前回(137話)の考察放送
→137話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年6月10日放送)
今回も配信をしたのでそのログを。
◆◆アイシェの立場・目的◆◆
アイシェの生い立ち、教育や、ソンジュとムジカの現状などについて確認
1.アイシェは禁制地区の森で鬼に飼われていた
鬼の言語を話す、筋肉質、食べられていない
→鬼に手厚く育てられた 鬼に恩義を感じていても、おかしくはない
2.鬼の言語と人間の言語
助け出された段階では、シスロに対しても鬼の言語で話している
→この時点の人間の言葉を知らない
今回、ドンとギルダの会話を理解して、話していた
→ハヤトも知らなかった
3.ドンが鬼を殺さなかった時、驚いている
ドンがハヤトを助け出した時、驚いた表情を見せている
いつもは澄ましていて、無表情な中石を投げたときだけ驚いた表情をしている
4.ドンとギルダがムジカを助けようとしていることを知ると、接触した
「ソンジュの馬と似た足跡を見つけた」という会話を聞いて、
「なるほど、あんた達は邪血を逃がすつもりか」と話しかけた
・人間の言葉を完全に理解している
・ソンジュ、ムジカと聞いて、邪血と判断している→ノーマンの指示によるもの、明確な指示を受けて忠実に従っている
5.ムジカたちと一緒にいた馬の足跡が発見されている
禁制地区で馬となると、けっこう限られる
→ドンとギルダからすると、ちょっと焦らなきゃいけない状態
◇◇アイシェは味方になりうるか?◇◇
1.アイシェの生い立ちと教育
どういうふうに育ってきたのか?ということから立ち位置を考える
a.鬼に飼われていた→b.ノーマンに救われ、銃の訓練を受ける→c.ソンジュとムジカの捜索をする
・鬼に飼われていた
→手厚く扱われている
言語教育で、鬼と話す機会が多かっただろうし、食事もちゃんととらせていた
鬼に敵対感情があるかというと難しい
・ノーマンに救われる
銃の訓練
鬼に飼われていたときは、シスロに対しても鬼の言語を使っていた
→この時点では人間の言葉を知らず、鬼の言語だけを解していた
ということは、人間の言葉を覚えたのはアジトに来てから
そのうえで、ハヤトが知らなかった→秘密裏に教育を受けた可能性が高い
・ソンジュとムジカの捜索
→ノーマンからの指示を忠実に行っている
分かることは、
・鬼から手厚い教育、育成を受けた→敵対感情だけかというと、そうではない可能性がある
・アジトに来てから、ノーマンなどから人間の言葉の教育を受けて、彼の指示に従っている
2.ドンが石を投げた時に驚いている
鬼を殺さなかったときに唯一、驚いた表情を見せている
パターンa.鬼を殺すのが嫌だった場合
銃を向けたけど、急所を外すつもりだった
そのとき、ドンも鬼を殺さないという選択をした場合
→驚くに値する行動ではある
パターンb.ノーマンから誤った、偏った教育を受けている場合
例えば、「ノーマン以外の人間を信用してはいけない」とか、「邪血というよくない鬼を殺せ」とか。
この場合、周りの人間に心をひらいていないことにも説明がつくし、
鬼を殺さずに助けた、というのは驚く理由として十分なのでは
◆◆アイシェからどうムジカたちを守る?◆◆
上記2つの「実は鬼を殺したくない」「ノーマンに偏った教育を受けている」というどちらかの場合、ある程度懐柔の余地はある
→ちゃんと正しく説明すれば、味方に引き入れることもできうる
説得できなかった場合
→この場合は結構厳しい
邪血を逃がすという狙いがバレていて、足跡の位置もバレている
できることは、野良鬼をけしかけてアイシェが対応している間にソンジュとかムジカとかに接触する
→ドンとギルダはどうやってアイシェからソンジュ・ムジカを守る?アイシェは味方になりうるかを考察
◆◆黒い穴◆◆
七つの壁を超えた
→伝承どおりにやって、黒い立方体に行き着いた
そこで、黒い穴を見つけたところまでが前回
昼と夜へ繋がる穴というのが妥当
→伝承どおり時を戻して、七つの壁が現れた
→そこに黒い穴がある→隔つものが消えて、鬼のボスに会える、というのが妥当な解釈
天井絵も、
扉→真っ黒→昼と夜、という流れ
その先の空間
→何が起きてもおかしくない
なんにもないけどなんでもある→望むものを得られる、見ることができる
何かを見ることができる、というのは比較的有力→竜がいて、遺跡やペンダントと同じ模様の目をしていた
→クヴィティダラの竜の目は何でも見通す力がある、という伝承がある
あと、エマも昼と夜で、過去の光景や金の水、寺の場所を観ている
◆◆ペンダント◆◆
ペンダント、お守りから分かることって少ない
・昼と夜で見た竜は、これと同じ模様の目をしている
・クヴィティダラの遺跡も同じ模様している
→かつて、なんでも見通す竜がいたとか、昔鬼が儀式みたいなことをしていた、特殊な場所である
・現在は、寺において鬼のボス、七つの壁のマークと一緒に祀られている
エマがクヴィティダラで幻覚を見た
→このペンダントのおかげかは分からない 石から目のマークを見つけたからかも知れない
こんにちは、管理人さん。
今週号が手に入るのが今日になってしまったので、考察記事も今日読ませていただきました。とても面白かったです。
ドンが鬼を殺さなかった時にアイシェが驚いていたことには、考察記事を読むまで気がつきませんでした。
アイシェの五感や野性的な勘が優れていることは、135話目からも感じさせられましたが、今回の話を見ると、彼女、知的レベルや学習能力も高そうですね。
ちょっと思ったんですけど、ノーマンも、アイシェが人間の言葉を理解できることを知らなくて、アイシェは、最初からムジカとソンジュを逃がす予定で。演技をしてノーマンの懐に入ってきた可能性もありなか、という気がしました。
ヴィンセントが実験をしているときの、シスロの様子もちょっとおかしかったですよね。ノーマンの人心掌握術はすごいけど、万能ではないのかも。
次回がどうなっていくのかは分かりませんが、最初からドンギルとアイシェの目的が一緒だったらいいのにんなあ…と。ただの希望ですけれど。
>シナモンさん
いつもコメントありがとうございます。
◆◆アイシェ◆◆
ノーマンにも言葉を理解していないと見せていた可能性ですね。
邪血、ソンジュ、ムジカという固有名詞を理解していることから、ノーマンから人間言語で指示を受けたかと思っていましたが、
一応鬼の言語で「ソンジュ、ムジカ、邪血という単語はターゲットである、警戒しろ」ということを言われていたというパターンはあるかもですね。