七つの壁の迷路を抜け出す、時空を超える方法と、エマのわかったことについて考察

週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



136話にて、レイの推測から七つの壁のおおよその正体が明らかに。

彼の出した答えは時空。まだ確定したわけではないものの、起こっていることや伝承の意味も伝わるようになるため、非常に説得力のある推察だろう。


しかし、それがわかっただけでは何も解決していない。

(以下、鬼のボス)に会うためには、その七つの壁を超える必要がある。

それはすなわち時空を超えるということで、何をすればいいのか見当もつかない。まだ大きすぎる謎と言っていいだろう。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



というわけで、七つの壁に至るまでの迷路を抜け出す方法、時空を超える方法や、そもそも「壁」が現れる方法、

そしてエマが「わかった」と言っていたことは何なのか?ということについて考えていく。



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ヒントになりそうな情報


まずは、現時点で七つの壁や迷路について分かっている情報から、ヒントになりそうなものをまとめていく。

重要そうなのは以下の点。


1.鬼のボスに会うために七つの壁を探している

2.迷路は鬼のボスによって空間・時間を制御されている

3.七つの壁を超えるには、時空を超越する必要がある

4.見たことのない沙漠で、砂嵐に矢を射ろうとした瞬間、エマが小さくなり消えた

5.消えたエマがまた現れ、何かを理解した



それぞれ簡単に説明していく。


1.鬼のボスに会うために七つの壁を探している


まず大前提、エマたちの目的は鬼のボスにあって、もう1つの約束を結ぶこと。

そのためには七つの壁の向こうにいるという鬼のボスに会う必要があるため、扉の向こうの迷路を彷徨っている。



そして、鬼のボスはこの迷路を通して、エマたちに「あそぼ」と要求している。

「みつけてごらん」とも言っているため、彼を見つけることが迷路を抜け出す方法であり、目的となる可能性が非常に高い。




週刊少年ジャンプ 2019年22・23合併号
約束のネバーランド 第133話 あそぼ より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、鬼のボスは七つの壁の先にいるとも言っているため、

結局の所「七つの壁」を発見し超えることで、鬼のボスが見つかる。つまり、エマたちの目的は達成されるという流れになるだろう。



2.迷路は鬼のボスによって空間・時間を制御されている


そして、扉の向こうの空間は、GFハウスやシェルター、GPなどエマやレイが辿ってきた場所になっていた。

しかし、毎回違う空間につながっていたり、物理法則や時間が歪んでいたり、イザベラたちが骨になったりと無秩序な空間となっている。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



これは、骨が「あそぼ」と迫ってくることや、ボスが「七つの壁はこのさきにある」と示したことなどから、鬼のボス自身が制御していると言っていいだろう。



そして、鬼のボスが空間や時間を制御していることから、

七つの壁=時空という物理的限界であるというレイの推察はかなり信憑性が高いと言える。




週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ここからは推測だが、エマやレイの知っている場所を再現していることから、彼らの「記憶」や「精神」といったものにも干渉している可能性が高い。


3.七つの壁を超えるには、時空を超越する必要がある




週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



そして、七つの壁が時空であるならば、その先にいるという鬼のボスに会うためには、時空を超える必要がある。

具体的な方法に関しては一切不明だが、方針としてはペンにあった

「砂の間で矢が止まり 日が東へ沈むとき 地が哭き壁は現れる」

という伝承を再現することを目指すことになる。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



これはすなわち、時を止め(砂の間に矢が刺さっている=砂時計が止まっている状態)、

その上で時を戻す(日が東へ沈む=時が逆行している状態)必要があるということになるだろう。

現状でも、エマやレイが幼い姿になっていたり、カレンダーが2033年を指したりと、「時が戻る」現象自体は起きているが、その時点では大きな変化はない。



4.見たことのない沙漠で、砂嵐に矢を射ろうとした瞬間、エマが小さくなり消えた




週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



しかし、かなりの部屋を行き来した後、エマとレイは見たことのない沙漠へと出た。

そこで砂、そして太陽を認識したエマは、伝承を再現しようと、砂嵐に矢を射ろうとする。

しかし、太陽や砂嵐を指さした時点でエマは小さな姿へなってしまう。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



このケースは今までと異なっていて、エマは赤ん坊まで戻り、パズルのピースとなって消えている。


週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



これは沙漠という場所によるイレギュラーか、エマの行動によるイレギュラーと考えられる。

レイはしばらく普通の姿でエマを探していたと考えられるため、エマの行動によるイレギュラーという可能性が高そうだ。



5.消えたエマがまた現れ、何かを理解した



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



パズルのピースとなって消えたエマだったが、レイが老化した後戻ってきている。

そしてまた小さな姿で、「私わかったかも知んない!」と、何かしらの理解をしたと宣言。

消えた際に何かを見たのか、あるいは消えたことから考えて何かが思いついたのかは現状不明。



このあたりが現状わかっていること。

七つの壁の正体に近づいたのはいいが、それを超える方法が文字通り人智を超えたものとなっていて絶望的。

もはやどこから考えていいのか分からないが、現状ありそうなパターンをいくつか考えていく。




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迷路を抜け出し、七つの壁を見つける方法は?


では、迷路を抜け出すための方法――時空を超えるという方法について考えていく。

しかし、「時を止めて戻す」という現象を起こす方法は今のところ見当もつかない。

今まで起きている、子供に戻る現象や日付が昔に戻るといったことで特殊なことは起きていないため、それすらも関係ない可能性が高い。


とはいえ、1つ大きくひっかかることがある。

エマが幼くなり消えたという、これまでから考えても異常なことが起きたこと。そして、それによって何かを掴んだ、ということ。

なので、そのきっかけは一体何か、何故そんなことが起きたのか?ということからアプローチしてみようと思う。



エマが赤ん坊になって、消えたのは何故なのか?


エマは沙漠にて、砂嵐に矢を射ろうとした際に赤ん坊となった。

幼くなった彼女を見てレイは、「またか」と、これまでと同じ現象と判断していた。

しかし直後、幼くなることが止まらず、赤ん坊になった後に消えた。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



実際にはエマは生きていたものの、パズルのピースになって消えるというのは異常。

これが鬼のボスによるものだとすると、

・エマの行動が何かしら「正解」に近かったから、それを防いだ

とは考えられないだろうか?

これならばエマにイレギュラーなことが起こったということ、

そしてエマがそれを受けて、何かが「わかった」ということにも説明がつくと考えられる。



まず、エマにイレギュラーが起きたこと。

これは、「正解」に近づいたからこそ派手に妨害を行ったと考えられる。

エマたちそのままスムーズに正解しては困る。何故ならボスは「あそぶ」ことが目的なのだから。

これまでも、イザベラや骨を使ったり、同じ部屋を行き来させ彼らを疲弊させていることから、「困難を与える」ことが「あそぶ」ことの一要素と言えるだろう。

だから一度、彼らを分断する。

エマとレイが再び合流する前に、レイが折れずにいられるか図ること、

そして赤ん坊まで戻すことで、「時を戻す」という正解に近いということを伝えるのが目的ではないかと。



そして、このエマが消えるということを受けて、エマが何かを理解したこと。

これは、自分の身に起きたことを考えた結果、何かが見えたのではないかと考えている。

「赤ん坊まで戻る」というのは今まで以上に「時が戻っている」し、正解に近づいたという判断をエマはできるだろう。

そして、それが起きたきっかけを考える、と。



つまり、たまたまエマが何かしら正解に近い行動をした結果、

ボスはヒントとあそびの盛り上げを兼ねて、エマを幼くし、消した。

そしてエマはそれを受けて、自分の身に何が起きたのか、その発端は何かを考えた結果答えを見つけたのではないか、と。



では、エマが消えたきっかけ、正解に近い行動とはなにかを考えてみる。



エマが消えた理由・わかったこととは何か?


それでは、エマが見つけた正解に近い行動とはなにか?

現状かなり描写が少ないため判断が難しいが、

「太陽を指さした」ことが大きいのではないかと考えている。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



この次の瞬間に、エマは幼くなっている。

太陽を指さしたことで消えたのは何故か?

これは、「太陽」が鬼のボスの目、あるいは彼の持っていた球体で、それを狙おうとした、あるいは見つけたということが「正解・ゴール」に近い行動なのではないかと考えている。



週刊少年ジャンプ 2019年27号
約束のネバーランド 第136話 迷路 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




週刊少年ジャンプ 2018年40号
約束のネバーランド 第101話 おいで より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



最初に確認したとおり、結局の所見つけるべきは「鬼のボスがいる場所」。

それをエマが見つけた、あるいは鬼のボスがそう誤認したという可能性である。

であるならば、あのタイミングで指さしたエマだけがイレギュラーな現象に巻き込まれたことには説明がつくし、

その現象の中で赤ん坊まで時は戻っているため、伝承にも近くはあるかなと。


とはいえ、「地が哭き壁が現れる」「時空を超える」といった要素とは絡みが薄いのがネック。

考えられる要素としては現状ここしかないが、まだ時間が経てば別の説も考えられそうだ。


以下に結論をまとめた。


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結論


七つの壁が時空であるというレイの推論はかなり有力。しかしそれを越えて鬼のボスに会うという目的にはまだ遠い。

時空を超える、ということは基本的に人間にはできないため、「時を止め、戻す」という伝承を再現することはできないからだ。


しかし、沙漠でエマに起きたことはこれまでにない現象。

レイはしばらく無事でエマを探しているため、エマが何かしらの行動をした結果、ああなったと考えるのが自然だろう。

そして、それが正解に近かったからこそ、エマは何かが「わかった」し、鬼のボスはエマを一度「消した」のではないかと。


となると、直前にエマのやっていた、「太陽や砂嵐を指さした」ことが関係していると考えている。

この太陽が、「鬼のボスの目」、あるいは「鬼のボスのもっていた球体」で、そこを指さしたことが正解に近かったために、エマが消えるという現象が起きたのではないかと。


最終的な目的が「鬼のボスを見つける」ことであることや、

エマが消えるというこれまで以上にイレギュラーな現象、そしてそれを受けてエマが何かに気づいたことなど、様々なことに説明がつく。

なので、「太陽=鬼のボスの居場所」というのはそこそこありうるのではないかと考えている。



おわりに



配信予定。遅くなってごめんなさい。










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