今回は単行本4巻についてまとめていく。
4巻まで読んだ人が謎や伏線について知ったり、
考察を楽しんでもらえたらと思う。
4巻をまだ読んでないならぜひこちらから。
→約束のネバーランド 4巻
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収録ストーリーとその時点での考察
収録話と、その話が連載された時点での考察をまとめていく。
26話:生きたい
→ノーマンの出荷・脱獄について考察してみた!
27話:死なせない
→レイがハウスの秘密に気づいた理由を考察してみた!
28話:潜伏①
→ノーマンの潜伏に、ママはどう対応するのか考察してみた!
29話:潜伏②
→ノーマンは死を選んで何をするのか?考察してみた!
30話:抵抗
→ノーマンのトランクの中身や、門の中で見たものを考察してみた!
31話:空虚
→エマとレイは本当に脱獄を諦めたのか?
32話:決行①
→レイは死んだのか?生きている可能性を考察してみた!
33話:決行②
→橋を渡り、大人や鬼から逃げ切る方法について考察してみた!
→イザベラはハウスの放火や脱走に、どう対応するのか考察してみた!
34話:決行③
→ノーマンの残した計画とは何か、いつから準備していたのかを考察してみた!
→フィルはなぜママのところにいたのかを考察してみた!
→イザベラがもっていた箱は何かを考察してみた!
→フィルの正体は何者なのか考察してみた!グランマのスパイ?
伏線・謎
この巻で登場した謎や伏線についてまとめていく。
ノーマンは死んだのか?「え」という驚きの意味
この巻の最大の謎である、ノーマンのその後。

約束のネバーランド 4巻より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
自らの死を受け入れて門へ向かった先での「え」というつぶやきから、
何かしら想定外の出来事が起きた可能性が非常に高い。
ノーマンが見たものとは
ノーマンが見たものとして考えられるのは以下の通り。
1.普通の鬼
まずは一度見たことあるような、普通の鬼。
これに関しては、想定の範囲内だろうから「え」というセリフは出てこない。
ただし、エマ達をかばうため、初見であるかのような反応をしたということもあるため、
可能性として完全に否定されるものではない。
2.初見の鬼・怪物
空を飛ぶ鬼など、特殊な怪物の存在を知り、脱獄計画が危ういと驚いた可能性。
しかし、もともと鬼のスペックは謎に包まれているため、
それを勝手に仮定して計画に組み込むかというと考えづらい。
更に、門の部屋という狭い空間で鬼のスペック・特徴は測れないため、
基本的には考えづらい。
3.人間・グランマ
出荷されたが生きていた人間や、あるいは農園の運営に関わる人間など。
現状、子供を産む・子供の世話をするのはプラントの女性であることが分かっているが、
男性側の扱いや遺伝子がどうなっているのか不明である。
そのため、優秀な遺伝子を残すため、
あるいは運営に関わるための勧誘という可能性は十分考えられる。
4.誰もいなかった
そして最後に、部屋に誰もおらず、監禁されたというパターン。
ノーマンをハウスから隔離することによって、脱走計画を邪魔する偽装出荷。
満期まで時間を稼げるので、一石二鳥の手。
ノーマンは生きているのか?
当時の考察はこちら。
→ノーマンのトランクの中身や、門の中で見たものを考察してみた!
フィルは何故ハウスに残されていたのか?
「全員で逃げる」という計画であるはずなのに、
フィルは一体何故エマたちのもとではなく、イザベラのところにいるのか。
そして、彼がいないにも関わらず、何故「全員揃った」のか。
これについてはこちらで考えている。
→フィルはなぜママのところにいたのかを考察してみた!
イザベラの持っていた箱は何か?
イザベラが持っている箱についても今のところ言及はない。
可能性としては
1.本部への通信手段
2.周囲のプラントへの警報を鳴らす
3.塀や橋への連絡手段を絶つためのものが入っている
といった用途が考えられる。
いずれにしろ、エマたちへの妨害手段である可能性が非常に高い。
→イザベラがもっていた箱は何かを考察してみた!
どう逃げるのか?
そして、エマたちは完全に逃げ切れたわけではない。
塀を上り、イザベラの追尾や鬼の監視を逃れて橋を渡りきる必要がある。
エマたちは橋の実態や警備状況を把握していないのに対し、
イザベラは子どもたちの行く場所が分かっている。
この状態で逃げ切るための策としては、以下の方法が考えられる。
1.火炎瓶で妨害する
まずはレイの用意した火炎瓶を使用して、
イザベラの追尾と鬼の監視を両方誤魔化すという方法。
本部など、捨て置けない場所に火炎瓶を投げ込むことで、警備を薄くすることができうる。
しかし、イザベラを火炎瓶で振り切ることは難しいだろう。
ここでフルスコアを逃してしまえば大きな失態である以上、
多少のやけど程度では止まるとは考えづらい。
2.橋を落とす
橋を落とすことによって、追尾を振り切るという方法。
しかし、これは不確定要素が多い。
ノーマンが下見に行った際、橋が描かれているが、
火炎瓶などで破壊できるほど脆い構造ではないだろう。
また、破壊できなかった場合のリスクが大きく、考えづらい。
3.別のルートで移動する
そして最後に、橋以外の道で移動するという方法。
しかし橋以外の道は基本的にない。
塀の外側は崖のため、崖を越える必要があるが、ハウス内のもので飛び越える必要がある。
ハウスでは空を飛べるようなものは当然ないだろうし、
もしあったとしても不安を拭うことはできないだろう。
全員無事に逃げられるとは考えづらい。
こちらでも詳しく考えている。
→橋を渡り、大人や鬼から逃げ切る方法について考察してみた!
カバー下やおまけ漫画についての考察など
カバー下のイラストやおまけ漫画について、
考えられることをまとめていく。
カバー下
リトルバーニーやおもちゃ、楽器など、
出荷された子供の遺品がハウスとともに描かれている。
目立って不審なもの・人間の文化などについて分かりそうなものなどは描かれていない。
そのため、特に語ることはない。
オマケページ:GFハウス小道具集
ハウスにある物品が紹介されている。
特に気になるのは井戸。
井戸の紹介文では、「裏庭のひみつ」と書かれている。
作中では現状目立った描写はなく、「ひみつ」となりえる要素はない。
また、鬼や農園のシステムについて関わるものがあるとも考えづらい。
井戸が用意されているとなると、子供も普段使う事が多いわけで、
秘密がバレるようなものをわざわざ用意するわけがないからだ。
他の巻についてのまとめ
単行本1巻収録のストーリー・カバー下などの解説・伏線・謎・考察まとめ
単行本2巻の謎や伏線まとめ!カバー下や番外編漫画は?
単行本3巻収録のストーリー・カバー下などの解説・伏線・謎・考察まとめ
はじめまして。
ハウスの子供の人数って作中で紹介されてる人数と一致しますか?
①一話の最初に38人兄弟と言っている。
②コニーが出荷される。(計37人)
③キャロルが補充される。(計38人)
④エマが発信器を探すときに1~2歳は9人と言ってる。
⑤ノーマンが出荷される。(計37人)
⑥15人で脱獄する。(12歳一人11歳一人10歳二人9歳二人7歳二人6歳一人5歳六人)
これ以外に子供の人数変わるところってありませんでしたよね?
二か月に一度出荷と補充が行われるので、各年齢六人(6歳以降は出荷に応じて)になります。
ここで、④より1歳は3人であると考えられます。ノーマン出荷時の人数を考えてみると、
1歳ー3人
2歳ー6人
3歳ー6人
4歳ー6人
5歳ー6人
6歳ー1人
7歳ー2人
8歳ー0人
9歳ー2人
10歳ー2人
11歳ー1人
12歳ー1人
計ー36人
となるため、①と矛盾するんですよ。
それについて考察されている方がまだいらっしゃらない様なので、もしよければ検討お願いします。ただの作者のミスの可能性もありますが。。。ここまで徹底して絵にも伏線が混ぜられているのでもしかしたら伏線の可能性もあるかと思いますので!
もしくは私のミスで数え間違いなどでしたら教えていただきたいです。。。!
>なつみかんさん
初めまして。コメントありがとうございます!
◆◆人数◆◆
今まで全然疑問に思ってなくて、
コメントをいただいてから、「あれ、おかしくね?」ってなりました。
が、読み返してみたところ解決したっぽいのでお伝えしますね。
気づいたのは、6話のノーマンの発言です。
キャロルとクローネがやってきたときに、
「3歳以下が16人……」と言っています。
ここから、1~2歳は9人のため、
3歳は7人であると考えられます。
ですので、ノーマン出荷後は、
1歳→3人
2歳→6人
3歳→7人
4歳→6人
5歳→6人
6歳→1人
7歳→2人
8歳→0人
9歳→2人
10歳→2人
11歳→2人
という状態であると考えられます。
これなら計37人で、矛盾が解消されます。
ただ、もう7人目の3歳が2巻のリストに載っていないのが気になりますね。
ページの枠は余ってるので、意図的に伏せられているのかもしれません。
この7人目の3歳について、探して考えてみようと思います。
ほんとだ!!
なんでその年は7人入荷されたんでしょうね。。。
読んでて見つけた一覧にいない子のうち特徴のある子は、
坊主の子・鼻がでかい子
くらいですかね~
普通に1~2歳かなとも思いましたが鬼ごっこ参加してるので十分に走れるってことはもうちょい上かな?とも感じました。
まあ二人いるのでわかんないですw
お返事ありがとうございました( *´艸`)
>なつみかんさん
◆◆7人入荷◆◆
その年は出荷が多かった、ってことでしょうか。
定期出荷以外にイレギュラーがあった、ってことなのかもしれません。
◆◆坊主の子、鼻がでかい子◆◆
坊主の子は確認できましたが、
鼻の大きい子は見当たりませんでした……。
どこでしょう?
とりあえず、坊主の子は鬼ごっこに参加してましたから、
3歳の可能性が高そうですね。
お返事遅くなって申し訳ありません。
鼻のでかい子は、一巻119P<6歳未満>のセリフ下にいます!フィルと同じくらいに見えますね~
二巻44Pで鬼に食べられそうになっているところでは人形を持っています。これはちっちゃい子なのかな~とも感じられます。
また、同巻24Pでレイがトーマに話しているコマで歩く練習をしてる様にも見えますのでもしかしたら3歳未満かもしれないです。
ところでエマやレイたちは人形はもらっていないんでしょうかね~?
◆◆鼻のでかい子◆◆
確認できました!ありがとうございます。
たしかに歩く練習をしていますね。
おっしゃるとおり、3歳未満の子である可能性が高そうですね。
◆◆人形◆◆
どうなんでしょう。
描写されないってことはもらってない可能性が高そうに感じます。
もらっているなら、11歳になっても大切にしていそうかなと。
鼻でかの子は3歳未満ぽいですね。
公開されてないキャラも全員設定が決まってるようでほんとに何度読んでも楽しめます(^^)
単行本の読者サービスによるとアリシアは人形もらってるみたいでしたよね。
あとキャロルたち赤ちゃんもお人形は一人一つ持ってるみたいですね。
出荷間近の子と赤ちゃんだけがもらってるのかなとも思いましたがその場合赤ちゃんの人形はどのタイミングで手放し、その後どうしてるのかも気になりますね。
ドンとギルダが入ったママの通信部屋からの考察では出荷時全員何かしらのおもちゃをもらってるみたいでしたね。
コニーのお人形のリトルバーニーはママの手作りだと言っていましたがほかの兄弟たちが置いていったおもちゃが明らかにママが手作りできないものが多かったのもちょっと気になりました。レイのご褒美同様に外部からもらってるのかあ~とか。。。
そもそも食用児に誕生日プレゼントまで用意するってすごい出費ですよね。さすが高級農園。
◆◆子供◆◆
描写が細かくて、見逃せませんよね。
いずれハウスに残された子供たちに出番がくるかもですし。
◆◆人形・プレゼント◆◆
1話の「みんな起きてー」のコマを見るに、
けっこう人形やらおもちゃやらをベッドに飾ってる子供が多いですね。
なので、手放してるわけではなくて、飾ってるけど描写されていない、みたいな感じかなと思います。
おもちゃに関しては、外部からもらってる、っていうのが有力ですよね。
好きなものを与えればいい反応を得られるだろうし、
質がよくなることはあっても悪くはならないので、農園側としては素直に得なんでしょうね。
それに型落ちならそんなに出費ではなさそうですし。