最後の配信。
””内はいただいたコメント。
◆◆最終回のその後◆◆
結局何だったの?
【人間の世界・食用児】
食用児は受け入れられたし、普通に暮らしている→エマだけが”ごほうび”によって会えない状態
エマは、ナンバー消えていたし、記憶もなくなっている
→ごほうびは「きみのかぞく」。
家族との記憶、これからの縁も奪う(元の人格とは再会できてない)
記憶は取り戻すことがなかったけれど、会いたかった気がするし、一緒に暮らしたい、と思ったらしい
で、この先どうなるか?
→エマの記憶は戻るのか?
→つまり、ごほうびはナシにできるのか?
こう考えると、エマの記憶は戻る可能性がある
何故か? ごほうびに背いたことがある
・ラートリー家のごほうび→当主は調停役として、人間と鬼の平和を守る役割を与えられた
ジェイムズは完全に真逆のことをした
→食用児の脱走を誘発して、シェルターを作ってそこに匿った
ゴールディ・ポンドも作ってる→武装あるし、世界の行き来もできる
・イヴェルクがごほうび→その年に実った一番いい肉を、あのお方に捧げる(≒儀祭)
エマが脱獄した年の儀祭→グランマ・サラ(年とってて、いい肉かは疑問。GFとかは12歳が一番いい状態として出荷してる)
→その年はノーマンを確保できている(農園始まって以来の天才)のに、儀祭にささげていない
→ごほうびに背いているのでは?
つまり、可能性として、エマの記憶が戻る(ごほうびに抵抗できる)ことは起こりうるんじゃないの?
”ももぐ
ご褒美を突発する方法とかは自力で頑張ってね、ってことですかね”
【鬼の世界】
・農園は消えた
→食用児がいないし、レウウィスが「王族が邪血を隠して、農園によって市民を支配していた。これはよくない」
+邪血で人間食わなくていい!
→王都の鬼が賛成→全国の鬼に従わせる
・王はムジカ
→レウウィスがふさわしいって言ったから
王都の鬼しか賛成していない
→それを全国の鬼が賛同していないうちに、取り決めて、農園で働く鬼さえ従わせていた
女王を否定する割に、女王と同じことをしてる
人間の肉という嗜好品を奪われている
邪血がフェイクだったらそのまま退化する
”ももぐ
逮捕された鬼は可哀想だし、まだ
ももぐ
邪血が貰えてない鬼は多分人間食べたいです
Lie SNM
気の毒です
ももぐ
貰う前に退化して「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」ってなりそう”
実際、人間を食べたい鬼はいる
→イザベラを殺した鬼はそうだった
”Lie SNM
鬼の世界には二度と干渉できないとしたら人間世界のテクノロジーが入ってこなくなって邪血の流通も滞りそうですよね
Lie SNM
車とかですね!
Lie SNM
鬼が作れるのかはわからないですし(笑)
ももぐ
あの指では……難しいそうな……”
”Lie SNM
いずれにしても鬼の世界は大混乱必至ですね”
”ももぐ
鬼の世界は問題山積みです。人間の歴史と同じく長い時間と沢山の犠牲の上で作っていくしかないです
Lie SNM
究極はそこなのかもしれませんね”
・長い時をかけて、邪血の効能を知ってもらう
・政治体制を市民鬼が参加できるように
・人間の肉に代わる嗜好品
◆◆残った謎◆◆
【ムジカのお守り】
→あなた達を守ってくれる、という言葉とともにくれたこの言葉を信じるなら、クヴィティダラで幻覚を見たのは別の要因で、何か他の機能があるのでは
→レイと再会できたのが、”お守り”としての機能
再会はできたけれど、代償から守ってくれたというには不完全(記憶が戻ってないから)
代償から守る力を持っているか?
→あのお方と一緒にいた竜の目と模様。似た性質を持っている可能性がある
不完全
→小さいペンダントだし、竜はあのお方に付き従ってる
→あのお方と肩を並べるほどの力ではないのでは
”ももぐ
持ってる人と、誰かと繋ぐって感じがします”
【ムジカ・邪血】
突然変異だけど、結局何故そんな特殊な体質になったのか?大前提、「そういう存在が勝手に生まれた」っていうのは、否定できない
が、都合がよすぎる
約束によって作られた存在?
→ムジカを人間を食べなくても、退化しない存在にしてほしい、とか。
彼女とともに生きる鬼も、同じようになってほしいとか。
代償として、彼女の傍にいられなかった、みたいなのは、ありえなくはない
”Lie SNM
私はは進化の過程上そうなった説で勝手に納得してます(笑)、どうしてもご都合主義になっちゃいますよね”
ていうか、何で血を飲んだらおなじになる、って発想になったんだ
→あー、鬼なら自然か。食べたら同じになれるかも、でも食べるのはちょっと……
→血を飲んでみよう! かな。
”Lie SNM
確かに、、、(笑)
ももぐ
怪我したムジカの傷をぺろ!とか……
Lie SNM
それはありえますね”
進化の過程でそうなった
→ムジカだけってのが違和感
でも、他にも邪血の鬼はいたんだけど、普通に人間を食べるから気付かなかった、みたいなのはあるかも
【あの御方】
時空を操ったり、願いを叶えたり、神のような能力を持つ
→が、宗教の形は変遷してる
クヴィティダラの竜の目(廃れる)
原初信仰(寺に竜の目のマークある。けど寂れるし、信仰は歪んだ)
儀祭(あのお方に最上物を捧げて祝う)
→ぐちゃぐちゃ
”ももぐ
あのお方はもう、人間のお肉食べられないし今後は誰か何を捧げるのか、何を食べるのか”
上の3つ、全部あのお方の力で、全部あのお方を崇拝してたのでは?
原初信仰も、神と呼ばれていたのはあのお方だけれども、教義を設定していたわけではない
→信仰の対象として、寺にご神体が飾られていたが、教義は「命を大事にしてほしい」という鬼が設定し、広めただけでは?
→クヴィティダラが廃れたのは、原初信仰や儀祭を広めたり、王族が権力を高めるために他の過去の宗教を貶めた
→つまり、あのお方はずっと崇拝されていた
時代によって広まり方、伝わり方、宗教が変わっていっただけでは?
”ももぐ
成程です、ストンと腑に落ちました……!”
◆◆さいごに◆◆
これで終わりです。今までありがとうございました。
”ももぐ
寂しくなります”
”ももぐ
毎週楽しかったです!”
こんにちは。
伏線が多いのにアシストに回りがちなレイ…小説での活躍を願い、まずレイの考察から失礼します。
○レイの誕生日
わざわざ農園がレイの誕生日のみ偽装したのは中々納得がいかなくて(^_^;)
・農園がママと子供の親子関係を隠したいなら、全ての子の母親にママになる可能性があるため、全員の誕生日を偽装するはず。
・もしイザベラだけ特例で隠したかったのなら、そもそもレイを違うプラントに入れれば良い事。レイが先にプラントに入れられていたのなら、別のプラントからママをスライドさせる位やったのでは。
・と言うか、イザベラは優秀で農園からも信用されていたと思うので、例え実子でも情に流される事はないと評価されてそう。実際脱獄の際、レイが焼身したと勘違いした彼女は「脳だけでも」なんて思った位ですし。
○ムジカ
人間を食べた事がないと言う事は、親が食べさせなかったと言う事。人型鬼の育児方法が人間と同じなら、離乳食の時点でそうだったはず。となると、もしかしたら記事に書かれてる様な事があったのかも。例えば、食料不足で野良になりかけたムジカの母親が、娘だけでもとあのお方に助けを求めたとか。それか偶々特殊体質だった孤児のムジカが、人間以外の物を食べて1人で生活していたのか。
○クヴヴィティダラ・あのお方
完結した今考えると、信仰の形を王族が変化させた説はしっくりきます。思い込みで世界を見ていたのかも…。鬼の性質やあのお方の言葉からも、形はあれど変化させるも縛られるも自由!と言う感じがします。
千年前の約束で、女王は権威集中のために様々なものを変化させたのかも。儀祭を作り(元々あったかは謎)自分が執り仕切り、クヴィティダラは禁制区域にでもして廃れさせたとか。だとしたら、ムジカが王になった事でクヴィティダラも復活するかもですね。
ただ初期のムジカ達のセリフからしても、原初信仰の神とあのお方は別物の様な気もします。あのお方は原初信仰の神としては、はっきりしすぎてると言うか。昼と夜や竜の方が神っぽい…。あのお方さえ神が創った存在なのかも?ただ、時空を操れるし神様的存在ではありますよね。
お寺に奉られている理由は色々考えられそう。神に近いから・竜といるから・昼と夜にいるから・あのお方も竜だからとか…?女王があのお方神格化のため作った可能性もあるかなと。
少なくとも鬼の神であっても、人間の信仰対象ではなさそう。なのに人間の願いも叶えてくれる謎…。人間との関係とは?あのお方が人間を創った?鬼と人間は1つだった?いやいや、争い絶えぬ人類平和の為作られた共通の敵が鬼?!と、考えるほど可能性が広がってしまいます(笑)
まだまだ考察したい事はありますが、最後までこれだと思える答えが今一掴めませんでした。単行本のオマケページで少し位ヒントが出てこないかなと楽しみにしてます。
また何かありましたらお邪魔させて頂くかもです。長い間、楽しい考察をありがとうございました!