前回(148話)の放送
→148話伏線・考察まとめ配信ログ(2019年9月2日放送)
本日も配信をしたので、そのログを。
””内はいただいたコメント。
◆◆ごほうびとは◆◆
ヒント
1.昼と夜に行くと、鬼のボスと約束を結べる
→望みを叶えてもらえるけれども、対価としてボスの望むものを差し出さなきゃいけない
2.1000年前の約束
→ラートリーとイヴェルクが昼と夜へ
「世界を2つに分けて欲しい」
ごほうびを要求される
・イヴェルク→その年いちばんいい肉をよこせ
・ラートリー→ラートリー家は二世界の調停役をしろ
ここから、2つのことが分かる
1つは、”ごほうび”はお願いを邪魔しない→世界を2つに分ける、というのは1000年続いている
もう1つは、鬼のボスにとって得があるのが”ごほうび”
→鬼のボスが鬼なら、いい人肉を食べられる→それはすごくいいこと
調停役は鬼のボスにとって得じゃないじゃないか
→いい人肉のための環境を整えることは必須 争いが起きると、食べられないかもしれない
3.鬼のボスは”ごほうび”はそいつにとって大切なものがいいと言っている
欲望、渇望など、その鬼や人間が求めているものを奪い取ることがいいと言っている
4.エマが願ったこと
鬼のボスへのお願い→「全食用児を人間の世界へ移動させて、それを最後に二世界間の行き来を不可能にする」
”ごほうび”で奪われそうな大切なものや、彼女の最終的な目標
→家族の笑顔、全食用児の解放、鬼と人間が両方平和に暮らせる世界
こういうことを望んでいるけど、ここが叶わないのではないかと
5.ごほうびとして求められたのは、「きみの――」
エマの所有するなにかや、彼女に関連するもの
これが奪われる、要求されるのではないかと
もう1つの約束は、
「お願いしたこと自体は叶う。けれど、その先に望むものが奪われてしまう」
このやり取りのことを指す。
エマの場合は?
→「全食用児が人間の世界へ行って、その後二世界間の行き来ができなくなる」
っていうお願い叶うはずである
エマがその先に望む、「家族の笑顔」や、「食用児の仲間が安心して暮らす」ということが叶わなくなってしまうのではないか、
エマ自身の大切なもの奪われてしまう
→これが”ごほうび” で、実際ごほうびとして求められてるのは、「きみの――(何か)」。エマの持つ大切なものや、関係するもの
具体的に、何を要求されたのか?
1.家族の命
家族を守るために約束を結んだのに、それを奪われる→当然嫌なこと
エマにとって大切なもの→家族っていうのはこれ以上なく大切
「全食用児が人間の世界へ行く」→これは叶うはず
2.エマの記憶
エマを含む全食用児は人間の世界へ行く
けれども、エマの記憶がなくなってしまう→エマとしては、望みがかなったけど、叶ったかどうかわからない
記憶がなくなったら家族は悲しむ→エマの最終的な目標を叶えていない
エマにとっても大切なもののはず
鬼のボスにとって、エマの記憶って奪ってもメリットがない
→1000年前は、鬼のボスにとって得のある形のごほうびだった
いい肉を食べられたり、その肉できる環境を整える調停役を立てる
一方、記憶を奪ってしまうとそれだけで終わりなのであんまり意味がない
3.鬼のボスとエマの身体の入れ替わり
きみの身体と、ぼくの身体を入れ替える、みたいな話
→エマの身体は人間の世界へ行く、けれど、エマの精神は昼と夜に取り残される
「全食用児が人間の世界へ行く」というのを叶えつつ、「エマの大切なもの、家族との触れ合いを奪う」
ただし、鬼のボスにとって得があるかというと難しい
→時空を操る存在が、人間の世界へ行くことができたとして、それはメリットに感じるのか?
→完全に否定はできないが、感性次第なので判断しづらい
で、ソンジュは「約束を破るなら、エマたちはとうに鬼のボスの敵だ」
→最上物が捧げ続けられる世界は、鬼のボスにとっていいものである可能性が高い
4.きみの身体を鬼にする
エマの身体を鬼にすることによって、エマは食用児じゃなくなって、人間の世界へ行けない=家族と一緒に暮らせない
あるいは、もし食用児として人間の世界へ行ったとしても、家族に恐れられてしまう
願いを叶えて、最終的な目標を奪うということにはなっているが、
やっぱり鬼のボスにとって得がない
→エマ1人が鬼になっても、いいことは別にない
邪血の鬼にするのはどうだろうか、というご意見を頂いた
これはすごくアリ
邪血の鬼→食用児ではないので鬼の世界に残らせることができる→家族と離れ離れ、本来の目的が果たせない
その上で、邪血だと鬼のボスにも得がある
→エマの望み→鬼の世界から人間がいなくなってしまう→知性鬼がいなくなる
→鬼のボスは信仰されなくなる→”ごほうび”を得る機会を失ってしまう
じゃあ、エマを邪血の鬼にして、知性鬼を存続させる役目を与えると解決するのでは?
→飢餓で苦しんでるところを、「鬼のボスからの使いです」みたいなことを言わせると、信仰心アップ
→知性鬼からごほうびや捧げものを得ることができるようになる
”ごほうび、しっくりしてきましたね!
きゃるたま
GF組は、そこまで予想していそう。
きゃるたま
ドンギルがごほうびの心配をしていなかったので…”
”上書き、イヴェルクの最上物の約束はどうでしょう?
きゃるたま
守れなくて、罰?”
3つのルール
約束は破れない、上書きできない、ごほうびは拒否できない
イヴェルクからのごほうびがもらえなくなるような願い→そんなエマの願いを鬼のボスはすぐに肯定している
なので、問題がないか、イヴェルクに罰がいくかのどちらか
その年実った一番いい肉を渡すというごほうびだった
→人間って言ってたっけ?
その年実ってないならしょうがないのでは?
問題がないように見える
”きゃるたま
つくるんでしょ?人間と言っていたので、実らなければ…の方がよさそうですね”
”きゃるたま
しっくり来ました。もしくはイヴェルク死んでしまえば終わるのかも”
→もう1つの約束のための”ごほうび”は「きみの――」何?エマの払う対価を考察【最新版】
◆◆寺の絵◆◆
二段目が人型っぽい→ノーマンは細菌から、っていってたけど、原型はちっちゃい人型なのでは?
人型の鬼が、人間や虫、蛇を食べるとどうなるの?というのを観察した図である可能性もあるかなと
”きゃるたま
蛇だけ人型が反対向きなのも気になってます”
”きゃるたま
ファンタジーすぎますね、あそこはw”
◆◆野良落ちって悠長では◆◆
殺した方が早くないか
・辱め
・執行猶予的な
・野良鬼にも何かしらの利用価値があるから、残している可能性
→知性を取り戻した時に危ない気はする
”きゃるたま
ボコボコッと野良落ちしていった描写は、イメージだと考えますか?”
→プポを食べたときに、一気に変化しているので、ないとはいえないかな
”きゃるたま
最後は森にぺっと捨てたわけですもんね”
そういえば、五摂家は、邪血の性質を持っている筈です。
食べたものによって形質の変化を生み出さない筈ですが、五摂家の身内であるはずのノウマ・ノウス兄弟がGPで狩りをしていた時、食用児の反乱で殺されたノウマをノウスが食べて取り込んでいました。邪血の性質を持っていたのならば、そのようなことは無いと思うのですがどういうことでしょうか?
今回の考察内容とは、関係無いので申し訳ないのですが、ふと疑問に感じたので、書かせていただきました。
皆様方のご意見を伺えたら幸いです。
朱奈さん、匿名さん、こんばんは!
捕食後もノウスの姿に変化がないように見えるので、邪血でも問題ないかな?と思いました。
個人的には邪血を持っていると仮定したとして、全く違うキャラデザインの兄弟にしてしまうと、捕食して姿が変わらなかった場合に「食べても姿が変わらない鬼」がソンジュとムジカ以外にもいることがこの時点でわかってしまいます。それだとストーリーの進捗上、邪血の特殊性が引き立たなくなってしまいますよね。なので、そっくり兄弟にしたのかなーと思いました。
ドッザのうまい肉しか食ってない発言から、人型はキープできるものの邪血を持っていても食べたものが能力に影響するのでは?と思いました。
ただ、邪血にはまだ謎があって何が正解かわかりませんので…邪血ではない可能性もありますよね!
当主以外は、邪血の性質を持たない?
こんにちは。
毎回長々した書き込み失礼します。こうやって書き込みするのは久しぶりで、更新も毎回楽しみにしてます。
ノーマンもギーランも背負うものがある所は似てますね。鬼を助けたい所や王族達の非道な考えを思い付けない所はエマにも少し似てます。ギーランが生き残ればエマは彼さえ救うかもしれないですね。
ギーランて野良になっても、彼を慕う鬼が人間を食べさせた可能性もあったはずですよね。女王はそこまで計算したのでしょうか。
ごほうびとかあのお方とか考えてると、また細かい事が色々気になってきます(゚∀゚;)
①クヴィティダラが使えなくなったのはいつなのか。初代ラートリー達がここからあのお方の元へ出発してるとしたら約束後からという事になりますが、実際1000年前の約束の際、七つの壁の入口扉は室内にありました(エマ達の時は森)あれは多分、壁へ向かう儀式を行った場所ですよね。という事はクヴィティダラから向かったわけではない。
そもそも七つの壁(昼と夜)はどこからでも行けるはずなのに、何故かクヴィティダラの竜の目で探せと指定してます。具体的な事を書いたらまずいから竜の目を通してヒントを見せたかったのでしょうか。
あと“地が哭き壁は現れる”て、哭きましたっけ?矢印の意味もいまいち分からなかったし、また説明があればいいんですが。
②古文書にある“皆が竜の目を欲しがって~”の部分、鬼達じゃなくて皆という表現が気になるような。
③ラートリーの梟もヴィダに血を吸わせたのでしょうか(笑)
④儀祭はいつ頃からやってるのか、なぜ中途半端な時期なのか。最上の肉を捧げ始めたのは約束後ですが、儀祭自体はもっと前からあった可能性も。時期も正月(ないかもしれないけど)とかの方がキリがいい気が。どうでもいい事な気もしますが…。
⑤あのお方は鬼のトップの割に誰も“様”付けしてない(笑)貴族鬼は様付けされてるのに。“神”と呼ぶ様なものなのかな?
⑥エマが見た過去のお寺の壁、最初六角形だったけど八角形のシーンもありませんでした?(単に作画ミス?かもしれませんが)
等々物語には無関係かもしれませんが、気になる事がまだたくさんです。
皆さんコメントありがとうございます。
◆◆邪血◆◆
完全に食べたものの影響を受けない、というわけではないかと思います。
「美味い人肉しか食べてこなかった五摂家とは違うってか、だが俺は別だ」という発言より、五摂家も食べたものの影響を受けないというわけではないのかなと。
(美味い人肉しか食べてこなかった~=食べることで強さが伸びうるし、他の動物の肉を食べれば伸びしろがあった、と解釈できそうですから)
どちらかというと、入ってきた形質や、身体の変化をある程度制御できるみたいな印象が個人的には強いですね。
ギーランがプポを食べた時とか、人型に戻るだけでなく、髪型なども700年前の姿に戻っていますから。
ただ人の形質に戻る、というだけだと毛があそこまで同じように戻ることに説明がつかないかなと。
◆◆クヴィティダラ◆◆
うーん、今は情報が少なくて難しいですね。
考えられるのは、
・原初信仰において重要な場所であった→方針変更で取り壊された
・鬼のボスとの”約束”によってどこからでも行けるようになった
とかでしょうか。どっちも別にピンとは来ないですね。ヒントもないですし。
◆◆古文書◆◆
個人的には、現状あまり違和感は感じないですね。
例えば普通に文章として、「多くの人間が欲しがった」というのを「みんなが欲しがった」と表現するのは自然かなと。
◆◆儀祭◆◆
まず1つ気になったのは、鬼の世界の暦です。
農園や人間の世界の設備換算で11月だけど、鬼の暦では今1月、みたいなことがあるかもしれませんね。
……まあ、農園絡みで人間の世界とやり取りしたり、五摂家との癒着で取引などがあるでしょうから、人間の世界と一致させるのが自然そうではありますが。
というか、ソンジュが今まさに2047年と言ってましたし、基本は一致してると言っていいでしょうね。
中途半端な時期なのは、言われてみれば確かに。
ここに関しては宗教的なものもあるでしょうし、まだ情報がないのでなんとも言えなさそうです。
11月10日。秋だから実りの時期……。人間の文化を引きずってればあるかも。
とはいえ人間の収穫量にあまり差はないでしょうから、やっぱりちょっとわかんないですね。