週刊少年ジャンプ 2017年45号
約束のネバーランド 58話 判断 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
シェルター内に隠されていた、
大量の武器がある部屋。
ここから、ミネルヴァの目的などが見えてきそうなので、
いろいろ考えてみた。
分かっていること
まずは、現在の描写で分かっていることについて、
簡単にまとめていく。
1.ピアノをいじると部屋へ入ることができる
2.様々な武器が用意されている
それぞれ詳しく見ていく。
1.ピアノをいじると部屋へ入ることができる

週刊少年ジャンプ 2017年45号
約束のネバーランド 58話 判断 より引用
(C)白井カイウ/出水ぽすか
シェルター男が、
ピアノの奥のギアを傘でいじることで、扉が開いた。
エマたちが驚いているので、
少し探しただけでは見つけられない、
隠された部屋と見ていいだろう。
2.様々な武器が用意されている
剣や斧、銃や盾など、様々な武器が用意されている。
特に銃は種類が豊富。
ハンドガンらしきものから、
大きすぎる機関銃のようなものまで。
◆◆所感◆◆
現状分かることと言えば、
武器庫が隠されていることと、
いろんな種類の武器があることくらい。
”安住”っていうくらいだから、
こういうものは用意されていないと思っていたけど、
かなり戦いに備えているな、という印象。
まあただ、やっぱりちょっと疑問点も多いかな。
というわけで、以下では疑問に感じた点について、
納得の行く答えを探っていく。
疑問点
続いて疑問点を解決していく。
今回気になったのは、以下の3点。
1.何のために用意されていた?
2.何故隠されていた?
3.武器を鬼の世界にどう持ち込んだ?
それぞれ詳しく考えていく。
1.何のために用意されていた?
まず、こんな大量の武器が、なぜ用意されていたのか。
ミネルヴァの目的などに、直接絡んできそうな疑問。
考えられるパターンは、以下の3パターン。
a.A08-63を目指すための武装として
まずは、直近の目標である、A08-63へ向かうための、
武装として用意されていた、という説。
結論としては、
A08-63のため、というのはありえるが、
これのためだけに用意されたとは考えづらい。
なぜなら、数がさすがに多すぎる。
これら全てがA08-63へ向かうためとは思えない。
更に、明らかに大きすぎる武器が多い。
持っていけないサイズのものは、
A08-63へ行くためのものではない。
もちろん、A08-63へ向かうための武器、
という側面はあるだろうが、
明らかにそれだけのために用意されたわけではない。
他にも目的があって用意されたものと考えられる。
b.シェルター近辺に来た襲撃者を迎撃するため
続いて、シェルターが襲われた際に、
防衛するために用意されたものという説。
ないとはいえないが、
やはりこれだけのためというのは考えづらい。
理由としては、防衛するにしては、
画像右のでかい銃が使いづらすぎる。
部外者は基本入ってこられないので、
外で待ち伏せられることになる。
が、そんな状態であのでかい銃を持ち出して使えるだろうか。
中へおびき寄せるにしても、1つあれば十分。
あれだけの量の銃(特にでかいやつ)を用意しておいて使えないというのは、違和感を感じる。
c.鬼と戦争するため
そして最後に、鬼に戦争を仕掛け、
その拠点として使うために用意したという説。
これはかなり有力そう。
というのも、ミネルヴァの目的、狙いが一番はっきりと見えるから。
100%善意でやってるわけじゃないだろうから、
このシェルターにも何か理由があるはず。
そこで、この戦争をするため、という説はしっくりくる。
まず、公式サイトのミネルヴァのメッセージより。
「人間の世を取り戻す」ことが、彼の目的。
となると、鬼を排除する、というのは素直な選択。
しかし、鬼の世界には人間は入ることができない。
ならば、鬼の世界にいる人間を保護する代わりに、
戦力としてカウントする、というのは自然かなと。
2.何故隠されていた?
続いて、何で隠されていたのかについて。
ついでに言うと、ピアノという気づきづらい場所に。
考えられるのは以下のパターン。
a.子供たちに使わせる気がなかった
まずは、元々シェルターにいるはずだった、
ミネルヴァなどが使う予定だった、という説。
が、これはちょっとなさそう。
あれだけの量があって、
全てをミネルヴァやその勢力だけが使う、というのは考えづらい。
あれを使うだけの人数がいたのなら、
今1人もいないというのも不自然だし。
b.仕掛けに気付けるかを試した
ピアノの仕掛けに気づけた子供だけ、
武器を使えばいいと、力量を試したという説。
これもちょっと微妙。
なぜなら、このシェルターに到着した時点で、
ある程度の頭脳は保証されている。
わざわざここで試す必要はない。
c.しばらく成長してから気付くように仕向けた
精神的に幼い状態で武器を手にすると危険だから、
しばらく見つからないように、と隠したという説。
ピアノの調律をしようと思う年頃になったら気付くように……と。
ただやっぱり、これにも穴がある。
素直に、ピアノ好きな子供なら、
ピアノをいじってもおかしくないわけで。
10年以上放置されることもあり得る環境だから、
来た頃には狂っていて、すぐに調律しよう、ってなる可能性も高い。
なので、ちょっと苦しい。
d.鬼との戦争が始まってから、敵勢力に武器が見つからないように
これは僕は思いつかなくて、
配信でホーマコさんからいただいたコメントで気がついた。
要は、鬼と戦った際のことを想定している、という説。
外でペンを持った人間がやられると、
このシェルターに侵入されてしまう。
その後、シェルターを制圧されてしまって、
更に武器までとられるとまずい。
そのために、鬼側からは気付けないようにするために、
ピアノの仕掛けを作って隠していると。
これはかなり有力そうに感じている。
というのも、上の、鬼と戦争するために武器を用意していたという、
有力な説と連動しているのがポイント高い。
3.武器を鬼の世界にどう持ち込んだ?
そして最後に、あんな武器をどうやって、
鬼の世界に持ち込んだのかという疑問について。
これについては2通り。
a.約束以前にシェルターが作られていて、そのときに持ち込んだ
約束以前にあったから、
そもそも持ち込むのにリスクはなかったよ、という説。
これはさすがに苦しい。
というのも、1000年前から、
あのレベルの武器があったとは考えづらい。
もしあったなら、鬼を倒すのは容易だろうし、
あの武器でダメなら、今使っても大したことがない。
b.部品を持ち込んで、シェルター内で組み立てた
素直に、部品だけ持ち込めば、
鬼には何なのか分からないだろうし、
後は中で組み立てればいいよね、という説。
無難。
少なくとも、1000年前からあったと考えるよりはマシ。
現状の結論
ミネルヴァは、鬼と戦争するために、
このシェルターと、武器を用意した。
武器は、部品だけ人間の世界から持ち込み、
シェルターの内部で組み立てた。
ピアノで隠したのは、いざ戦争が始まってから、
シェルターに侵入、制圧されるリスクを考えてのこと。
これが現状の結論かな。
けっこう論理的だと思う。
まとめ
というわけで、B06-32シェルターの武器庫について、
考えてみた。
ミネルヴァは鬼との戦争を狙っていそう、
というのが見えてきたかな。
今回は、配信でいろいろコメントをいただいたおかげで、
この考察がよりよいものになったと思う。感謝。
毎週ジャンプの発売日の22時にやっているので、
その週の話で気になることがあれば、
ぜひコメントをいただければと思う。
まるきです。今週も考察お疲れ様です。
「約束」のことですが、鬼側にいる子供(大人だと約束を知っているだろうからあくまで子供)が鬼のいない世界を作ろうと立ち上がれば約束を破ったことにはならないのではないでしょうか?つまり、約束を知らないし、人間からしてみれば鬼内部の監督不行届なわけであっていわゆる自滅と同じになるのでは?と思いました。B06-32にミネルヴァ側の人間がいなかったのは、「あくまで鬼側の子供が企てた」とする為かなと。
じゃあシェルターとか武器はどう説明するのか、ですが、こちらは知らぬ存ぜぬで押し通す(説明としては弱すぎる)か鬼側の大人にミネルヴァ側のスパイがいて犠牲になる(考えた中では1番ありそう)か、元々、鬼との戦争時からあった拠点でそのままだ(そんな時代に武器がこんなにもあったのかは最大の疑問)。
3つ一応考えられました。
考察の手助けになれば嬉しいです。
まるきでした。
初めまして、まるきさん。管理人さんより先に失礼してすみません。
「あくまで鬼側の子供が企てた」は思いつきもしませんでした。たしかに人間の世界と鬼の世界でかわされた約束を破ることにはならないですね。ありそうな気がします。
ところでこれら大量の銃器、シェルター内に持ち込むのは難しかったと思いますが、もし闇ルートがあれば、鬼の世界に持ち込むことは案外むずかしくなかったのでは?とも思います。鬼を倒すための武器ではなく、もともとは鬼に売るための武器だったとすると。二つの世界の間に公式な行き来がないなら、闇ルート間の検閲は緩そうな気がするので。
はじめまして、シナモンさん。
コメントみて、考えるヒントをいつももらってます。
鬼側に売る為の武器…なるほど、確かにそれなら合点がいきます。
そうすればあんなにもあって、なおかつでっかい銃器があったのも納得です。
「農園体制を崩したい(ソンジュらなど)派vs農園体制維持派」の戦いで前者が人間のルートから銃器を購入。
みたいな流れですかね?
そもそも鬼の世界に「お金」の概念があるか微妙なところですが…
ないのならなにと引き換えに銃器を手に入れたのか、また疑問が増えますね。
まるきさん、シナモンさん、コメントありがとうございます。
こうやって議論が活発になるのは、すごくうれしいです!
◆◆約束を知らない子供が、
鬼の世界を壊そうとしたなら、約束違反ではない◆◆
まるきさんの考察ですね。
なるほど、子供が勝手に立ち上がれば、
人間は約束を破ったわけではない、ということですね。
上手いこと誤魔化すことができれば、
ミネルヴァ側は無傷で鬼の世界の力を削ぐことができるので、
考える価値がありそうですね。
気になるのは、シェルターや武器の扱いでしょうか。
いくら自爆装置があるとはいえ、
あの規模の拠点を、子供たちが作れるとは思えません。
となると、ミネルヴァがいないにしろ、
子供たちが勝手にやった、という言い逃れは難しそうに見えちゃいますね。
でも、農園体制を崩したい鬼が用意した、
という言い訳は通るかも、と思いましたね。
◆◆その場合の武器◆◆
1.知らぬ存ぜぬで通す
まるきさんのおっしゃるとおり、ちょっと苦しそうです。
が、上に書いたように、
反農園派がやったんじゃないですか~?
ってしらばっくれるのはあるかもしれません。
2.鬼側のスパイ
ごめんなさい。ちょっと理解ができてないかもしれません。
鬼に加担するふりをしていたミネルヴァ側の人間(農園に協力した男など)が、
「自分が用意したものだ」とする、という解釈で考えてみます。
この場合、
「人間が鬼の世界を壊そうとした」という、
鬼側の言い分が通ってしまいそうだなと感じます。
「鬼のために用意したシェルターが、子供に占拠された」
こう主張するにしても、
鬼側へシェルターや武器の存在を隠していた、
子供たちが入っていたことを隠していた、と判断できてしまいます。
「約束違反にあたることを、黙認した」というのも、
十分に約束を破ったことになりそうです。
3.鬼との戦争時から拠点があった
これもやっぱり、約束以前から武器があった、
というのが考えづらそうです。
4.鬼へ売るという闇ルートを利用
シナモンさんの考察です。
この発想はなかったです!
たしかに、お互いにメリットがあるなら、
こういう武器や技術のやりとりはありそうですよね。
で、闇ルートへ流す偽装をして、
シェルターに持ち込んだ、というのは、
かなり有力そうに見えます。
◆◆鬼の世界のお金◆◆
鬼の世界にお金はあると考えています。
というのも、1話で農園の鬼が、
「金持ち向けの高級品」という発言をしています。
更に、ソンジュも「”安価”量産型の農園」
という表現をしていることからも、
鬼の世界に貨幣は存在するんじゃないかなと思います。
複数の方に一斉に返信は初なので、
ちょっとごちゃっとしてしまいました。すみません。
重要そうなところをまとめると、
・鬼の世界にいる子供が、
人間側と関わっていないように見せて、
鬼に攻撃できれば約束違反とはならない可能性が高い
(鬼側が管理しないのが悪い、となりそう)。
・その場合、シェルターや武器をどう誤魔化すか?
→シェルターは、反農園派の鬼が用意した、と誤魔化せるかも、
というアイデアが出た。
→武器は、鬼が買う闇ルートが存在すれば、
検閲はゆるいかもしれない。
それを利用して、シェルターまで運び込んだ、
という説は有力そう。
といった感じでしょうか。
やっぱり、議論すると考察が進むな~と感じています。
これからも、何か気づいたことがあれば、
コメントいただければと思います。よろしくお願いします。
度々すいません。
色々考えてみて疑問に思ったこと、書きたいと思います。
①そもそもシェルターは鬼にばれるのか?
これはエマなど子供が立ち上がった時の話です。
ペンがないと開かないわけで、鬼にばれる可能性はペンを奪われ暗号を解読されないと開けられませんよね、本も必要ですし。
武器は戦うにあたってばれるのは必然ですけどね。
②そういえば、シスターも約束については知らなかったぽくない?
ふと、思いました。いや、知ってても心臓のチップみたいなので敷地から出れないんでしたよね。
それにシスターはママの座が欲しかったから元々知ろうともしなかっただろうし、人間に仲間がいるなんてわざわざ鬼は言わないと考えられます。
③そろそろママとフィルの物語も読みたい。
読みたいです、知りたいんです。エマ達が脱獄してから、彼らはどうなったのか。
本編が完結したらでますかね…
もしかしたら本編で語られるのかもしれませんしね。
以上3つでした。
考えるに値しないのかもしれませんが…
まるきでした。
>まるきさん
いつもコメントありがとうございます。
◆◆シェルターがバレるか?◆◆
どのレベルの抵抗をするのか
(GF農園だけで終わるのか、鬼の世界を滅ぼすのか)
はまだ分からないので、微妙なところですね。
ただ、ないとはいえない、と考えています。
作戦を察知されて尾行、力づくで侵入されたり、
外に出た子供が捕らえられて拷問され、拠点を吐かされペンや本を奪われたり、
みたいなことはありえそうなので。
◆◆シスターは約束について知らない?◆◆
あ、これについては考えたことなかったです。
言われてみればたしかに。
ちょっと読み返した感じ、
約束についてはあまり知らないと考えられます。
イザベラもクローネも
読めない字の、ボスっぽいやつについては知っているようですが、
せいぜい最上物を捧げる先、くらいかなと。
おっしゃるとおり、鬼がわざわざ希望を与えるようなことはしないでしょうし。
チップがあるとはいえ、
外の人間と繋がっちゃうと、農園内に敵を抱えることになりますから。
◆◆イザベラとフィル◆◆
どうなったのか気になりますよね。
単行本のおまけとかに、いずれ描かれることを期待しています。
結構前ですが、イザベラの処遇について考察した記事があります。
もしよければ、こちらも見てみてください。
武器が隠されていた理由ですが、仲間割れを防ぐためじゃないですか?
あんなに武器があれば食料やシェルターの設備を巡って争いが起こりそうですし。
閉鎖空間にいて気が狂って殺し合いを始める可能性もあります。
男がエマとレイだけ武器庫に連れていったのはこの二人は賢いってことに気づいて、仲間割れなんてものは起こさないと思ったからかなとも思いました。
>Keyさん
いつもコメントありがとうございます。
◆◆仲間割れを防ぐ◆◆
なるほど、
いざというときの備えとして用意はしておくが、
殺し合いが起きないように、隠しておいたということですね。
シンプルで見落としていました。
あり得ると思います。
ただ、ちょっと違和感を感じます。
というのも、
あのピアノの仕掛けを見つけたからと言って、
その見つけた集団が仲間割れをしない、とは限らない。
それどころか、
誰か1人が武器庫を見つけると、
他の人間を一方的に武器で脅す、みたいなことができちゃうかなと。
そういうことを防いで、
いざというときだけ使えるようにする。
これが目的なら、ピアノのように、簡単に好きな時にとれるようにするよりも、
重要なときだけとれるようにする、というのが自然に感じます。
こんにちは。管理人さん、まるきさん。
はじめまして、keyさん。
みなさんの考察、とても面白いです。
イザベラとフィルの方のその後も気になりますよね。
ところで、本編からずれてしまいますが、どうしても気になることがあって、みなさんのご意見を伺いたいのですが・・・みなさん、単行本もお持ちですか?
4巻の26話の次ページおまけ絵「GFハウス小道具集」に載っている「地球儀」の地形についてなんですけれど、大陸の位置が現実のものとは違っていますよね?本編5話の最初にも地球儀が出てきますが、回っているので、地形が見えにくくなっています。同じく本編5話の最初のページに2010年の世界地図が載っていますが、ヨーロッパ&アフリカを中心とすると現実のものと同じように見えますが、セリフや手の下になって見えない部分もあります。
ポスカ先生が、おまけ絵の地球儀を厳密に描いてないだけだと想いますか?
それともこちらを向いている部分(オセアニアがないけれど太平洋側?)に何か意味があるということで、意図的に描いていると思いますか?
地球儀に添えてある「一体”ここ”はどこだろう?」の答えは「鬼の世界」だと思うのですが・・・
>シナモンさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
◆◆地球儀◆◆
ああ、気付きませんでした。
おまけ絵とはいえ、何か意味があるはず、と思っちゃいますね。
2010年の世界地図ですが、2巻187ページ(16話)で、
手などで隠れていないところを確認できます。
それを見る感じ、地図自体は現実と差はなさそうです。
となると、地図との差があると子供たちは何か疑うでしょうから、
地球儀も現実と同じ、という可能性が高そうです。
ただ、地図と地球儀の時代が違う、みたいなことはあるかも。
2巻、確認しました。すっきりしました。
ありがとうございます!
ライブ配信お疲れ様でした。いろいろな考察、楽しかったです。
同人誌の企画も今からワクワク楽しみにしています。リクエストも考えてみたいなと思います。
ところで、あの「ペッパーボックスピストル」のようなもの、形ではなく使用目的の方から二つ考えてみました。
1、逃げるために使うものー例えば煙幕のような働きをする何か
武器を選びながら二人は、ソンジュに言われた「生き延びるには」「逃げること」「しかし一番は”見つからないこと”」を思い出して、その後レイは「もし見つかってしまったら・・・」とソンジュに助けられる直前のことを回想しています。あの時ソンジュは煙幕を使ってレイを助けてくれたので、何か似たような作用があるものがあれば便利かな・・・と
2、おじさんを死なせない為のものー解毒剤or治療に使える何か?
おじさんが「俺は生きる」的なことを繰り返し言っているのは希死念慮の裏返しのような気もします。エマたちの犠牲になろうとまでは考えていないと思いますが・・・6年間自殺を計画していたレイなら、寝首をかかれたり人格が変わって暴れだすのと同じくらいおじさんが命を粗末にすることを恐れているかもと思います。
どちらも銃の形をしている理由と結びつきませんが、いかがでしょうか?
>シナモンさん
いつもコメントありがとうございます。
生放送見ていただいて、嬉しいです。
同人誌も、頑張って面白いものを作ろうと思うので、
楽しみにしていていただければ、と思います!
◆◆煙幕◆◆
なるほど、レイ一番重要だと考えている、
「逃げる」のに有用だと判断したんじゃないか。
だから、煙幕みたいなものじゃないか、という流れですね。
煙幕みたいなものは考えてみたんですが、
この思考の流れは思い至りませんでした。
かなりありそうで、勉強になります。
ただ、おっしゃるとおり、銃の形である必要が無いんですよね。
発煙弾のようなものの方が性能がいいでしょうし、
銃口が4つの意味もあんまりなさそうなので、考えづらそうです。
◆◆解毒剤◆◆
なるほど、男の深層心理と、
レイの心境をふまえて、という考え方ですね。
これも僕にはあまりなかった視点なので、参考になります。
男が命を粗末にしないにしても、
ガイド役が途中で死んでしまう、というのは、
2人にとってマイナスですよね。
なので、助けられるようにしておく、というのは自然そうです。
ただ、「品質によっちゃ使える」とレイが発言しているのが気になります。
薬にしろ解毒剤にしろ、何に効くか分からないってことでしょうし、
試すわけにもいかないでしょうから。
あと、薬、解毒剤は、武器庫に入れるよりも、
医務室、救急箱みたいに、まとめるのが自然そうかな、と思います。