週刊少年ジャンプ 2019年15号
約束のネバーランド 第126話 鼎談 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
「”邪血の少女”の一族はまだ生きていたのか」。
126話にて、ムジカの存在を聞いたノーマンはそう言った。
ムジカが人間の姿をしていること、姿や知能が退化しないことなどは、
どうやらこの”邪血の少女”の一族であることが原因のようだ。
しかし、この”邪血の少女”の一族とは何なのか?
そして、何故人間を食べなくても退化せず、姿を維持することができるのか?
何故そんな存在が産まれたのか?
まずは、このあたりの根本的な疑問について考えていく。
ヒントになりそうな情報
まずは、ムジカや”邪血の少女”の一族について、
現在分かっている情報をまとめていく。
重要そうなのは、以下の点。
【ムジカ】
1.人間を食べたことも、食べる必要もないが、人の姿を維持している
2.食べた動物の姿に変化していない
3.1000年以上前から生きている可能性が高い
【”邪血の少女”の一族】
4.人間を食べなくても退化せず、新たに食べたものの影響も受けない
5.一族=祖先・血筋の影響で、似た存在が複数体存在した
6.現在は人間や鬼によって滅びている
それぞれ簡単に見ていく。
【ムジカ】
1.人間を食べたことも、食べる必要もないが、人の姿を維持している

週刊少年ジャンプ 2017年32号
約束のネバーランド 第46話 ソンジュとムジカ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
ムジカは人型の知能を持つ鬼。基本的には知性鬼の特徴と一致する。
しかし、本来鬼は人を食べることで人の形質や知能を得るが、
ムジカは「人間を食べたことも、食べる必要もない」。

週刊少年ジャンプ 2017年38号
約束のネバーランド 第51話 B06-32① より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
つまり、何かしらの理由で
「人の姿になり、人を食べなくても姿や知能を維持できている」
ということになる。
2.食べた動物の姿に変化していない

週刊少年ジャンプ 2019年15号
約束のネバーランド 第126話 鼎談 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
そして、エマが見ていた限りでは、ムジカは動物を食べていたが、
その際に姿が変化していない。
ここから、ある一定の姿から、姿が変化しない可能性が考えられる。
3.1000年以上前から生きている可能性が高い
また、ムジカは1000年以上前から生きている可能性が高い。
理由としては、彼女やソンジュの発言。

週刊少年ジャンプ 2017年37号
約束のネバーランド 第50話 友達 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
「ここ1000年で我々は無秩序な姿になってしまった」という彼女の発言は、
1000年前の鬼の姿を知らない限り言えない言葉。

週刊少年ジャンプ 2017年38号
約束のネバーランド 第51話 B06-32① より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
また、ソンジュの「忌々しいだろ あの約束」という発言も、
1000年前の約束以前の状態を知らないムジカには言わないだろうから。
【”邪血の少女”の一族】
4.人間を食べなくても退化せず、新たに食べたものの影響も受けない

週刊少年ジャンプ 2019年15号
約束のネバーランド 第126話 鼎談 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
ムジカが「人間を食べても退化しない」ということを聞いた時、
ノーマンは「”邪血の少女”の一族が生きていたのか」と発言した。
つまり、”邪血の少女”の一族はムジカと同じく、
「人間を食べても退化しない」「食べたものの影響を受けない」
という特徴を持っているということになる。
5.一族=祖先・血筋の影響で、似た存在が複数体存在した
どういった存在かは明らかではないが、ノーマンが言うには「一族」である。
つまり、祖先(おそらく邪血の少女)が同一で、複数体の鬼が同じようにムジカと同じような性質を持っていたことになる。
また、この性質がその一族のみに発生したものだとすると、
「食べても姿が変化しない」「食べなくても知能を維持する」という性質は、
その祖先の血が要因である可能性が非常に高い。
6.現在は人間や鬼によって滅びている

週刊少年ジャンプ 2019年15号
約束のネバーランド 第126話 鼎談 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
そして、少なくとも現在は滅びている。
ノーマンの発言から見て、本来はムジカすら生き残っていないはずである。
また、最後のコマの背景では、多数の鬼が死んでいる。
これが邪血の少女の一族だとすると、
人間や鬼によって明確な意思のもと殺されている可能性が高い。
何故なら、核を明確に狙われているし、剣や矢などの武器が用いられているためだ。
このあたりをふまえて、
”邪血の少女”の一族とは一体どんな存在なのか?
その性質は、どういった理由から来るものなのか、ということを考えていく。
”邪血の少女”の一族とは何か?何故姿が変化しない?
それでは、ムジカや「”邪血の少女”の一族」の詳細について、現在分かる情報から考えていく。
改めて両者に共通すると考えられる特徴をまとめると、以下の通り。
a.人間を食べなくても退化せず、食べたものの影響を受けない
b.祖先の血の影響から、aの特徴が発生している可能性が高い
c.それ以外は、人型鬼の特徴と大きな差はない
このあたりを満たしうる存在はどんな存在か?ということを考えていく。
1.人間と鬼のハーフの血筋
まず真っ先に考えられるのは、「人間と鬼のハーフ」を祖先にもつ一族である、ということ。
これは、最も現状に説明が付きやすい。どういうことか。
まず、鬼と人間、両方の形質を持つこと。
これは言うまでもなく、ハーフなのであれば自然なことだといえる。
そして、ムジカが産まれた時から人間を食べたことがない、ということにも、
ハーフであればもともと人間の形質をもっていると考えられる。
そして、食べなくても形質を維持していることや、
食べた生物の影響を受けていないこと。
これに関しては、人間の要素(姿が大きく変化することがない)というのを、
色濃く受け継いだ、とすれば説明がつく。
というわけで、
「”邪血の少女”の一族やムジカは、人間と鬼のハーフである」
というのは、現状にかなり説明がつく。
しかし一方で、人間と鬼のハーフがいかにして産まれたか?ということを考えると、途端に難しくなる。
つまり、そもそも「人間と鬼が交配する」ということが、1000年以上前に起きるのか?
という問に対して、あまり有力な答えが出せない。いくつかパターンを考えてみた。
a.人間と鬼が自然に交配した
鬼と人間が、合意のもとで交配したことで、”邪血の少女”が産まれたというパターン。
1000年以上前の原始的な環境で、しかも人間と鬼がお互いに襲い合っている中で、そういった現象は起きないだろう。
1VS1で人間と鬼が対峙した場合、鬼が圧倒的に有利で、かつ知能を求めるためにその人間を食べる可能性があまりに高い。
捕食が起きない親密な関係にも、基本的にはならないだろう。
完全に否定されるものではもちろんないが、可能性としてはかなり低い。
b.人間、あるいは鬼が強引に交配した
逆に、どちらかが強引に交配を行った場合。
基本は鬼は人間を食べるわけなので、そういったことが起きづらい。
食べるために襲うわけで、そのまま食べるのが利口だからだ。
また、この際母体を食べるわけにもいかないので、人間が母体であるパターンはないだろう。
ただ、鬼が人間を量産しようとして食べる、ということはないとは言えない。
が、人間と同一のペースであればあまり価値はないだろう。
c.人間・あるいは鬼による実験
人間、あるいは鬼の監視のもと、両者が交配したらどうなるのか、
という実験で”邪血の少女”が産まれた、というパターン。
人間や鬼が自発的に交配したというパターンよりは現実味がある。
実験の理由として考えられるのは、
人間と鬼の交配によって人間を産めるのであれば、人間は細胞の提供だけでよい。
そして、鬼側から見ると定期的な人間の供給が得られる。
そういった狙いでこういった実験が行われた可能性はあるだろう。
しかし、これもやはり供給ペースとしては遅い。
また、当初主流だったと考えられる原初信仰の、
「神が作った命を”狩猟”という形でいただく」という教義に反するため、考えづらいだろう。
更に、実験の結果「退化しない」鬼ができたわけだが、貴族にはそれが反映されていない(ギーランを見るに)。
つまり、実験で交配した、という可能性もかなり低いだろう。
というわけで、”邪血の少女”の一族が「人間と鬼のハーフ」の血筋であるというのは、
「人の姿・知能が劣化しない」「ムジカは人間を食べたことがないのに人の姿」といった現象には説明がつく。
しかしそもそも、その祖先である「人間と鬼のハーフ」が産まれるというのが、非常に難しい。
約束以前の状況的に、人間と鬼のハーフが産まれるような事態がかなり起きづらいからだ。
そのため、完全にないとは言い切れないが、可能性は低いと考えている。
ではどういった存在なのか?他の可能性を検討していく。
2.完全なイレギュラー
本当に、ただただ特殊な血を持つ一族である、という可能性。
鬼でありながら、形質がかなり変化しづらい体質、障害であるということも、ないとは言えない。
しかし、形質が変化しづらい身体になるに生まれたのだとすると、
人間の知能を得ている、ということに説明が付きづらいだろう。
他の動物では再現できない知能を得ているのに、形質が変化しづらい体質、
ということはかなり考えづらそうだ。
3.特殊な生物を食べた結果、イレギュラーが起きた
特殊な生物を食べた結果、
「現在の形質を維持する」という特殊な形質を手に入れた家系という可能性。
例えば、吸血樹のような鬼の世界にしか存在しない特殊な生物や、
寺の装飾で×が書かれていた蛇のような存在が考えられる。
ここに関しては、正直検討不能。
何故なら、吸血樹のような生物がどれだけいるか、どんなものがいるか不明。
蛇に関しても、食べたらどうなるのか、ということに関しては説明が一切ないからだ。
ただし、こういった可能性がないとは言えないかなと。
以下に結論をまとめた。
結論
ムジカ、及び”邪血の少女の一族”について考えた。
彼女が人間の姿になり、知能を維持している理由、
そしてそのルーツである”邪血の少女”の一族とは一体何なのか?
まず、人間と鬼のハーフである可能性。
これは、ムジカの生態についてはかなり説明がつきやすい。
人間とのハーフの家系であれば、食べなくとも人間の形質は得られるだろうし、
人間は食べたものの姿に変化することはないから、そちらを色濃く受け継いだとすれば、変なことはないだろう。
しかし、人間と鬼のハーフが、本当に産まれるのか?という疑問が発生する。
ムジカが産まれる前、1000年以上前の原始的な環境で、
敵対する2種の生物が交配することは、基本的にはないだろうから。
そこに現状説明が付きづらいため、ハーフとは言い切れないと考えている。
では何なのか?
完全に生まれながらの、変化しづらい体質?
これはないだろう。
最初に人の形質はしっかりと得ているからだ。
もう1つあるとすれば、特殊な生物を食べて変化した可能性。
吸血樹や、寺の装飾にて×が書かれていた蛇などを食べた結果、
姿が変化しづらくなった、という可能性。
こちらも可能性としてはあっていいが、現状何が起こるかは不明で検討できなかった。
おわりに
本日も配信をした。
主に邪血の少女の一族について、書ききれなかったことも含めひたすら話したので見て欲しい。
→126話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年3月11日放送)
ムジナは他の人型の鬼に比べてより人間的な体型をしている印象を受けました。髪の毛があったり、手までが人と同じだったり。(平民の鬼にも毛は生えてましたが)
「邪血」と検察してみましたが、どうやら造語であり「約束のネバーランド」と「ボボボーボ・ボーボボ」の「邪血館」としか得られずあまり意味は無いようです。
ムジナは鬼と人間のサラブレッドという説がこのページでは主に取り上げられていましたが私は、その他にも人間が鬼を食ったことで起こった覚醒なのかなと思いました。
しかし、バーバラ(?)なんかは鬼の肉を食っているものの外観は人間の形態を保っているので説としては弱めですが、生きたまま食べてるのか、グプナなどを行った後なのかで条件は変わりうるのかなとも思います。
または、人体へ鬼の細胞を移植した(逆も然り)
または、グプナせずに人を食ったからとか
また、話が逸れますがグプナ用の花は植物化した鬼なのかなとも思いました。
私は、他の投稿でもグプナについて触れましたが鬼の神や龍などが存在するならグプナには未解明の深い意味があるのではないかと考えています。また、ムジナなどは他の鬼と違い「いただきます」をしていましたし、食べる前に食べ物の入った皿を頭上に持ち上げる行為は日本の古来からの食の作法ですから何かを暗示しているものの一つではないかと勝手に思っています。(これは別のお話)
この作品は抽象的な描写にも意味が多くあるものと考えています。
では、ムジナの描写の「籠」と周りの射抜かれて焼かれる鬼の亡骸(?)にも視点を当てた方が良いのではないかと思いました。
考えた結果としてはどれも根拠にかけるものばかりだったのでなんとも言えませんが、
よく『「約束のネバーランド」は「進撃の巨人」ににている』(←これは壁とか食べられるとかにのみ視点を当てただけの端的な思考だとは思うのですが)
と言われることもありますので、本物の王様はムジナで今の偽物の王様とその取り巻きが反逆をしてギーランに擦りつけたのではないかと妄想を広げています。
長文でつらつらと失礼しました。
こんばんは、山鯨さん。
最後のコマの鳥籠に囚われたムジカの姿、印象的でしたね。
ノーマンのイメージなのか、実際にムジカが置かれている立場を意味しているものなのか分からないけど、本人の意思とは関係なく囚われて利用されているように見えました。周りの鬼の亡骸も、ムジカにその意思がないのに彼女が存在するってだけで沢山の犠牲者が出ているような感じ。。。ムジカがエマにペンダントを託した理由とも関係があるのでしょうかね?今の立場から逃げ出したいとか。
約ネバとは関係ないけど、「進撃~」も面白いですよね。初めて壁の正体を知った時のぞっとした感じが今も残ってます
そういえば『グプナ用の花=ヴィダ』って、例えば高級農園で鬼が人間に使った後どうしているのでしょうね?
私は道具の一環としてしか考えていなかったので捨てるのだと思っていたのですが、山鯨さんがコメントされているようにあれも鬼の一種なら、ヴィダに高級血を与えているってことになりますよね。その後どうなるんだろう。。。
本物の王がムジカだったっていう説も面白いと思いました。以前昔のバイヨンの記憶が出てきたことがありましたが、800年前レウウィスに敬語は使っていたけど「大公」と呼んでいたわけではなかったので、まだ一貴族だった可能性もあるのですよね。これから次々と明かされていくことが多そうでわくわくしてます。
ノーマンが邪血の少女が生きていると知ってあれだけ驚いた理由って生き残ってたことももちろんそうだけど今のノーマン達のアジトがもともとその一族の住んでいたところで邪血の一族が生きていたからその集落が安全と言えなくなったからとかじゃないかと思ったんだけどどうなんだろう
邪血と言われるくらいだし鬼にとってみても好ましくない存在だとは思うしレウウェス大公の走馬灯に登場してたけどどういう理由・経緯なのか気になりますね
あとソンジュはどういう目的でムジカを守っているのかも気になる
ソンジュは邪血ではなく普通の鬼な感じするの
原初信仰関わってるとは思うけど
ムジカの存在がノーマンの計画を狂わせて七つの壁に向かうことになるのかな
こんにちは、あさん。
確かに今使っているアジトが邪血の一族のものだったら、ノーマンの狼狽ぶりも納得ですね。私はムジカがノーマンとも接触をとっているとばかり思い込んでいたので、今週号の展開は驚きでした。
ソンジュとムジカの関係は、ムジカが自分の血か何かをソンジュに与えることでソンジュが知性と姿を保っていられる、そのかわりソンジュはムジカを守っているっていう共依存的なものかと思ったのですが、いかがでしょうか。その上でムジカはソンジュに嘘をついて、エマたちを七つの壁に向かわせようとしている。真意は測りかねるけど、ムジカの方ではノーマンの存在を知っていて、自分の計画に織り込み済みって可能性も考えられるかな?と思いました。
人間側が鬼との戦争に使う兵器として実験され産まれた線も。
ノーマンが鬼同士戦わせる計画の形と違いますが・・・
みなさんコメントありがとうございます。
◆◆ムジカは人間が鬼になった存在である可能性◆◆
ムジカの手、6巻の60ページや63ページ目を見るに指が6本あるので、
あまり人と同じという印象はありませんね。
指が増える、というのは素体への影響が大きすぎる気はしますが、完全にないとはいえない、くらいでしょうか。
◆◆グプナ・ヴィダ◆◆
まだわからないことが多いですが、検討の余地がありそうなのは、
ソンジュの「グプナは神への感謝だ 敬意なしに成立しない」という台詞でしょうか。
これが真実だとすると、神に糧を捧げられているかはともかく、
実際に成立しない(血を吸わない、花が開かないなど)パターンがあって、
それが敬意を示さなかった場合に起きている、ということになります。
この場合、ソンジュたちと農園の鬼が信仰している神が一致するということで、
何らかの形で神や信仰の形が歪んでいる、という可能性が考えられます。
まあでもソンジュがエマを気遣って、そういうことにしたという可能性もありそうです。
というか冷静に考えると、敬意のあるなしで獲物側の苦痛が変わるかと言うと、変わらない気はしてきました。
どういう論理で苦しんでない、ってことになったんだろう。
◆◆アジト=邪血の少女の一族のもの◆◆
うーん、このアジトが一族のものだとしても、
一族が生き残りがいて安全が脅かされるかというと微妙かなと思います。
というのも、せいぜい二人なので戻ってくるということはないでしょうし、
生き残りを狙っているやつらがアジトを襲うかというと、
一族がもと住んでいたアジトならまっさきに襲っていて、もう関係はないでしょうし。
邪血=ハーフはかなり可能性ありそうですね。ハーフが産まれた原因として、1000年前の知性を持っていなかったある一匹の鬼が人間を食べ知性を得たことで、その後ほかのある人間と分かりあい愛し合った…みたいな展開はどうですか?
>うんだばさん
初めまして。コメントありがとうございます。
◆◆ハーフ◆◆
人間と鬼が愛し合った可能性は、やっぱりないとは言えないですよね。
ただ、記事にも書いているとおりハードルの高いことだなとは思います。鬼は明らかに異形なので、普通人間は近づかないでしょうし、鬼は人間を食べるでしょうから。
夏休みで約束のネバーランドを一気読み中です。一度読んだだけだとちょっとわかりづらい部分があるのでまとめサイトや解釈サイトをいろいろ見てると面白いです。
今回の記事で気になった点は本筋とちがうのですが、言葉のチョイスですね。
「ここ1000年で我々は無秩序な姿になってしまった」という彼女の発言は、
1000年前の鬼の姿を知らない限り言えない言葉。
この解釈自体は同感なのですが、言葉のチョイスに不備があります。
不用意な断定は無能のすることです。
この理論だと、
「江戸時代から現代の我々の生活様式はとても変わってしまった」と言えるのは
江戸時代から生きている人だけとなっちゃうけどね。
普通に、江戸時代と生活様式が変わってるって令和の人いえるよね?
鬼の社会も文字のある社会なので当然、文字のある社会はその前に絵があるから
(絵の次に文字というのが文化の進化の道順として当然なので)
普通に書物で学んだ知識という可能性も普通に存在するよ。
コメントありがとうございます。
無能で失礼いたしました。
普通に伝え聞いた可能性は十分あると分かる表現にするべきでしたね。ありがとうございます。