園システムをよく思わないような当主などがいて、
現在の体制に対して恨みをもつ存在をキープしておく、という動き
ノーマンが彼らの事情(追放→本来死んでるはずなのに生きてる)ということを知っている
→ネットワークによるもののはず
昔から、支援者たちがギーラン家などを援助しているんだとすると、
そのネットワークによって、彼らの事情が知れる、という流れは自然ではある
だけど、ジェイムズが初めて動き出した当主
→昔から当主や支援者が動いていたかというと、現状そんな描写はない
5.自給自足で生きてきた
盗難なら、あの数の鬼の人肉を賄うことが可能である
農園の職員を殺せば、その肉も手に入る
もともと野に返るだけなのであんまりリスクもない
実際盗難なんてあったのか?
→ソンジュが、エマたちに「稀に盗難ならある」と言っている
→この時点では、ノーマンはラムダにいるので、彼らの盗難を指しているわけではない
また、盗難をした結果、支援者などの目に留まる
→ネットワークに記録される
→それを見て、ノーマンが利用しようとする
”シナモン「鬼が人間を食べなければ知性を失う」というのが、
ノーマンの嘘だというパターンはどうでしょうか?
エマ達もヴィンセント達もまだ本当の計画を知らされていないとか。
嘘つく理由は想像つかないけど、
ノーマンって昔から平気で嘘ついて味方も欺く子だったなと、アニメ版見て思いました。”
→今のところ、形質保持がしづらい量産肉が多い
→というのが、ラムダの建設動機として非常に筋が通っている
→ギーラン家は何故追放され、どのようにして700年間、知能を維持したのか考察
次回(126話)の考察放送
→126話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年3月11日放送)
こんばんは。今夜も楽しい放送ありがとうございました。
鬼の世界の政治についてやギーラン家についての考察とても面白かったです。
ところで、今週号P138の最初のコマ『鬼には鬼をぶつける』ですが、ノーマンは逆に『人間には人間をぶつける』=『ラートリー家には別の人間たちをぶつける』つもりなのかな、という感想をもちました。
ギーラン卿が言っていた「ラートリー家は王家・五摂家と強く癒着している」というのがピーターの代になってからのことなのか、もっとずっと前からのことを指しているのかは分かりませんが、千年前に鬼と人間が約束を締結した時、ラートリー一族がいずれ鬼の世界の権力者と癒着し過ぎることを懸念していた人間たちもいた想像します。
現在の人間世界の一般人が鬼の世界のことを知っているかどうかは分かりませんが、ラートリー家を見張る立場の人間たちは一定数いるのではないでしょうか。
支援者は全滅しているかもしれないけど、ラートリー家の敵となる人間たちや、鬼の世界のギーラン卿のように人間の世界でラートリー家に陥れられた人間たちもいる可能性は高いと思われます。スミーのネットワークにそういった人間たちとの連絡手段があれば、別な駒として使うことも考えられるかな?と思いました。そういう人間世界の人間たちなら食用児の支援者と違って心置きなく血を流してもらえますし。
↑追加で上のコメントの補足をさせてください。
千年前にもラートリー家は人間の中でそれなりに権力を持っていたと考えられます。だから約束締結の代表者になった。でも権力を持つ人間は他にもいて、ラートリー家に鬼の世界のこと全てを任せると、ラートリーだけが甘い汁を吸い始めることを危惧した権力者もいたのではないでしょうか。そんな権力者たちがラートリー家を監視していても不思議ではないと思います。
でももっと危惧すべきなのは、ラートリーがその気になれば鬼たちに人間の世界を襲わせることも可能だということです。人間の世界をより安全に守るために、ということでラートリーを監視する組織も必然的に作られていたの可能性が高いのではないでしょうか。
どちらも食用児にとっては自分たちを犠牲にしている敵です。でも同時にラートリーの敵でもあるので、「敵の敵は味方」ということで、ノーマンが一時的に騙して使うには最も都合の良い駒になりうる気がします。
そして高級農園の食用児救出には、ザジたちのような特殊能力を持った子供たちがあたるのではないかというのが、今週号を読んでの感想でした。
ノーマンの会談にザジが同行してるってことノーマンの側近達の中ではザジが一番強いのかな?
ザジ5人の中でも一番強そうですね。ヴィンセントは強くはなさそう。
バーバラとシスロも強そうだけど、鬼たちへの敵意を表に出してしまいそう。ザジは喋らないし、表情見えないし、なによりノーマンに絶対服従なので、その点でも護衛としては適任者って気がしました。
現五摂家ってどういう事でしょう?
五摂家というのはそういう一族の名前では無く、そいう立場の一族の事?
こんにちは、とくめいさん。
五摂家というのは、○○卿と呼ばれる貴族とその家族のことではないかと思います。その一つが故バイヨン卿で(今は息子が後継してるのかな?)、農園に出資したり、王家に従ったりする。バイヨン家の他にあと4つあるのではないでしょうか。
卿だけじゃなくて○○公爵とか○○伯爵もいるかも。貴族の中でも特別高い位置にいて、王家と共に現在の鬼の世界を牛耳っているのだと思います。
成程!
5つの有力貴族が五摂家で、故バイヨン卿のバイヨン家も五摂家だったと‼それならバイヨン卿とレウウィス大公の関係性も成程納得ですね。
まあ、レウウィス大公は王家の五男坊だというので実際は政治にはあまり関われない立場なのかな?
シナモンさん、丁寧な回答ありがとうございます。
みなさんいつもコメントありがとうございます。
◆◆対ラートリー家◆◆
たしかに、人間には人間をぶつける、というのはありそうですね。
ラートリー家がやりすぎないように監視する機関も、あってもおかしくはないでしょう。
とはいえ、越権をしていない限り、基本は鬼が襲ってこないように現状維持を選ぶ可能性が高いかなとは思いますね。
敵の敵とはいえど、基本は人間世界が優先でしょうから、約束破る側に協力するかは難しいでしょう。