ウーゴ冒険記から分かることを検討・考察

吸血樹の地下から逃げるのに役立った、

ミネルヴァからの本、ウーゴ冒険記。

外の世界のことが書かれているということが分かったので、

更にそこから、何か分かることや考えられることはないかを、今回は考えてみる。



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情報の整理


まずは、ウーゴ冒険記について分かっていることをまとめて、

そこからヒントを探っていく。


書かれている情報


今書かれてるのが確定しているのは、以下の2つ。

1.外の脅威とその対策

2.敵を観察する描写


それぞれ詳しく見ていく。


1.外の脅威とその対策

主人公のウーゴと、キツネザルのマーヴィンの冒険の様子が描かれている。

アルヴァピネラの蛇が吸血樹だったということで、

農園の外の世界の脅威について、ファンタジー的に描かれている。



2.敵を観察する描写


レイいわく、「ウーゴも常に敵を観ていた」。

よく敵を観察しろ、鍵はそこにある、という、示唆的な内容となっている。



これらを総合すると、

ウーゴ冒険記は、農園から出る子供を手助けする目的で書かれた本

であることがほぼ間違いない。

外の世界のガイドブックであるという、エマたちの判断はそう間違ったものではなさそうだ。



本に関する情報


また、内容とは別に、ウーゴ冒険記について明らかになっている情報は、

以下の2つ。


1.蔵書票にPROMISEのモールス

2.2015年以前に発行されている


それぞれ詳しく見ていく。


1.蔵書票にPROMISE(約束)のモールス

まず1つは、約束というモールスが書かれた本であること。

この意味はまだ明らかになっていないため、後に、疑問点として考える。



2.2015年以前に発行されている

そしてもう1つは、この本が2015年以前に発行されていること。

これは、レイの持っていた、機械工学の本(2015年発行)が最も新しいことから判断できる。

すなわち、吸血樹などは、2015年よりも前から存在していたことになるし、

農園の子供へ向けた本だとするならば、

鬼や農園も、2015年以前から存在していたことになる。





まとめると、ウーゴ冒険記について、分かっていることから考えられるのは、

以下の2点。

1.ウーゴ冒険記は農園の子供たちの脱出を手助けするための本

2.2015年よりも前に、鬼や農園、吸血樹は存在した





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疑問点


続いて、明らかになっていないところから、何かヒントを得られないか?

というわけで、疑問に思ったことをいくつか挙げ、それについて考えてみる。

とりあえず思いついた疑問は以下の7点。


1.なぜファンタジー風に描写したか?(なぜそのまま書かないのか?)

2.なぜ書いたのか?

3.外の世界では出版されているか?

4.なぜ書けたのか?

5.書いたのは誰なのか?

6.なぜPROMISE(約束)のモールスがついているのか?

7.なぜハウスに置けたのか?



それぞれ回答を考えてみる。


1.なぜファンタジー風に描写したか?(なぜそのまま書かないのか?)


鬼の目を避け、子供たちに見せるため

あまりに直接的なものだと、鬼の目に止まってしまうからだと考えられる。

とはいえ、アルヴァピネラの蛇などは、吸血樹を知っていれば、分かってしまう。

そこについて、少し疑問が残るかな。




2.なぜ書いたのか?


吸血樹などの脅威を知らせ、対策を伝えるため。




3.外の世界では出版されているか?


→難しい所。どちらもありえる

かなり農園の子供たちに寄せた内容であるため、

世間には出ていない可能性もあるかなと。




4.なぜ書けたのか?


著者が実際に吸血樹と遭遇した、あるいは外の世界では一般的




5.書いたのは誰なのか?


不明。

コメントで教えていただいたが、

マーヴィン(MARVINE)がミネルヴァ(MINERVA)のアナグラムとなっている。

そのため、ミネルヴァが体験したことを、彼が書いている可能性も考えられる。



6.なぜPROMISE(約束)のモールスがついているのか?


不明。

今のところ、意味がわからない、ということが肝なのかもしれない。

つまり、モールスの意味がわからないこそ、中身を読む、ということなのかなと。


流れとしては、

子供がどれかモールスに気付き、農園は危険だ、メッセージというメッセージを受け取る

→他にもメッセージはないかと、ミネルヴァの本を探す

→意味がわからないモールスがある

→少しでもヒントを探ろうと、中身を読む

といった感じで。




7.なぜハウスに置けたのか?


検閲がなかった。あるいは、検閲を通ったから。

個人的には、ここが一番気になった。

検閲を通る可能性はほぼないと思うので、検閲がないと考えられる。



検閲をしているならば、ウーゴ冒険記が検閲を通る可能性はない。

外の世界を知られてしまえば、脱出後逃げられる可能性が高まってしまう。

気づかなかったパターンもあるかもしれないが、

アルヴァピネラの蛇は、吸血樹のことを知っている存在が読めば、

外の世界のことを書いていると分かるはずで、鬼が気づかないはずはないと思う。

他にも外の脅威について書かれているだろうから、なおさら。



検閲がないとすると、

他の本にも外の情報に関する、何らかのヒントが隠されている可能性がある。



ここで得られた情報は、

1.ミネルヴァが書いた可能性がある

2.PROMISEは中身を読ませるためのメッセージかもしれない

3.本は検閲されていない=他の本にも外の情報がある可能性が考えられる



こんなところだろうか。




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検閲されていないならば



ところで、上で得た情報の中で、1つ気になることがある。

本が検閲されていないのであれば、

なぜ他の本には一切鬼や吸血樹など、外のことについて書かれていないのか?



これについて考えられるのは、

外の人間が、吸血樹や鬼、農園などについて知らないから

ではないか、ということ。



もし知らないのであれば、

農園の近辺はそこからは入れない、あるいは認知されていない、

なんて可能性もあるのかなと。

事実、吸血樹の群生地や、人を食べる鬼のいる環境は、

およそ人の住める場所とは言い難いので、そこそこ説得力がありそう。



まとめ


ウーゴ冒険記から読み解ける情報について考えてみた。

まとめると、


・ウーゴ冒険記は農園の子供たちの脱出を手助けするための本である

・2015年よりも前に、鬼や農園、吸血樹は存在した

・ウーゴ冒険記はミネルヴァが書いた可能性がある

・PROMISEは中身を読ませるためのメッセージかもしれない

・本は検閲されていなさそう→他の本にも外の情報がある可能性が考えられる



この5つのことが分かった。


また、もし本の検閲がされていないなら、

外の世界の特異性について書かれた本が少ないため、

外の人間は鬼や吸血樹などのことを、知らない可能性がある。

その場合、農園近辺は、人間社会から隔離された地区なのかもしれない。今度詳しく考えてみる。



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