前回(125話)の放送
→125話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年3月4日放送)
本日も配信をしたのでそのログを。
ムジカの正体である、”邪血の少女”の一族とは何か、
なぜ生まれ、なぜ滅びたのかなどを考えた。
””内は頂いたコメント。
◆◆”邪血の少女”の一族とは◆◆
◇◇わかっていること◇◇
【ムジカ】
・知性鬼
・人間を見たことも、食べたことも、食べる必要もない
→本来であれば、人間の姿・知性を得ることもできないし、
維持することもできないはず
・食べた動物の姿に変化しない
・1000年以上前から生きていた可能性が非常に高い
「ここ1000年で我々は無秩序な姿になってしまった」
→1000年前を知らなければ、この発言はできない
「あの約束忌々しいだろ」と、ソンジュが同意を求めている
→1000年前のことを知っている前提の話
【邪血の少女の一族】
・人間を食べなくても退化せず、食べた生物の影響もない
→これを聞いて、ノーマンは邪血の少女の一族が生きている、と判断した
→邪血の少女の一族も、同じ、あるいは似た性質・体質をもっている可能性が高い
・一族=祖先、血筋が同じ
→退化しない、変化しないといった体質は「祖先の血」が要因だと考えられる
・今は滅びている一族
→まだ生きていたのか 本来であれば生き残っていない
核を狙われたり、剣や矢のような武器が使用されている
「滅ぼす」という意思をもって襲われた可能性が高い
◇◇結局どんな血筋なのか?何故姿が変化しない?何故産まれた?◇◇
体質・特徴を改めて考える
1.人間を食べなくても退化せず、食べたものの影響を受けない
2.祖先の血によって、この体質が発生している
3.ここ以外に、人型鬼との違いは基本的にない
どういうパターンでこういった特徴が発生するか?
a.人間と鬼のハーフ
ムジカや邪血の少女の一族の体質に説明が付きやすい
・ムジカが人間を食べたことがないのに、人間の姿や知能を得ている
→もともと人間とのハーフで、人間の形質を持っているからこうなっている
・形質が変化しづらい
→姿が大きく変化しない、という人間の性質を受け継いだ
”もくもくもぐ人間ベースと言うか、人間に鬼細胞が入ったって感じですかね”
→おっしゃるとおり
現状、かなり起きていることへの説明は付きやすい
ただし、人間と鬼のハーフなんて生まれるのか?
→交配する必要があるが、
約束以前の原始的な状態で、敵対している2種族が交配するようなことってあるか?
自然に交配するか?
→お互いに襲い合う関係で、そういったことは起こりえない
強引に交配するか?
→鬼側は食べるのが目的だし、人間側は身を護る
交配して、後の食料を確保する目的は?→遅いので、他の獲物を探すほうが良い
実験
→人か、鬼によって、人間と鬼の子供はどうなるのか、という実験がなされた可能性
人が細胞を提供するだけで鬼が人間や、その形質をもった鬼を産めるのであればwin-win
ただ、供給が遅い可能性がある
また、原初信仰の教義に違反する→「神が作り出した命を狩猟という形でいただく」
更に、現貴族は肉を貪る→結局実験の成果が反映されていない
となると、こういった実験が行われた可能性も低い
現象に説明はつくけど、実際にハーフが生まれるか?
→産まれづらいよな、という印象
b.イレギュラーな体質の鬼である
純粋に体質として、形質が変化しづらい血筋
→人型で、知能を得ている時点でそれはないだろう
知能を得るのは他の動物ではできない→複雑な変化
その時点で、形質が変化しづらい体質ということではないだろう
c.特殊な生物を食べた結果、イレギュラーな変化が起きた
特殊な生物を食べた結果、現在の形質を維持する、という形質を手に入れた可能性
吸血樹や、真水を貯め込むイソギンチャクのような、
人間の世界にはない生物を食べた結果、体質が変化したパターン
あとは、寺の装飾で×が書かれていた、蛇
→形質の変化が止まる、という変化も起こりうるのではと
”もくもくもぐタペストリーにあった、鬼+蛇→✕
もくもくもぐひ!途中でした!蛇が✕なのが気になってます。”
→邪血、というよくないニュアンスの名前→だめなことをしたから
邪血→蛇血?とも最初思ったけど、エマたちが使うのは英語だった
6巻オフシーン→ムジカが肉を食べるとき、丸呑みしてるように見えた(でも多分かんでそう)
””邪血の少女”が原初信仰の神の創造物ということはないでしょうか。
原初信仰って、しっかり守られていますよね。
本当に生き物そ創造できる力を持った神がいるのでは?”
→現状、邪血の少女の一族は、形質が変化しづらい
→それは、その祖先である邪血の少女が神の創造物だから、とはつながりづらい
”シナモン細菌のような存在が鬼が今の姿になったのも偶然とは言い難い確率ですし、
更に先をいった鬼を神が作ることもありかな?と思いました。正確には神じゃないかもしれないけど”
→ムジカの正体、「”邪血の少女”の一族」とは何か?何故、姿が変化しないのか考察
◇◇何故滅びたのか?◇◇
”シナモン邪血の少女って、ノーマンが命名したものじゃなくて、
昔の鬼か人間が名づけたものですよね。
誰にとって「邪」っだんでしょうね。”
何者かに襲われている可能性が高そう
→貴族鬼や、ラートリー家が有力
邪血の少女の一族は、人間を食べなくても姿・知能を維持できる
→農園がいらない なくても生きていけるし、知能を維持できる
これは農園側(貴族鬼やラートリー家)から見るとすごく目障り
→本来、農園の肉の提供によって、一般鬼を操る、逆らわないようにすることが可能
→だが、農園のいらない邪血の少女の一族に対しては、圧力をかけることができない
→支配体制に陰りが見える
→血さえ継いでいれば良い→子世代がどんどん増えてく
→それは支配しづらくなっていくのと同義
◇◇ムジカとソンジュの違い◇◇
ムジカ→人間を食べたこともなく、食べる必要もない
ソンジュはそういっていた
逆に言うと、ソンジュは食べたこともあるし、食べる必要もある
→ソンジュは邪血の少女の一族ではない?
ただし、ソンジュは約束以後は人間を食べていない
→どう形質を維持しているのか?
→ムジカの血を分けてもらっている?
◆◆ギーラン家のもう1つの事情とは何か?◆◆
ギーランは復讐が叶うまで手を出してこない
→執念+もう1つの事情が理由
自分の身が危ない、という事情なのでは
→食料を提供している経路が1つ減るとか、
ギーラン家が生きている、という情報を鬼の貴族へ流す、といったことが可能だとか
先程はお疲れ様でした。
私の方のパソコンも調子悪くて時々停止し、聞けないところもあったのであらためてこちらで読み直させていただきました。
管理人さんの考察を聞くまでは、私は「邪血の少女」っていうのは、ムジカ一人を指していると思っていました。そして一族というのがソンジュたち、ムジカの血を分けてもらって姿と知能を保っている鬼たちのことではないかと(一族というと血縁がありそうですが、血を分けられていたら一族と言えそうなので)。つまり「”邪血の少女”の一族」とは「”ムジカ”とその血をもらっている仲間たち」って感じで。
管理人さんのお話を聞いてから「邪血の少女」が複数いてもいいんだと考え直したのですが、少女と限定しているということは必ず女性ですし単数形なところから、過去に複数存在しても、一子相伝みたいに代替わりはするけど各時代に一人か二人程度しか存在しなかった存在ではないかと感じました。
もし他にも生きてる一族がいるとしたら、鬼の世界のあちこちに散らばって身を隠していて、ムジカたちが旅をしているのは彼らに血を分けるためなのかな、とか。一箇所にかたまって身を隠しているとギーラン卿のように居場所がバレてしまいやすいですし。
想像の域を出ないのですが。
イレギュラーと言えば、鬼のボスもムジカと種類は違うかもだけど、全くイレギュラーな鬼ですよね。偉すぎて忘れてましたが。
『昼と夜』という何もないけど何でもある、入口もどこにもないけどどこにもあるなんて禅問答みたいな不思議な場所にいて、しかも身体はエマの勘が正しければ寺の祭壇にある。
王よりも支配力を持っているということは、他の鬼たちが逆らえない特別な力を持っているとも考えられます。権力の理由はクヴィティダラの竜らしきものを従えているからかもしれないけど、やっぱり他の鬼にあのボスの役目は取って代わることができないように思えます。
鬼もボスもどうやって生まれたのかよく分からない存在な気がします。
「クヴィティダラの竜」も人型じゃないけどイレギュラーな鬼ですね。何でも見通せるってことは知性もそれなりにありそうです。
そう考えるとイレギュラーにも種類がありそう。
鬼のボスも約束を締結したらティファリの最上肉も普通の人肉も食べることもできなくなるはずだけど、もう一つの約束をしっかり残している。
鬼が人間を食べなくても生きていける道はちゃんとあるんじゃないでしょうか。
あと、今週号ではレイが冷静、エマが感情論や理想論で話しているようにも見えましたが、エマはバーバラたちのことも心配してるんじゃないかな?と思いました。先週号でもバーバラは憎しみで抑制が効かなくなっているようでしたし、あの感情のまま鬼を全滅させても、バーバラたちの憎しみは収まらないで辛い一生になってしまいそうな気がします。
また何度も書き込みすみません。
はじめまして、シナモンさん。
シナモンさんの指摘通り、イレギュラー種の鬼はムジカだけはなさそうな気がします。
寺院に祀られていた顔のない、それでいて外見が人間に近い鬼や寺院の鬼神?像(人間の子供を捧げ持つ鬼子母神のような鬼)とか。昼と夜の異界に通じるストーンヘンジそっくりのクヴィティダラの遺跡も気になっています。ムジカのペンダントを持っていたエマだけがあの遺跡から精神だけがあの方と竜の住む異界に行っている。遺跡を作ったのはイレギュラー種の鬼?
寺院のタペストリーでは初めは鬼は一形態から誕生し、枝分かれした図がありますが鬼+蛇の部分が気になります。Xの印は変化無しの意味?ムジカの髪が何となく蛇っぽいのも気になってます。
長文すみません。
はじめまして、フラオルーさん。
クヴィティダラの遺跡を作った存在、考えても見ませんでしたが確かにいたはずなんですよね。特別な場所だったのに壊れてから造り直していないことを考えたら、造り手は普通の鬼でも人間でもないイレギュラーの鬼だったのかもしれませんね。
ムジカの髪、やっぱり蛇に似ていますよね。他の髪のある鬼はもっと人間の髪に似ているのに。エマたちと過ごした場所が枯れた「アルヴァヴィネラの蛇」跡の洞窟だったのも気になっています(ミネルヴァさんの本の中の表現だけど、何か意図があってあの植物を「蛇」に例えたのかも、とか)
「クヴィティダラの竜」も、竜のモデルが蛇であるらしいことを考えるとイレギュラーには蛇が絡んでる可能性高そうですね。願わくば寺院のタペストリー、もっと拡大したのを見。
寺院にある顔のない存在も含めて、イレギュラーの側にはいつも「竜の目」があるのも気になっています。
シナモンさん、こんにちは。
>「クヴィティダラの竜」も、竜のモデルが蛇であるらしい
これは知りませんでした!新情報ありがとうございます。
クヴィティダラの竜もあの竜の目を持っていたので、シナモンさんのご指摘通り、イレギュラー側と竜の目、何か関係がありそうですね。
寺院のタペストリーの図にも何かヒントがありそうな予感がします。
鬼細胞が細菌のようなものなら遥か原始時代に細菌感染のような形で鬼細胞が他の生物の体内に侵入後、増殖し次第に宿主を鬼化のルートならベースが人間の鬼も誕生してもおかしくないなと。また、人間が鬼肉を食べ続けた場合、何の変化も起きないのか、何かがきっかけで鬼肉を食べ続けていた人間が鬼化したりしないのか。
邪血の少女の邪とは、人間からみての邪なのか、鬼からみての邪なのかも気になっています。
みなさんコメントありがとうございます。
◆◆邪血の少女=ムジカ◆◆
なるほど!その発想は抜け落ちてました。
たしかにあるかもしれませんね。
ペンダントの件などを考えると重要人物である可能性は高いですし。
◆◆ボス◆◆
王家という存在が出てきたことで、その権力がより高いものであることが分かりましたね。
おっしゃるように、何か鬼を従えられる力があることは十分考えられそうです。
祈りを捧げられる対象であることから、嫌々従っているというよりは、
恩恵を受けられるから従う、崇めている、という方向がありそうかなとは思います。