ピーターはエマたちがあのお方と結んだ「もう1つの約束」をどう防ぐのかを考察!内容を聞いたラートリー家の行動・計画とは

週刊少年ジャンプ 2020年8号
約束のネバーランド 第164話 笑顔の悪魔 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか




164話では、ピーター・ラートリーがついにエマたちの”もう1つの約束”に踏み込んだ。

彼はラートリー家が鬼の世界を支配下に置くため、邪血を処分した。

これで、農園による支配を妨げる存在は、鬼の中にはいなくなった。

――そこで、最後に残った問題が、食用児たちの”もう1つの約束”だ。



現在、ナットたちを脅すことによって約束を結んだのかどうかを聞き出している。

ただ、ここで大きな問題がいくつかある。”約束”の内容を知ったところで、ラートリー家には一体何が出来るというのか?

エマたちの結んだ約束は、「全ての食用児を人間の世界へ移動させ、行き来を不可能にする」というもの。

つまり、これが履行されれば、ラートリー家が鬼の世界を支配することは不可能。

それに、約束を破ることは決められた3つのルールによってできないはずだ。



このように、ピーターの約束への対処は現状、相当難しい。

というわけで、ピーターたちラートリー家が、どのようにして”もう1つの約束”を防ぎ、鬼の世界を支配するのかを考えていく。


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ヒントになりそうな情報


まずは現状明らかな情報から、ヒントになりそうな要素をまとめていく。

重要そうなのは、以下の要素。


1.ピーター・ラートリーの目的は「鬼の世界を支配下に置く」こと

2.もう1つの約束と”ごほうび”

3.エマたちの結んだもう1つの約束

4.3つのルール



それぞれ簡単に見ていく。


1.ピーター・ラートリーの目的は「鬼の世界を支配下に置く」こと




週刊少年ジャンプ 2020年4.5合併号
約束のネバーランド 第162話 玉座盗りゲーム より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ピーター・ラートリーは、女王が死んだことを受けて目的をはっきりと宣言した。

それは「鬼の世界を我らの統轄下で調停する」こと。

端的に、「鬼の世界を自らの支配下に置く」ことと言い換えてもいいだろう。



そのための手段として利用するのは、やはり「農園」というシステム。

鬼の食料を握る施設がある限り有利に立ち回ることが可能で、実際、五摂家家臣団と五大農園をトップに据えることで、鬼を支配しようとしている。

そのために邪魔になる邪血をもらった鬼を処刑。ソンジュとムジカたちも間もなく処刑される手筈となっている。



そして、最後のイレギュラーとなるのがエマたちの結んだ”もう1つの約束”。




現状では結んだかどうか、ということからわかっていないが、もし結んだとするならラートリーにとってこれ以上ない障害となる。

そのため、人質にとった食用児たちを脅し、約束を結んだか、結んだとしたらどんな内容か、王都襲撃との関連性などの情報を探っているというのが現状だ。


2.もう1つの約束と”ごほうび”




約束のネバーランド 16巻より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



では、エマたちが結んだと想定される”もう1つの約束”とは何か。

それは、鬼と人間との約束とはまた別の「あのお方との約束」を指す。


七つの壁を超え、昼と夜であのお方と会うことができれば望みを叶えてもらうことができる。

1000年前、世界を2つに分けたのもイヴェルクとユリウスはこの”約束”を履行した。

「鬼と人間は、お互いを狩らない」という約束のため、「世界を2つに分ける」ことを叶えてもらったのだ。



しかし、この制度は当然、ノーリスクというわけではない。

あのお方の要求する”ごほうび”が必要となる。内容としては、要求してきた相手の、「最も大切なもの」。

それによって、ラートリー家は人間・鬼が約束を破らないようにする「調停役」の役割を背負うことになったし、イヴェルクはその年最も良い肉を捧げることを義務付けられた。



3.エマたちの結んだもう1つの約束


では、今度はエマたちの結んだ、あのお方との約束について。

彼女たちの目的は、「食用児みんなが安心して暮らせる世界へ行く」こと。

そのために、あのお方には「全食用児を人間の世界へ移動させて、それを最後に2世界間の行き来を不可能にする」ことを要求した。



約束のネバーランド 16巻 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



ごほうびは現状不明で、エマに対し「きみの――」というところまでしか明らかになっていない。

約束は既に結ばれたが、まだ履行は待ってもらっている状態だ。



ピーターたちの視点から見れば、この約束は致命的。

何故なら「農園を使い鬼の世界を支配する」という目的が根底から覆ってしまう。

食用児がいなくなってしまうため農園の運営は当然不可能。

もし飼育監が残り、その子孫を食用児にするとしても、機材などを人間の世界から持ち込むことができない。

更に行き来ができなくなるため、鬼の世界に手出しができなくなるか、あるいは逆に人間の世界へ戻れなくなり、本来の生活を失ってしまう。



などなど、ラートリー家が知れば、絶対に阻止しようとする内容なのは間違いない。

しかし……ここで問題になるのがあのお方との約束にまつわる、”3つのルール”だ。


4.3つのルール


ペンの情報や、イヴェルクの言葉によると、あのお方との約束にはルールがある。

それは以下の3つ。


約束のネバーランド 16巻 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか



a.あのお方との約束は上書きできない

b.あのお方との約束は破ることができない

c.”ごほうび”は絶対に断ることができない



というものだ。どこまでがルール違反なのか、破った際の罰則は何なのか、ということは明らかになっていない。



しかし、このルールが現在も有効なのであれば、ラートリーとしては打つ手がない。

何故なら、もう既にエマとあのお方の約束は結ばれた。”破ることができない”のだから、エマですら履行をやめることはできないのだ。

そして自分が約束することによって、上書きして防ぐこともできない。

なので、もしエマたちの結んだ約束を偽り無く聞き出すことができたとしても、彼らとしては止められない。

そんなとき、彼らはどんな行動に出るのか?ここについて考えていく。



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エマたちの”約束”に対して、ピーターやラートリー家はどう対処するのか?


それでは、エマたちが結んだ「全食用児が人間の世界へ。その後、2世界間は行き来が不可能になる」という約束に、ピーターはどうするのか?

3つのルールに則るならば、履行されてしまった時点でどうやっても覆らない。そのため未然に防ぐ事が必要となる。

であれば、できそうな行動は限られてくるので、いくつか妥当かどうかを検討していく。



1.世界を行き来する方法を新たに作る


約束によって制限されるのであれば、新たに移動する方法を考えればいいだろう、という説。

人間の世界の技術レベルは不明だが、世界を2つに分けるというのはあのお方にしかできなかったこと。

となると、その移動技術の再現は現実的ではない。

あのお方の力で行き来が制限されるとなると、さらに技術力が必要となるわけで、それは不可能と断言していいだろう。



2.ピーターが新たな約束を締結する


ピーター自身が昼と夜へ向かい、あのお方と新たな約束を結ぶという説。

ただしこれは、3つのルールの「約束は上書きできない」というものに抵触しうる。

少なくとも「世界の行き来を可能にする」「世界を新たに一つにする」といったことは難しい。

なので内容としては、「食用児の定義を変更する(=食用児を食用児ではなくすることで、移動を不可能にする)」くらいが関の山。

それすらも「定義の上書き」といえるわけで、エマたちの約束を防ぐことは出来ないだろう。



もし何かしら抜け道があったとして。

昼と夜へたどり着けるかということは全くの別問題だし、ピーターにも”ごほうび”が要求される。

あまりに課題の多い選択肢と言えるので、ちょっと現実的ではないだろう。



3.エマを殺す


じゃあ約束を結んだエマを殺してしまえば、約束はなかったことになるんじゃないの、という説。

しかしこれもやはり考えづらい。

なぜかと言えば、単純に1000年前のあのお方との約束は、ユリウスやイヴェルク(ごく最近だが)が死んだ今も続いている。

彼らが死のうと、世界は2つに分けられたまま。であれば、契約者の生死はあまり関係ない可能性が高い。


約束の内容自体も、エマだけに影響するものではない。

エマ本人が死のうと食用児は移動するだろうし、世界の行き来も不可能になるだろう。

この点はラートリー側からも予測がつくだろうし、基本的にはこれだけでは駄目だろう。



4.エマが渡す”ごほうび”を奪う


今のところ、最も現実的だと考えているのがこれ。

エマが渡さなければいけないという、”ごほうび”を奪い取る、提供できなくするということだ。


どういうことか?

あのお方との約束は、破ることも上書きすることもできない。

本人を殺そうと、未だ1000年前のもう1つの約束は続いている。

……しかし、それは”ごほうび”があったからだ、とは考えられないだろうか?


つまり、ユリウスが死のうと、イヴェルクが死のうと、”ごほうび”はずっとあのお方に提供され続けている。

ラートリー家は代々調停役を続けている。

イヴェルクは死んだが、とりあえず儀祭で今年分の肉は献上していた。今後も五摂家家臣団がこの儀祭という行事を続けていけば成立はしているだろう。

だからこそ、”約束”は”ごほうび”があるからこそ結ばれ、続いている……。そう判断できるのではないかと。



実際、3つのルールでは「ごほうびを断ってはいけない」とされている。

つまり、エマが約束を履行する前に、彼女が渡すべき”ごほうび”をあのお方に渡せなくすればよい。

そうすれば約束を結べなくなり、ピーターたちは農園システムを存続することが可能なのではないかと。

この”約束”や”ごほうび”、”3つのルール”に関しては、ラートリー家が調停役を続けている大きな理由の1つ。

だからこそ、ここを突くべきだと考える可能性は大いにあるだろう。



問題は、誰もエマの提供するべき”ごほうび”を知らないこと。

ただし、ユリウスの求められたごほうびから、「大切にしているもの、奪われたくないもの」に関わるものだ、ということはピーターたちから見てもある程度想像がつくだろう。

なので、エマの大切な家族などを片っ端から痛めつける、エマ自身をどうにかしてしまう(結局、彼女の命を奪うのが一番はやいかもしれない)などの行動を取ると考えている。



以下に結論をまとめた。



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結論


エマたちの結んだ”もう1つの約束”に対して、ピーターがどう対応するのかを考えた。

ラートリー家の目的は、農園システムを使って鬼の世界を支配すること。

そのために、最後の障害となるエマたちの”約束”に目をつけた。


もし、「全食用児を人間の世界へ移動させ、2世界の行き来を不可能にする」ことを知ったら、ピーターは全力で阻止するだろう。

食用児がいなくなるため農園は成り立たないし、そもそも鬼の世界へ手出しすることもできない。目的を達成できなくなってしまうからだ。


しかし、いざ防ごうにもそれは難しい。

3つのルールにより、約束は破れない。つまり、エマですら約束の履行を取りやめることはできないということ。

では自分も約束をして、逃げられないようにするか? いいや、これも上書きできないというルールに抵触する。

あのお方レベルの現象を再現することは難しいため、行き来する方法を開発することも出来ないだろう。


では、エマを殺してしまうか?

いいや、契約者が死のうとも1000年前の約束はまだ続いている。それで防ぐことは出来ないだろう。

――じゃあ、何故契約者が死んでも「世界が2つに分かれる」という約束は続いているのか?

それは、後継者が”ごほうび”を支払い続けている(か、その見込みがある)からではないか?


ということで、エマが要求された”ごほうび”を断つこと。それこそが、ピーターたちにできる妨害手段ではないだろうか。

詳細は彼らが掴むことはできないだろうが、エマ自身に吐かせるか、彼女の周囲の大切なものを傷つけることで何かしら掴むことは可能だろう。


というわけで、エマの要求されたごほうびを探り、それを壊すというのが約束のことを知ったピーターの取る行動じゃないかと考えている。


まあ、これは未だ詳細がわからない3つのルール次第ではある。

ので、今後そこについても考えていく予定。




おわりに


本日も22時より配信予定











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