扉の向こうにあったGFハウスは何なのか?昼と夜や七つの壁との関係を考察

週刊少年ジャンプ 2019年21号
約束のネバーランド 第132話 誅伐 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




132話では、扉の向こうでエマとレイが見た景色が明らかになった。

そこには人の影こそないが、かつての家、GFハウスがあった。

ペンの座標の原点であることや、人間の世界への道があることなど、これまでもGFハウスは重要地点であることが仄めかされていた。

いよいよそのあたりについて分かりそうなので、GFハウスと、扉や昼と夜、七つの壁との関係について考えていく。



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ヒントになりそうな情報


まずは、現在分かっている情報から、ヒントになりそうなものをまとめていく。

重要になるのは、以下の点。


【七つの壁・昼と夜・扉】

1.エマとレイは鬼のボスに会うため、七つの壁を探している

2.昼と夜を目指すため、寺の天井絵の手順を実行した

3.「後には引き返せない」扉に入ると、GFハウスだった


【GFハウス】

4.GFハウスはミネルヴァのペンの座標の原点である

5.各高級農園には、「人間の世界への道」が用意されている



それぞれ簡単に見ていく。


【七つの壁・昼と夜・扉】


1.エマとレイは鬼のボスに会うため、七つの壁を探している




約束のネバーランド 第99話 クヴィティダラ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか


エマたちの現在の目的は、鬼のボスに会ってもう1つの約束を結ぶこと。

鬼のボスは七つの壁を超えた先にいる存在なので、まずは七つの壁を目指し、ペンのヒントを探っていた。

結果、クヴィティダラで見たヒントをもとに、七つの壁と関連している、昼と夜への行き方を知った。


2.昼と夜を目指すため、寺の天井絵の手順を実行した






週刊少年ジャンプ 2019年20号
約束のネバーランド 第131話 入口 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、昼と夜への行き方は、エマがクヴィティダラで見た寺の天井絵に示されていた。

月の出ている夜に、金の水に血を垂らし、ヴィダを刺す。

こうすることで、血を注いだ者のみが別の空間へと転移する。


3.「後には引き返せない」扉に入ると、GFハウスだった




週刊少年ジャンプ 2019年20号
約束のネバーランド 第131話 入口 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、その先にあったのは1つの扉。

それには、「この先進むと引き返せない 引き返すならこの扉を今すぐ逆側の面から開けて帰るべし」と、見たことはないが読める文字で書かれていた。

扉を開くと、そこにはGFハウスがあった。



週刊少年ジャンプ 2019年21号
約束のネバーランド 第132話 誅伐 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか


人影はなく、1ページだけなので、どのプラントかなどを判断する要素や、外観からのヒントはほぼないと言っていい。


【GFハウス】


4.GFハウスはミネルヴァのペンの座標の原点である




約束のネバーランド 60話 ゴールディ・ポンド より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



GFハウスのこれまでの疑問の1つが、ミネルヴァのペンにおける座標。

これまでシェルターやGP、クヴィティダラなどの場所が示されていたが、その基準・原点となっていたのがGFハウス。

GFハウス内では、アルファベットは表示されず、00-00と表示されるのみであった。

このペンの座標の原点となっているのは、鬼の世界において重要な地点だからということが考えられるし、扉の向こうにあったことからその可能性が少し高まったと言えるだろう。



5.各高級農園には、「人間の世界への道」が用意されている





約束のネバーランド 72話 CALL より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか


そして、ジェイムズがGPに残した録音によると、GFハウスのどこかには、人間の世界への道が残されている。

これはGFに限らず、各高級農園にあるため、GFである必要はない。

しかし、GPのエレベーター同様の機構が採用されている道であれば、金の水を使っていることになるため、今回の行き来と何か関連がある可能性があるだろう。



以上が、扉について分かっていることと、GFハウスの謎だ。

これらのことをふまえた上で、扉の向こうにあったGFハウスは何なのか?ここからどうなるのかということを考えていく。




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扉の向こうにあったGFハウスは何なのか?


それでは、ここまでのことを前提に扉の向こうにあったGFハウスについて考えていく。

まず考えるべきなのは、あれは本当のGFハウスなのか?それとも、幻覚やエマたちの記憶によるものなのか、ということ。

物理的にGFハウスに転移したのか、それともボスや竜の見せている幻なのか、このどちらなのかということから考えてみたい。


1.本当のGFハウスであるパターン


まずは、本当に00-00地点のGFハウスまで行ったという可能性。

この場合、「GFハウスそのもの」が七つの壁や昼と夜に大きく関わっているということになる。

外観などからはまだ判断がつかないので、根拠となるのは3点。

まず上で挙げた特殊要素2つで、ペンの座標と人間世界への道があること。これらはGFが重要地点である可能性を示唆している。

そして最後に実際のGFハウスに七つの壁や昼と夜に関わるものがあるのかどうか、ということ。


a.ペンの座標の原点となっている

まず1つは、鬼の世界において重要な場所だからこそ、原点に設定されたという可能性。

「北へ10里……」などの移動が必要なペンのヒントを実行するために、00-00とした、と考えることも可能だろう。


しかし、それだけではGFが鬼の世界において重要な場所であると言い切ることはできない。

脱獄のスタート地点である農園を原点に設定するというのは自然だからだ。

どこか1つの農園に基準を定めなければいけない都合上、それにたまたまGFになったということも十分あるだろう。


また、北へ10里……などのヒントのために基準がGFになったという可能性も考えづらい。

そのためにGFを基準にしたというのなら、ミネルヴァは扉の向こうがGFハウスであるということを知っていることになる。

その場合ミネルヴァは、七つの壁に到達せずに扉の向こうから引き返してきたことになってしまうため、それは矛盾する。


明確に、北へ10里といったヒントのために原点になったわけではないということは分かったが、重要な場所だから原点になったとは言えない。そこに因果関係は現状存在しないからだ。


b.人間世界への道がある

そしてもう1つは、人間世界への道があること。

GPと同じように金の水を使用しているのであれば、金の水を使ってやってきた扉と何か関係がある可能性がある。

とはいえやはり、現状扉と道の関係について、これ以上結びつける要素はない。

現状の情報だけでは、道は「人間世界へつながっている」だけであり、七つの壁や昼と夜とは関係がないのだから。


c.実際のGFハウスに七つの壁や昼と夜へつながる要素があるのか

最後に、実際のGFハウスに七つの壁や昼と夜へつながる要素があるのかということ。

GFに何か重要なものがあるなら、そこへ飛ばすということは納得だが、そうでない場合、飛ばす場所はGFじゃなくてよいことになる。

で、実際に食用児がいる場所に七つの壁につながるものがあるかと言うと、そういったリスクを鬼側が冒す必要はない。

なので、GF自体が重要な場所だから、そこへ飛ばされたというのは多少考えづらいことだろう。


というわけで、現状実際にGFハウス(00-00地点)に転移した可能性を考えてみたが、基本的には考えづらそうだ。

GFが重要な場所であるということの根拠が今のところなく、もし七つの壁につながるようなものだとすると、農園運営側はそんなリスクを冒さないだろう。

となると、GFハウスという特定の場所に飛ばす必要が現状ないといえる。




2.偽物・幻覚である可能性


GFという特定の場所に飛ばす必要がないのだとすると、偽物や幻覚であるパターンが考えられる。

実際、扉の後の天井絵は真っ黒で、「特定の場所」を指しているわけではない可能性が高い(少なくともGFハウスではない)。



週刊少年ジャンプ 2019年20号
約束のネバーランド 第131話 入口 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



この場合は、扉の先にGFのような場所を映し出す目的などから考える必要がある。


そこで気になるのは、この扉やその先は「行きたいと思った人間・鬼が能動的に来る場所」であるということ。

どういうことかというと、扉の先は「引き返せない」という非常にリスクの大きい場所。

しかし、それは強制的に連れてこられる場所ではないということが重要だと考えている。

扉へ行くまでには、金の水やヴィダを集め、月の夜にわざわざ血を流す必要がある。更に、扉には「引き返すなら今だ」という注意書きまで書かれている。

つまり、「リスクが大きいことを承知で、リターンを求めて行く場所」が扉の先と言えるだろう。


では、そういったリスクを承知で行く場所というのは、どういった場所が考えられるか?

この扉への行き方は、鬼のボスや竜の目が祭られていた寺の天井絵に書かれていたもの。すなわち、鬼の文化・宗教だ。

となると有力なのは、以下の2パターンがあると考えている。


a.鬼のボスや竜の目による恩恵を受けられる場所

1つは、鬼のボスや竜の目による恩恵を受けられる場所。

例えば、「その鬼や人にとって重要な場所、あるいは望む光景が見れる場所」。

エマやレイの場合、GFハウスという故郷は重要な場所だし、もし家族が安全に過ごせるのなら望む光景だろう。

そういった行く鬼や人間が望むものを見せる場所であれば、「引き返せない」というリスクを承知で、ありがたがっていく鬼はいる可能性が高い。



b.宗教的な試練を受け、鬼のボスに会うための場所

そしてもう1つは、鬼のボスへ会うための試練を受けるための場所である可能性。

この場合は、「大切な場所を捨てる、壊す」などは、一応エマたちがGFハウスを見る理由としてなくはない。

ただ、こちらは絶対にそうだとは言い切る要因ではない。



本当にGFへ行ったのか、記憶や幻覚を見ているのか、ということについて考えてみた。

現状、どちらの可能性も捨てきれないが、GFハウスという特定の場所が扉の向こうにある可能性は考えづらい。

竜の目などによって、本人たちの望む光景を見せられている、という方がまだ言い分はありそうだ。

ただ、どちらかもまだ断定できない状態なので、ここから先へ進むことは現状できない、というのが結論だろう。


以下に結論をまとめた。




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結論


扉の向こうにあったGFハウスは一体何なのか?昼と夜と何か関係があるのか?ということを考えてみた。

考えられることとしては、本当にGFハウスへ行ったのか、あるいは幻覚なのか、ということ。

前者であれば「GFハウス=七つの壁へつながる重要地点」と言えるし、後者であれば「エマやレイにとってのGFのような幻覚が見える場所」ということになるだろう。


それぞれ検討してみたが、1ページだけなのでさすがに情報不足。

実際に転移した可能性は、外観からは判断不能。

座標が原点であることや道があるといった特殊性から、GFが鬼の世界とっての重要地点である可能性を探ってみたが、どちらも微妙。

現実のGFハウスに七つの壁や昼と夜へつながるものがあるかと言うと、農園側からするとリスクしかないことなのでそれも考えづらい。

実際にGFハウス、00-00地点に行ったわけではないというのが妥当かなと考えている。


となると、エマやレイが見ている幻覚という可能性。

これはまず、竜の目によって見せられているということも考えられるし、天井絵が黒かったことから、見る人によって違うと解釈もできる。

更に、「リスクを承知でいく場所」として、「望むものを見ることができる」「試練を受ける」ということに、ある程度現状は一致しそうだ。


とはいえ、全然断定できるレベルではないので、ここまでが限界、というのが結論。




おわりに


本日も22時より配信予定。

132話について考えたことをTwitterライブで話すので、ぜひ見てほしい。










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