ウィリアム・ミネルヴァは一体何者なのかを考察

ノーマンの策によって、無事脱獄は成功。

しかし、まだペンやモールス、

そしてウィリアム・ミネルヴァについては未回収。

今後に関わってくるのは間違いない。

ペンとモールスについては以前考察したので、

今回はウィリアム・ミネルヴァについて考えてみる。



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情報の確認


まずは彼に関する情報を整理して、そこからヒントを探る。


1.図書室に多くの本を寄贈している

2.蔵書票にモールス符号でメッセージを書いた

3.本部にいた人間が、W.Mというイニシャルの入ったペンを落とした




それぞれから、分かることを考えてみる。


1.図書室に多くの本を寄贈している


農園の図書室に、彼の蔵書票が貼ってある本がある。

ジャンルは絵本や冒険小説から、機械工学の専門書や神話の本など、

多岐にわたる。



レイ曰く、「ミネルヴァの本は図書室中にある。エマがもってきたのはほんの一部」とのこと。

これにより、ミネルヴァにはかなりの資産があることが察せられる。

レイの表現からすると、10冊そこら、というわけではないだろう。


2.蔵書票にモールス符号でメッセージを書いた


メッセージは、

RUN DOUBT DANGER TRUTH

HARVEST MONSTER FARM PROMISE

モールス符号のない、普通の円になっているもの
の9つが明らかになっている。

どれも、「農園の秘密を知らせ、逃げるように促す」ことが目的のメッセージとなっている。


ここから明らかになるのは、

・目的

・立場

・他プラントにも寄付している可能性が高い


この3つ。


◆◆目的◆◆

この行動から、目的としてはっきりしているのは、

「子供たちをプラントから逃がす」こと。


パターンとしては、

・子供たちの味方

・農園の敵


このどちらかかなと。


◇◇子供たちの味方◇◇

素直に、子供たちを助けたい、と願う人である可能性。


◇◇農園の敵◇◇

もう1つは、子供たちを助けるのが目的というわけではなく、

子供たちを逃がすことで、農園の信用や利益を落とすことが目的というパターン。


現状どちらの可能性も考えられる。


◆◆立場◆◆

そして、彼の立場もある程度特定できそう。

要素としては、

・ある程度信用されている

・直接プラントへ赴く事はできない


という2つ。


◇◇ある程度信用されている◇◇

まず、ミネルヴァは、農園側から信用されていることが分かる。

なぜなら、外から入ってくるものに関しては、

鬼に関する記述や、外からのメッセージなどがある可能性があるため、

信用できる筋からしか、物を取り寄せないはず。



そのため、多くの本を寄贈できているミネルヴァは、

農園側から信用されていると考えられる。


◇◇直接プラントへ赴く事はできない◇◇

そして、モールス符号というまどろっこしい手段で

メッセージを伝えていることから、

当然ながら、直接的に手助けすることは基本的に不可能と考えていいはず。


◆◆他プラントにも寄付している可能性が高い◆◆

子供たちを助けるのが目的であれば、

そもそも、メッセージに気づいてもらわなければいけない。

そのためには、より多くの子供の目に触れる必要があるわけで、

第3プラントだけでなく、他のプラントにも本を寄贈し、メッセージを送っている可能性が高い。

やはりかなりの資産をもっていそう。



例外としては、第3プラントに狙いの子供がいるというパターン。

しかしその場合、その子供だけを狙いすましたようなメッセージ

(例えばナンバーとか)を出すだろうから、今判明しているモールスだけでは判断できない。



3.本部にいた人間が、W.Mというイニシャルの入ったペンを落とした


そして、クローネが本部で目撃したという、「鬼と対等な人間」が、

W.Mのイニシャルが入ったペンを落としている。

今のところ、W.Mと略せる固有名詞は出てきていないため、

「ウィリアム・ミネルヴァ」を示している可能性が高い。

また、そのペンの軸には、

「B 06-32」という文字列も入っている。




その人間に対して、クローネは

「道具を外から持ってくる人間がいる」

「彼ら、奴らと対等だった」
と話していることからも、これまで判明した条件と合致する。

彼女の発言によると、他にも

おもちゃや家具、テスト機材を持ってきている可能性もある。

もちろん、彼ら、と言っていることから、

それら全てを、1人で持ってきてるわけではないだろうけど。



B06-32という文字列に関しても、逃げることを促すメッセージである可能性が高い。

落としたのは本部でだが、プラントへ行く予定のクローネが拾うように、

わざと落とした
のかなと。

そうでなければ、ずっとその人物がペンを持っていることになるわけで、

つまり、そのペンには大したメッセージがないことになる。





ここまでで分かった人物像


子供たちを農園から逃がすため、大量の本にメッセージを仕込んでいる。

ある程度農園から信用されていて、

本の他にも道具を農園に送っている可能性がある。

このことから、かなりの資産を持っていることが伺える。



ペンを落とした人物は本人、あるいは関連の深い人物で、

クローネ経由で、子供たちにペンのメッセージを伝えようとしたと考えられる。



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疑問点


と、ここまで分かっていることをまとめてみた。

しかしまあ、こんなのはちょっと考えれば誰でも分かることばかりなので、

今後は疑問点から考えてみる。

さっと思いついたのはこんなところ。


1.なぜもっと直接的な方法をとらないのか

2.子供たちが逃げたとして、ミネルヴァが生きている保証がない



それぞれ詳しく考えてみる。


1.なぜもっと直接的な方法をとらないのか


大量の本を寄贈していることから、

かなりの資産があることが伺えるが、それならなぜ、もっと直接的な方法をとらないのか。

例えば子供を生きたまま買い取ったり、農園の経営権を買ったりなど、

子供たちを助けるだけならなんとでもなる
かなと思う。



それに対し、本にモールス符号でのメッセージというのは、あまりに遠回りすぎる。

もちろん自分の身の回りにあるものでなんとか助けようと考えたのかもしれないが、

絵本から機械工学の専門書など、あまりに雑多なジャンルの本をあらかじめ持っていた、

というのは考えづらいかなと。



2.子供たちが逃げたとして、ミネルヴァが生きている保証がない



蔵書票にモールス符号という、

ともすれば一生気づかれずに終わってしまうような方法で伝えたことから、

かなり長期的な計画に見える。

そのリスクとして、子供たちが農園から逃げることに成功したとしても、

ウィリアム・ミネルヴァ自身が生き残っているかどうか、という疑問。




彼のメッセージを見て逃げ出したのなら、外の世界で頼れるのは彼だけ。

それなのに、彼がもし死んでいたなら、子供は頼れるものがなく、結局死んでしまう。

本末転倒だけど、それでいいのかと。



というわけで、これらの疑問点を解消できるような説を考えてみる。




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ウィリアム・ミネルヴァ集団説



ウィリアム・ミネルヴァは1人の人間ではなく、

業者、あるいは慈善団体や研究団体などの集団ではないか、という説。

この場合、上記の疑問点が解消される。



疑問点について



1.なぜもっと直接的な方法をとらないのか

これについては、2つのパターンがありそう。


・組織が一枚岩ではない

・途中で真実を知り、今更取引をやめられない



それぞれ詳しく考えてみる。



◆◆組織が一枚岩ではない◆◆


要するに、組織全体としては、農園の方針ややっていることに賛成しているが、

組織内の一部の人間はそれに反対していて、

子供たちを何とか救えないか、とできる範囲で助けようとした。



◆◆途中で真実を知り、今更取引をやめられない◆◆


農園のやっていることを知らずに取引をしていたが、途中で真実を知ったパターン。

今更取引をやめてしまうと、経営が立ち行かなくなる。

非人道的なことには手を貸せないが、社員のことも大切。

じゃあ、子供たちに自主的に逃げてもらおう、という筋もありそうかな。




2.子供たちが逃げたとして、ミネルヴァが生きている保証がない

これに関しては単純に、組織ならば1人いなくなろうがなんとなる。

普段通り協力していれば、とりあえず農園から切られることもないだろう。

もうメッセージは忍ばせてあるわけだし。



追加の論拠



資産

個人で、絵本から専門書といった、幅のあるジャンルの本を、

大量に所有することに違和感があった。

しかし、集団と考えるとそんなに違和感はないし、

業者であればむしろそういうものだと納得がいく。





集団であればどうなるか?



じゃあどうなるの、というところも考えてみる。

個人である場合に比べ、エマたちにとって都合がいいのは以下の点。


・エマたちを受け入れやすい(拠点があるだろうから)

・今でも機能している可能性が高い

・農園を出てからの保護がしやすい

・農園の子供全員を助けやすくなる



大体は、人手が多いことによる恩恵。

もしウィリアム・ミネルヴァが団体であれば、基本的にはエマたち的にありがたいはず。



まとめ


以上、ウィリアム・ミネルヴァについていろいろ考えてみた。


疑問点などを整理して思いついたのは、

ウィリアム・ミネルヴァは集団なんじゃないか?という説。

いくつかの疑問については、これである程度説明はつきそうかな。


人数が多ければ、とれる作戦も多いので楽しそう、というのが個人的な感想。



ちなみに、モールスやB06-32についてはこちらで考えてるので、

気になる方はぜひ。

ペンの「B 06-32」と蔵書票のモールス符号が何を示すのかについて考察






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