ジャンプが明日発売ということで、
書ききれなかった考察について、
いくつかまとめていく。
シェルター男の仲間が死んだのは森?

週刊少年ジャンプ 2017年40号
約束のネバーランド 53話 B06-32③より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
53話での回想
(男が森でナイフもって立ってる)や、

週刊少年ジャンプ 2017年44号
約束のネバーランド 57話 取り引き②より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
今回のシェルター男の思考から、
男の仲間が襲われたのは、森の中と考えられる。
となると、
男たちを襲ったのが「密猟者」ならば、
密猟者は森にいる、という可能性もありそうかなと。
しかし、農園でもない限り、森に人間はいないだろう。
なので、密猟者というのは、
「人間を密猟している」というわけではない可能性が出てきた。
例えば、森の中の植物や動物、
あるいは野生の鬼などを密漁している、など。
緊急破壊装置
なぜ壊れてたのか、理由を考えてみた。
考えられるのは以下の3パターン。
1.仲間を失う前に、男たちが壊した
男が、仲間と一緒にシェルターに到達した時に、
彼やその仲間が壊したというパターン。
理由としては、年少の子供が、
誤って押してしまうことを防ぐため。
しかし、これは考えづらそう。
資料室の奥に隠してあったということで、
年少の子供は見つけられないだろう。
2.仲間を失った後、男が壊した
シナモンさんからいただいたご意見。
死んだ仲間の人格が押してしまったり、
錯乱して自分が押してしまう、
というのを避けるため、自ら配線を切った、という説。
現状否定する要素は特になくて、有力そう。
3.男が来た頃には、既に壊れていた
一応考えてみる。
パターンとしては以下の2通り。
a.経年劣化
ないとはいえない。
b.男よりも前にいた人間が切った
いたとしても、
基本的に切る理由はないかな。
というわけで、壊れていた理由としては、
男の仲間が死んだ後に、
錯乱して押すことがないように壊した、
というのが有力そうかなと。
男の生きる目的
シナモンさんからいただいたコメントで気づいた。
男は13年何を目的に生きてきたのか、という疑問。
今のところ考えられているのは、
シナモンさんがおっしゃっていた、以下の3パターン。
1.仲間の人格・幻覚を死なせないため生きている
仲間が自分の中で生きているから、
死ぬわけにはいかない、という説。
お茶会が、「仲間と話すため」である可能性が高く、
男にとって重要である、と考えられる現状では、
けっこう有力そうである。
2.仲間が外で生きていると信じている
誰かが生きていて、戻ってくる可能性を考えている。
そのために、男はシェルターを守っている、という説。
これはちょっと考えづらそう。
仮に、男の仲間が、外で密猟者から逃げていたとしても、
かなり長い期間、鬼の世界にいることになる。
となると、無事である可能性はかなり低い。
3.長期的な計画がある
密猟者やGB農園の鬼などに復讐するなどの、
長期的な計画をたてている、という説。
動機は十分だが、ちょっと考えづらい。
というのも、1人で復讐をするとなると、
けっこう大掛かりな準備が必要となる。
しかし、今のところシェルター内にそういったものはなさそうだし、
エマたちが見つけた様子もないので。
というわけで、
仲間の人格を守るために、
今まで生きてきた、というのが有力。
ただ、まだいろいろありそうで、考え甲斐があるテーマかなと。
言語・数字
シナモンさんからいただいたコメントより。
鬼と人間の世界が別れたのは1000年前なのに、
11世紀以降に確立された、アラビア数字や英語が、
鬼の世界で使われているのか、という疑問。
たしかに謎である。
パッと見では、英語や数字が確立してから、
鬼の世界が人間の文化を取り入れた、というのがシンプル。
しかし、その頃に急に言語などを取り入れたのは、
ちょっと説得力に欠ける。
約束を交わした時点で、コミュニケーションはとれているし。
まあ、英語やアラビア数字が便利で、
農園運営がより効率的になるので、
鬼の世界に伝えられた、というのはないとは言えないかなと思う。
これについても、まだまだ深く考えられそう。
いずれ詳しく考察して、書いてみようと思う。
生放送お疲れ様でした。今日もいろいろな考察面白かったです。
やはり今週の『役ネバ』は、最後の武器庫のインパクトが強かったですね。
おじさんに付けられた子供たちのあだ名も気になるところですが(笑)
ところでこのシェルター、初めから「高級農園から逃げてきた食幼児用のシェルター」として作られたんでしょうか?
例えば世界大戦中などに、他国といっしょに「鬼の世界」も滅ぼそうとした国が要塞として作ったということはないでしょうか。作る方法&道具を持ち込む方法はややこしくなりそうなので、とりあえずなんとかして立派なものが作れた、と。
武器は隠すつもりもなく、単に軍人さんたちが寝泊まりする場所の下に保管してあり、はしごで取りに行っていつでも使えるようになっていた。
ところが人間の世界で何か都合があって、流れが変わったためこの地下要塞をつかう必要がなくなってしまった。
ミネルヴァさんが子供を助けようと計画を進めたとき、ちょうど良い場所にこの地下設備があったので、買い取って住みやすいシェルターに改造した。
武器はもともとあったものをわざわざ運び出す訳にもいかないし、脱獄できる子供たちには使っていいかの判断はつくだろうから、ピアノで隠しておくくらいで十分と思ったんじゃないでしょうか。もし武器を見つけた子供たちがこれを自分たちが助かるために使おうとしたら、そのときは子供たちの判断に任せる。だけど武器はもともと逃げてくる子供たちのために用意されたものではなかったというのはいかがでしょう。
ピアノはカモフラージュでもあり、必需品でもあったのではないかと思います。
>シナモンさん
生放送見てくださってありがとうございました。
◆◆あだ名◆◆
豆が一番好きでした。
◆◆シェルター◆◆
僕も以前考えたときに、
約束以前からあったものを、アップデートした
という結論になりました。
というのも、約束を交わしてから、
こんな大掛かりなシェルター、作れないだろうなと。
詳しくはこちらを御覧ください。
◆◆武器◆◆
これももともとあったということですね。
ただやっぱり、約束以後にシェルターを作ることは、難しいと思うんですよね。
B06-32地点は鬼の世界なので、基本的に人間は入れないわけで。
入れたにしても、監視や検閲などは厳しいはずです。
となると、そこにあった武器は、
1000年前からあったことになるんですが、
ちょっと近代的すぎるのが気になります。
あれくらいの武器があるなら、鬼に勝てそうなものですし。
また、ピアノに隠しておくくらいで十分、
というのは、ちょっと曖昧な基準でもやもやします。
使っていいかの判断がつくのならば、
わざわざピアノの仕掛けを作ってまで隠す必要はないと感じます。