週刊少年ジャンプ 2019年16号
約束のネバーランド 第127話 対立 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
127話にて、邪血の少女、ムジカやその血の効力について明らかになった。
そこでは、ムジカの血を一滴飲むだけでも退化を止め、
人を食べなくても形質や知能を維持できるようになるという。
前回は子孫に体質が継承されると考えていたが、より血の影響力が強いことが分かった。
というわけで、条件がより明確になったので、ムジカや邪血の少女の体質はどんなものなのか?
ということについて改めて考えていく。
ヒントになりそうな情報
まずは、邪血の少女の一族やムジカについて、
現在分かっている情報からヒントになりそうな要素をまとめていく。
重要そうなのは以下の通り。
1.邪血の少女・ムジカは人間を食べたことがないが、人の形質と知能を保つ
2.邪血の少女の血を一滴でも飲むと体質は伝染し、同じ体質を持つことができる
3.また、ムジカは他の食べた動物の影響も受けない
4.初めて記録されたのは700年前。退化する鬼を救っている
5.ムジカは約束以前、1000年前から生きている可能性が高い
6.王家と五摂家によって滅ぼされていて、記録上は全滅している
それぞれ簡単に見ていく。
1.邪血の少女・ムジカは人間を食べたことがないが、人の形質と知能を保つ

週刊少年ジャンプ 2019年16号
約束のネバーランド 第127話 対立 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
邪血の少女は、人間を食べたことがないが、人の形質と知能を持つ鬼。
また、人間を食べなくてもその姿を維持できる存在である。
ムジカも人間を食べたことがなく、その姿を維持しているため、
血によって野良からその姿になったのでない限り、同一の個体である可能性が高い。
2.邪血の少女の血を一滴でも飲むと体質は伝染し、同じ体質を持つことができる

週刊少年ジャンプ 2019年16号
約束のネバーランド 第127話 対立 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
そして、邪血の少女の血を一滴でも飲むと、鬼は彼女と全く同じ体質を得ることができる。
血を飲むことによって人の姿を維持すること、
そして血を飲ませることによって、他の鬼にその体質を与えることが伝染するようになる。
一滴でも体質が一気に変化するため、強い影響力を持つ血・体質である可能性が高い。
3.また、ムジカやソンジュは他の食べた動物の影響も受けない

週刊少年ジャンプ 2019年15号
約束のネバーランド 第126話 鼎談 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
また、ムジカやソンジュを見るに、食べた動物の形質を得て、姿が変化することもない。
すなわち、「人の形質・知能を維持する」というよりは、
「人の姿・知能を固定し、他の生物からの影響を受けなくする」
という体質である可能性がある。
4.初めて記録されたのは700年前。退化する鬼を救っている
そして、記録上で初めて存在が確認されたのは今から700年前。
約束は締結されたものの、農園システムが確立していない頃だった。
ここまで影響力の高いイレギュラー個体でありながら、
それまで一切、貴族や王族といった鬼たちに認識されていない。
そのため、ちょうどその頃に発生したか、
あるいはもっと前からいたが、その体質を隠していた、見つからないように過ごしていた、ということになる。
5.ムジカは約束以前、1000年前から生きている可能性が高い
しかし一方で、ムジカは1000年前から生きている可能性が高い。
根拠としては、ムジカやソンジュの言動。
「ここ1000年で我々は無秩序な姿になってしまった」という彼女の発言は、
1000年前の鬼の姿を知らない限り言えない。

週刊少年ジャンプ 2017年37号
約束のネバーランド 第50話 友達 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
ソンジュも、約束以前のことを知っている前提で、
ムジカに対し「忌々しいだろ あの約束」と言っている。

週刊少年ジャンプ 2017年38号
約束のネバーランド 第51話 B06-32① より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
そのため、記録される700年以上前から存在していた可能性が高いが、
それまでその体質が広く認識されていないというところは気にかかる。
6.王家と五摂家によって滅ぼされていて、記録上は全滅している

週刊少年ジャンプ 2019年16号
約束のネバーランド 第127話 対立 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
その血によって農園が必要なくなるということを恐れた貴族たちは、
邪血の少女の血を持つ鬼たちを全滅させ、摂食した。
そのため、人の形質は維持されるものの、死なないというわけではないということが分かる。
以上をふまえて、邪血の少女・ムジカの体質は具体的にどんなものなのか?
そしてそれは、何故、どのようにして産まれたのか?ということについて考えていく。
邪血の少女・ムジカの体質は具体的に何が起きているのか?
まずは、邪血の少女・ムジカの体質について。
具体的に一体何が起こっているのか、ということを改めて考え、それが起こる原因を推測してみる。
現状、確認できるのは以下の要素。
1.人を食べたことがないが、人型の鬼の姿である
2.人を食べなくても、人型の鬼の姿と知能を維持できる
3.他の動物を食べても、姿が変化しない
4.鬼がわずかでもその血を飲むと、邪血の少女の体質を全て得る
ここから分かることとしては、
a.邪血の少女の体質は血に起因するもの
b.わずかな血でも、飲み手の血に大きく影響する
c.具体的な効力としては、「人型の鬼の姿と知能を固定する」というもの
この3つ。
要するに、
「血のおかげで、何をしなくとも知性を持つ人型の鬼に固定される。
わずかでも飲めば血はそれに変わる」
ということになるだろう。
これが、鬼が持つ「形質を取り込む」という能力によるものなのか、
あるいはこの血が、鬼の血に影響しただけ(鬼の性質とはまた別の要因で)なのか
ということに関しては、両方考えられるだろう。
とはいえ大前提、鬼は身体・形質が変化しやすく、
どんな形質でも食べ続けなければ姿を維持できないはずである。
すなわち、「邪血の少女」の形質を得たのだとしても、それを維持するには食べ続けなければいけない。
しかしそうではない以上、鬼の体質による変化ではなく、
「邪血の少女の血」そのものの効力によって、血や鬼の生体そのものが書き換わっている可能性が高いのではないかと考えている。
では、邪血の少女・ムジカの体質が純粋に血の効力によるものであると考えた上で、
何故そんな体質なのか?どのようにして産まれたのか?ということを考えていく。
1.人間と鬼のハーフ
まず前回、それなりに有力だった人間と鬼のハーフという説。
ハーフならば、生まれながらにして人間の形質・知能を持っているのは十分説得力がある。
また、食べなくても形質を維持していることや、食べた生物の影響を受けていないことについて、
人間の要素を受け継いだ、ということで説明がつく。
今回の要素を加味すると、ここまでイレギュラーな血が生まれるのは、
人間の血が混ざったから、というのはそれなりに考えられる。
また、1000年以上前に産まれた可能性があるにもかかわらず、
それまで記録の上で現れなかったことにも言い分が発生する。
すなわち、人と交わった鬼がいる、ということを知られないために隠れていた、と。
とはいえ、血を一滴飲んだだけで同じ体質になるかというと、
ハーフというだけでは説明がつかない。
また、結局1000年前に人間と鬼が交わるというパターンも、
前回考えたとおり、あまり発生しないため難しいだろう。
2.何らかの感染症
逆に、血の影響力が強いのだとすると、
何らかの形で形質の変化が起こらなくなる感染症などを発症している、という場合。
しかし、「飢えを克服するほどの変革が起きること」
「人を食べていないのに人型の鬼になったこと」などには説明がつかないため、現状考えづらい。
3.人や鬼によって作られた実験体・あるいは何らかの投薬によって産まれた
邪血の少女は人や鬼によって作られた鬼、あるいは何らかの投薬によって産まれた鬼であるという可能性。
これならば、人を食べていないこと、たった一滴でも体質を劇的に変化させることに説明がつく。
最も起こっていることに説明はつきうるものの、1000年前の技術では不可能だろう。
鬼がそういった実験が可能だったとしても、それは貴族など権力を持つ鬼だろうが、
そういった鬼は邪血の少女を認識していなかった。
逆に、人間側が鬼に味方するようなこともしないだろう。
よってやはり考えづらい、というのが現状だ。
以下に結論をまとめた。
結論
ノーマンによって明らかになった情報から、邪血の少女の体質について考えてみた。
端的にいうと、
「血のおかげで、何をしなくとも知性を持つ人型の鬼に固定される。
わずかでも飲めば血はそれに変わる」
という体質である。
一滴でも飲めば体質が大幅に変化するため、血の影響力がかなり強いことが推測される。
また、形質が変化しやすいという鬼の体質があるのに対し、一滴でもずっと体質を維持できていることから、
「血から形質を得ている」というよりは、「血によって体質そのものが変化している」と考えられる。
それをふまえて、それは結局なんなのか?どう産まれたのか?ということを考えた。
人間と鬼のハーフというのは、やはりそれなりに有力。
邪血の少女が人を食べていないのに人型の鬼であることに説明が付くし、
体質が変化しないというのも人間要素が強いからだ。
更に、1000年前からいたにもかかわらず、700年前から記録され始めたというのも、
人と交わった鬼というのをかくすため、と考えることができる。
しかし、ハーフだからといってそこまで血の影響力が強くなるかと言うと、現状そうだとは言い切れない。
では感染症や人工のものかというと、それはそれで粗がある、といった感じ。
こんにちは。お疲れ様でした。PC大変でしたね。
ムジカの血の力がここまで強力だったとは・・・
ムジカはこの種族にとってのまさに完成形と言えるのかも。
細菌のような存在だったものが何度も進化を繰り返し、他の生物を摂食するようになって人型になることに執着し始め人間を食べることなしでは生きられなくなり、そんな中で発生した個体。人為的・鬼為的に作られるような存在を超えている気がします。
また、他個体への形質の感染力を考えると、ハーフだからというのともちょっと違う気がしてきました。実際にハーフかもしれませんが、単純な二つの遺伝子の掛け合わせだけではここまでの存在は生まれないと思います。
もともと突然変異が生まれやすい種でしたから、鬼と呼ばれるような存在になってからも時々様々な突然変異の個体が生まれていた可能性は高かったかのではないかという気がします。
ムジカはこの種族が生き残るための最適な身体を持って発生した「進化に成功した突然変異の個体」なのではないでしょうか。
連投すみません。
殺されたと思われてから数百年の間、ムジカはただ王家・五摂家から逃げ回っていただけではないと思います。こっそり鬼助けを続けていた可能性は高いのではないでしょうか。むしろ水面下で積極的に血を分け与えていたかもという気もします。血を分けてもらった鬼たちも700年前の惨事を聞いたら、秘密を厳守するでしょうし。
例えば鬼の町でエマたちが見かけた鬼の兄弟、粗悪な大量生産の人間の手足くらいしか食べていないと思うのですが、かなり人間に近い姿をしていました。人間を食べなければならないとか人肉が一番の好物だとかいうわけではなく、ただ習慣で市場で人肉を買って食べていただけで、実はムジカの形質を既に受け継いでるのかもしれないと感じました。
人肉が手に入らなくて暴動を起こしている鬼たちもいる一方で、食べなくても大丈夫な鬼もかなりの数に登っているのでは、という気がします。
あと気になっているのが、ムジカがソンジュに「ソンジュは人間を食べたいのね」と言っていたこと。自然の会話の流れだったのかもしれないけど、人間を積極的に食べたいわけではない鬼も存在することを暗示しているのかな・・・とか
食べる必要がないのに人間を食べたがっていることが確定している鬼たちは、今分かっている中では、王家・五摂家・ギーラン・ソンジュなど高級な人肉を脳まで食べたことがある鬼たちで、かつ年寄り(ルーチェは若いかな)が多い気がします。
一般市民、特に子供の鬼たちの中には人間に食欲がわかない鬼も混じっている可能性も捨てきれない気がします。
シナモンさんの考察、興味深く拝見しました。
ただ、「邪血の少女の一族」って呼び方が気になります。
「邪」って悪いとか有害とかって意味ですよね。
自分達で自分達の事を「悪い一族」なんて呼びますかね?
たぶん一族以外が「あいつらは悪い奴らだぞ」って名付けたのが自然だと思います。
で、ここで妄想を…
一族を食べた王様や貴族達ですが、他にも生き残りが居ないか用心に越した事は有りません。
そこで鬼の町にニセ情報を流します、「私の血を飲んだら人間を食べなくても知能を失わなくなるよ、とか変な事言って近付いて来る奴が居たら悪い奴だから、警察に連絡してね」(鬼に警察ってあるのか?)
これで一族の生き残りが仲間を増やそうと血分けをしようにも、通報の危険が有って出来なくなります。
ムジカ達は王様や貴族達だけでなく、知性鬼の社会全体から追われて隠れて居るんじゃないですかね。
エマ達の脱走を知ってたので、完全に接触を断ってる訳ではなさそうですが。
こんにちは、腰痛持ちさん。
ムジカの血の性質を考えると、「邪血」どころか「聖なる血を持つ少女」とか呼ばれるほうが本来ありえそうですよね。
でも腰痛もちさんがコメントされているようなニセ情報を流すにはもってこいの名前な気がします。印象操作になりそうな呼び名だと思います。
一度食べた王家・五摂家、あるいはラートリー家が付けた名前なんでしょうかね。
またおじゃまします(しかもこんな夜中)何度もすみません。
今週号のノーマン、すごく違和感あって気になっています。
エマが無茶な理想論を言っているので、ノーマンが冷徹なまでに正論で突き放しているようにも見えますが、何か違う気がするんですよね。昔みたいに甘くないとかそういうんじゃなくて、ノーマンのやり方で本当にうまくいくのかなってのが疑問なんです。
ノーマンの表情が怖かったせいもありますし、ムジカを「邪血の少女」と呼び続けていたせいもありますが、なんだか今回のノーマンは他の様々な可能性を排除して、こじ付けでエマを論破しているようにも見えてしまいました。
鬼を憎んで、世界の汚さを知って、厳しさを兼ね備えた・・・とか、そんな理由だけではないような気がしました。
ふと思ったんですけど、ノーマンがラムダを脱獄できたのは本当にノーマンと仲間たちがピーターを出し抜けたからなのかな?ノーマンはそのつもりのようですが、彼はなんといっても脳をいじられています。記憶を改ざんされている可能性もあります。洗脳もされているかも。無意識のうちにピーターの手駒として使われている可能性はないでしょうか?
ピーターにとって一番都合がいい状態は、王家・五摂家と癒着していることではなくて、権力鬼たちも全滅させて、自分自身が実権を握ることだと思います。
もしノーマンが自分の意思で動いていると思っていて、実は刷り込まれた物の見方で行動しているとしたら、どうなんだろう?
来週はレイの意見が聞けると思います。レイがどんな発言をするのか楽しみです。
また長文になってしまってすみません。
でも皆さんのご意見も伺えたらと、思います。
シナモンさん、こんにちは。
今のノーマンに尋常でない怖さを感じました。思考の柔軟性を欠いてるというか。ノーマンはラムダで投薬を受けていましたし、他にも何らかの処置を受けていてもおかしくないですよね。白井カイウ先生が原作を担当された二つの短編の一つに記憶と人格を入れ換えるSFがあったので、約ネバでもその要素があるなら可能性はノーマンなのかなと考えてみたり。
寺院のもぐもぐリストを見るに〈始まりの鬼〉の特質を変わらず保持出来るのが蛇を食べた鬼で、〈始まりの鬼〉の血もまたムジカと同様の効能を持っているのかも。〈始まりの鬼〉はとても人間に近い姿形をしている。七百年前のムジカ登場の場面、飢餓の鬼村に現れたのがムジカとムジカと同じ仮面を着けた鬼達に一角獣鬼、ノーマンの回想では飢餓の村に現れたのはムジカ一人。この違いはどういう意味なのだろうと。どちらが正解なのか。
邪血の呼び名はシナモンさんの言われる通りなのではと思います。本来ならそれは鬼達には救いの聖なる血であるはずなのに。
ところで漫画で出てくる無知性の野良鬼は、もぐもぐリストの鬼+虫の形態のみですよね!?
もしかしたら人間を食べ続けなくとも知性と形態を維持可能な鬼は王族鬼と五摂家鬼以外にもいるのではないのだろうか?
ムジカがエマに言った「七つの壁を探しなさい」は、七つの壁の向こうはムジカ閉じた同じような聖血の鬼達が住まう世界だから!?
鬼世界の神的な鬼に王族鬼や五摂家鬼が願って鬼の世界を二つに分ち、七つの壁の向こうにムジカの一族達を封印しているとしたら。ムジカは神的鬼から七つの壁を越えて遣わされた存在だとしたら、鬼達の救世主的存在であるのも頷けます。約ネバ世界では、分かたれた世界が既にある。それが人と鬼だけではなかったら。妄想が止まりません。長々とすみません。
こんばんは、フラオルーさん。
ノーマンの回想シーンは文献に記されている「邪血の少女」が一番最初に現れたシーンだから一人しかいなくて、127話冒頭のシーンは邪血の少女が仲間を増やしてから皆で飢餓の村を助ける旅をしているので複数いるのかな、と私は思っていたのですが、どうでしょうか?
ところで「もぐもぐリスト」ってかわいらしい名前ですねo(^▽^)o
フラオルーさんの仰る〈始まりの鬼〉とは、虫や蛇、人間などのすぐ上にいる「角がある直立歩行の人間に似た生物」のことでしょうか?
フラオルーさんのコメントを読ませていただいて、私もいろいろ妄想が止まらなくなってきました。特に蛇の✖が気になって仕方ないです。もし七つの壁の向こう側にムジカのような血を持つ鬼たちだけがいたとしたら、そこは多分楽園みたいに平和ですよね。食べ物の問題がほとんどないですから。ムジカはもともとそこにいたけど飢えた外の鬼を救うために禁止されていた蛇を食べて七つの壁の外にでてきたとか。。。流石に無理があるでしょうか(^^ゞ
シナモンさん、こんにちは。
〈始まりの鬼〉はご指摘通りのあの角のある二足歩行の生物です。
もぐもぐリストではあの生き物から
①+魚、変化あり、
②+動物?、変化あり、
③+人間、変化あり
④+蛇(X印)、変化無し?
⑤+虫もしくは蟲→多脚型の野良鬼と同じ形態
(ギーラン一族が野良落ちの刑で放り込まれた場所にも蟲がいる・蟲しかいない)
の五つに分岐しています。なので、当初の鬼の形態があの生き物なので〈始まりの鬼〉
この〈始まりの鬼〉が人間の遺伝子を土台に鬼細胞遺伝子と何らかのきっかけで交雑した結果、誕生した生き物だとしたら。
もぐもぐリストの一番上の太陽と月らしい印もちょっと気になる。太陽と月で連想するのは昼と夜。
ムジカ登場2つの回想は13巻表紙カバーの白井先生の「原作白井(中略)の約ネバ・マニアック見所~9」の③を読むまではシナモンさん止まりません同じように思ってました。さてどっち?という問いかけ。
それでムジカ登場のコマ絵の違いにも意味があるのかなと考えてしまいました(^-^; 多分、考えすぎで外れている。
七つの壁はクヴィティダラのストーンヘンジに似た遺跡で鬼達が祈りを捧げていた絵から、ストーンヘンジもドルイドの祈祷所説があったのを思い出して調べててケルト民族にたどり着いてケルト神話に影の国という七つの城壁を持つ城がある異界を見つけてしまい。
約ネバは元ネタに幾つかの神話が使われているという考察があったので。ギリシャ神話とか。
ムジカが鬼の進化の最適解であるのには間違いないと思います。鍵はもぐもぐリストの蛇?
ムジカの血の力というのは、鬼細胞の進化パターン、不安定な遺伝子の平行伝播を安定した垂直伝播に変える力なのでしょうね…。
長々と失礼致しました。
そういえば、エマはいつもかんちがいしているようですが、
鬼は人肉を食べないでも滅びないし、先祖から、代々、一度も人肉を食べたことが無い野良鬼もいるかも知れないです。
元もとは、先祖をたどっても、人の遺伝子を取り入れたことがない野良鬼こそが、本来の鬼だと思います。
ノーマンの立場。
ノーマンの立場は、最初のエマたちと同じ農場の出身が一つ目。
2つ目の立場。
ノーマンの2つ目の立場は、実験農場の出身。
ノーマンの2つ目の立場は、鬼に恨みの精神を持ち、鬼を滅ぼす必要がある立場。
実験農場の出身の仲間、2つ目の農場の仲間の前では、
鬼を滅ぼすポーズを取らなければならない立場がノーマンの実験農場出身の立場、2ヶ所目の農場出身の仲間に対するポーズだと思う。
こんにちは、設定マニアさん。
設定マニアさんの仰るように一度も人間を食べたことがない野良鬼が鬼本来の姿なのかもしれませんね。鬼たちは他の特定の動植物には依存していないようですし。
一度でも人間を食べてしまった鬼が人間を食べずにいられなくなる、というのは麻薬に手を出してしまった状態と似ているような気がします。
ムジカのような体質になることもいいと思いますが、野良のままでいることがそれに劣るとは思えませんし、幸せかもしれないと思います。
ノーマンの立場、複雑ですね。
本心がどこにあるのかは話のもっと先に出てくるのかも、という気もします。
続き楽しみですね。
皆さんコメントありがとうございます。
◆◆突然変異・進化説◆◆
ハーフになってもあそこまでの影響力が出るか不明、というのは本当にそのとおりなんですよね。
なので最も発達した姿で固定される、という進化の形は原理としては自然な気はします。
ただエビデンスが思い当たらないので、はっきりとは言い切れないですね。
◆◆逃げてただけでなく、救済も兼ねていた◆◆
貴族や五摂家が逃したことを認識しているでしょうから、ちょっとやりづらそうですね。
腰痛持ちさんのおっしゃるように、怪しい鬼について喚起しとくのが自然ですから。
リターンが大きいので乗る鬼がいそうなのも事実ですが、
露骨に滅びかけの街とかにも行きづらいですし、障害は多そう。
◆◆ノーマン洗脳説◆◆
鬼への対抗心を煽るような洗脳とかは、ないとは言えないですね。
ただまあ、「家族や仲間だけを守る」という観点だとむしろ冷静すぎるなと僕は思います。
守るものをはっきりとさせて、それに集中した結果な気はします。