32話が、すごくよかった!
レイのキレキレなかっこよさが出てる回でしたね。
ハウスへの放火は、全員で無事に逃げるのであれば、非常に合理的です。
……自分が燃えれば、イザベラは無視できないというのも。
レイの、理論的に正しいなら、ためらわずに実行に移すという姿勢がめちゃくちゃかっこよかったです。
でもだからこそ、今死んでしまうのは惜しい!
個人的に一番好きなキャラなので、
彼が生きている可能性について考えてみました。
結果、可能性はありそうでしたが、ちょっと複雑な気持ちに。
生きている可能性
考えてみた結果、生きている可能性は十分にあると思います。
パターンは以下の4つが思いつきました。
1.すぐに燃えてはいけないため、生き延びる
2.ハウスの消火技術が想定以上
3.この作戦がイザベラに読まれていた
4.エマが飛び込んで助ける
1.すぐに燃えてはいけないため、生き延びる
レイが燃える必要があるのは、
イザベラがハウスを放棄して逃げた子供たちを追うのを防ぐため。
すぐに燃えてしまっては、イザベラはレイを切り捨て、子供たちを追うでしょう。
そのため、出荷して問題なさそう、と思えるくらいの燃え具合である必要があります。
となると、イザベラに回収されてしまう可能性も十分にあると考えられます。
2.ハウスの消火技術が想定以上
考えてみれば、高級品を育てている農園が、火災リスクに備えていないわけがありません。
油とマッチがあって、小さな子どもたちがいっぱい。
火事が起こる可能性は少なくありません。
基本は飼育監がちゃんと指導するってことなんでしょうが、万一ということはあるでしょう。
しかも、時代は2045年。
現代以上に消火技術が発展しているでしょうし、
2015年までの事しか知らないレイたちにとって、それは想定外でしょう。
また、2巻の巻末コメントで、出水ぽすか先生がこう書かれています。
GFハウスには、まだまだ秘密が一杯です。
まだ見ぬ消火技術が隠されている可能性もあるのかなと思います。
3.この作戦がイザベラに読まれていた
続いて、火事を起こすのがイザベラにバレているというパターン。
実は食堂の近くに既に潜伏していて、すぐにレイを回収、消火に移るという可能性を考えてみました。
バレる可能性は以下の2つ。
・最年少の子供たち
・油や火炎瓶
1つ目は、脱出のため、隊列を組む訓練をしていた子供たち。
ドンとギルダがどこまで伝えたのかは不明ですが、
イザベラから逃げるということを伝えたら、最年少の子供たちはボロを出しそうです。
いくらイザベラの目がエマとレイに向いていたからと言って、
小さい子供の面倒くらい見るでしょうし、そんな彼らが、イザベラの目を欺くのは難しいでしょう。
最年少の子供には事実を伝えず、隊列の練習だけしたのかもしれません。
しかし、もしそうなら、火事の中イザベラを置いていく、というのは、
子供たちが動揺して、脱獄に失敗しかねません。
4.エマが飛び込んで助ける
ノーマンが出荷されるときもそうでしたが、
エマが考えなしにつっこんで助けてしまう、という可能性もあります。
冷静に考えても、イザベラがハウスを放棄するというリスクがありますが、
ノーマンのいない今、貴重な参謀役というリターンもありますから、助ける価値はあるのかなと。
反論
と、ここまで生きている可能性を考えてきましたが、
冷静に考えるとどうなの、みたいのもあるので、いくつか挙げてみます。
1.一酸化炭素中毒
すぐに燃えてはいけないとは言うものの、
煙の出てる現場にいるだけで、一酸化炭素中毒のリスクがあります。
燃えてなくても手遅れな可能性もあるため、
イザベラは即レイの出荷を諦める可能性がありそうです。
2.このまま死んだ方がかっこいい
めずらしくちょっと感情的な話になりますが、
ここで死んでいた方が、レイの意志が曲がらずに、かっこよく終わるんじゃないかと。
今この瞬間のために、努力で自分の価値を釣り上げてきた。
「俺は人間だ! ザマァ見ろ!!」
……その後に生きて戻ってきたら、急に茶番感がしますよね。
好きなキャラだけに、このまま終わるのがいいかな、とも感じました。
まとめ
以上、レイが生きている可能性について、考えてみました!
結果、いろいろ可能性はありそうです。
ただ、冷静に考えてみた結果、このまま終わるのがいいのかな、と個人的には感じましたね。
もちろん、再登場したら、それはそれで嬉しいんですけど、
今回が最高潮にかっこよかったので、これが無駄になるのは避けてほしいかなと思います。
レイ、もう何年も前からこうして、エマ・ノーマンを逃がす&プラントへの復讐を遂げるつもりだったんでしょうね。かっこいいです。見た目ともピッタリな感じです。
でも頼りのノーマンがいなくなってから、実は自分は死なないように一部予定変更した可能性もあるかなという気がします。方法はわからないけど…例えば最初にかぶったオイルのようなものが燃えないための液とか(そんなもの入手できるかって話ですけど汗)…何らかのトリックを使って。
ママだけじゃなくエマをも欺いて死んだふりをして、後からエマたちを手助けをするとか…理由は思いつきませんけど…う~ん、エマ単純だから騙したほうが思い通りになるとか…
とりとめもなくなってすみません。
レイがもし生きてるなら、あのままのかっこいい姿がいいな、と思います。
>リトル・バーンさん
コメントありがとうございます!
レイ、かっこいいですよね。
目的のために、計画を立てて、努力して実行するってすごいと思います。
たしかに、被ったオイルはフェイクで、
爆発にまぎれて逃げた可能性はあるかもしれませんね。
全員脱出をするために、ママの意表をつく必要があると考えて、
いなくなったように思わせる、みたいな。
ぶっ飛んでると思いますが
ノーマンも死んで、レイも死んで、計画は全て失敗に終わる
そして何事もなかったかのようにエマが出荷される、怪物に食べられそこでブラックアウト
次に目を開けるとまたいつもの風景、ノーマンもレイもいる、っていうタイムリープ説無いですかね?
>崖の上のほにょさん
コメントありがとうございます!
タイムリープ説ですか、盲点でした。
今度記事にしようと思っているんですが、
逃げるにはまだ情報が不足してて、脱獄が失敗しそうだな、って僕は思ってます。
となると、一度やられてタイムリープっていう展開はありそうな気がします。
もしかしたら、過去の話に伏線があるかもしれませんね。
タイムリープ説を意識して、読み直してみようと思います!
まだ本の謎が残っているのにハウスを燃やしてしまったら図書室も燃えてしまうと思うのですがそこら辺はどうなんでしょうね…
脱出後にハウスに戻って来ないとしたら燃やしても問題ないのでしょうがなんだか解せないです…
>Keyさん
コメントありがとうございます!
たしかに、図書室も燃えちゃいますね。
もう本の謎は解明してて、持ってく必要がないとか、図書室自体は関係ないとか、
分かっているのかもしれませんが……。
あまりにも触れられなさすぎて、そんな感じはしないですね。
まだ他にもモールス符号のある本が存在する可能性もあるでしょうし、
たしかに解せませんね……。
今までノーマンから考えて、レイが火をつけるところまで読んでいて、重要な本だけ持ち出してトランクに入れた可能性もありますね
>Keyさん
コメントありがとうございます!
ノーマンならそれくらい読んでても不思議じゃないですね!
全員ことごとく外れてて草。でも考察がおもろい漫画だったなぁ。